2021/11/20 更新 自己分析

就活は企業の段階的評価次第!一つずつクリアするべし!

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就活はあなたにとって自分が新卒で働く会社を探す活動です。また、企業側にとっては、自社で活躍できる人材を探す活動となります。この中でお互い相思相愛となれば、内定承諾し晴れて入社になります。さて、あなたは何社ぐらいをリサーチして選考を進めるでしょうか?あなた自身にもキャパシティーがあるので、多いといっても数え切れる社数に収まるのではないでしょうか。それでは企業は何名の学生から内定者を探すでしょうか?これも企業規模にもよりますが、大手企業には3万名程度のプレエントリーが集まることもざらです。企業側は3万名の中から内定者を選ぶこともあるのです。

つまり、あなたは何千、何万人もいるライバル就活生の中から内定者に選ばれる必要があるのです。それでは、企業側はどのように内定者を選んでいくのでしょうか?語弊があるかもしれませんが、その過程についてレストラン探しを例にして簡単に説明したいと思います。さて、あなたは今度おいしいものを食べに行こうと友人と話しています。その際、初めて行くレストランをどのようにして決めるでしょうか?実はレストラン探しの過程と企業側の内定者選考が非常に似ているのです。

■レストラン探しと企業側目線での内定者選考過程
① ジャンル選び → 新卒採用や中途採用
② お店評価確認 → 採用担当による大学名、適性検査、ES等での初期選考合否出し
③ 店予約〜訪問 → 面接日程調整〜面接当日
④ メニュー選び → 面接官による履歴書、適性検査、ES等の情報確認
⑤ 料理の配膳  → 面接の開始(入室ORオンライン面接開始)
⑥ 見た目確認  → 服装、身だしなみ、表情、
⑦ 匂い確認   → 雰囲気、話し方、ビジネスマナー
⑧ 味確認    → 面接官からの質問への回答
⑨ リピート有無判断 → 面接合否
⑩ リピーター化   → 内定

何が似ているかというと、①から⑨にかけて、上から一つでも外れたら選ばれることはないということです。最初のポイントは②のお店評価確認です。ここで一定基準を超えていないと、レストランに行こうとも思いません。企業側の初期選考も同じ流れです。正直、学歴フィルターはあります。また、適性検査(学力検査含む)での数値結果で合格基準に満たない場合は不合格となります。適性検査で合格したとしても、ES内容を読み込み、さらに合否を決めていく企業も多くあります。適性検査やESについては努力すれば改善できるため、確実に対策することが肝心です。まずは、企業の初期選考に合格しないことには先に進めません。このように段階的に評価されている意識を持ってください。どこか一つ落としてもいけません。確実に着実に選考を進めていきましょう。

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文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム