2024/2/7 更新 面接対策

面接での数字アピールは言葉よりも明確!

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この記事のまとめ

・就活の面接では数値情報を活用し、具体的かつ客観的な自己PRを行うことが重要。
・数値は相手にとって分かりやすく、比較が容易であり、興味を引く効果がある。
・具体的な数字を伝えることで、次の面接官にも評価されやすくなる。

例)
・アルバイトでやっていたテレアポで、30人いる中、受注数で1位を取ることができた。
・サークル活動で30人の大会運営をまとめ、県大会で3位という過去最高の結果を出すことができた。

上記のように、達成した成果など、数値を含めた具体的なエピソードを用意しましょう。
 

就職面接では、さまざまな立場の面接官と接することがあります。採用担当者や現場社員、管理職、役員など、それぞれが異なる視点で応募者を評価します。しかし、彼らの専門は面接官ではなく、一般的に学生との接点も限られています。そのため、学生が経験したサークル活動やアルバイト、部活動などを面接官が十分に理解するのは難しいと言わざるを得ません。

このような背景から、面接で自己PRを行う際に最も重要なのが数値情報の活用です。現代のビジネスシーンでは、数字は言葉よりも明確で客観的な情報を提供します。具体的な数値を挙げることで、抽象的な話を具体化し、相手に分かりやすく伝えることが可能です。
例えば、自分のリーダーシップを証明するために、サークルでのプロジェクトで達成した成果や、昨年度の売上比較などを数値として提示することで、自己アピールがより具体的になります。

数値の情報が有効な理由

数値情報が有効な理由の一つは、その客観性と比較のしやすさにあります。数字は客観的な評価基準を提供し、相手が容易に理解しやすくします。

例えば、
サークル活動で「優勝した」と伝えるよりも、 「10チーム中5回優勝し、昨年度と比較して20%の成長を達成した」 と具体的な数値を交えることで、成果や進歩がより明確に伝わります。

また、数値情報は追加の質問を引き出す効果もあります。面接官が数字に興味を持ち、それに関連する詳細を知りたいと思う場合、質問やディスカッションが深まる可能性が高くなります。この点でも、数値情報の適切な使用は面接を有利に進める重要なポイントです。

さらに、数値情報は次の面接官や関係者にも伝わりやすい特性を持っています。面接官から別の面接官に情報が伝わる際、数値は容易に覚えられ、評価されやすいです。具体的な数値を使って自分の強みや達成したことを伝えることで、次のステップでも評価されやすくなります。

まとめ

このように面接では数値情報を利用して自己アピールを行うことがカギとなります。数値を交えることで、自己PRがより具体的で分かりやすくなり、次の段階の面接にもつながる可能性が高まります。数字を通じて自身の成果や経験を明確に伝え、自信を持って面接に臨むことが大切です。

文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム

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