「あ~面接緊張した~!疲れた~!」と面接が終わってからの数時間、あなたは何をしているでしょうか?
ソッコーで気分転換している人も多いと思います。でも、何かやることを忘れていませんか?
それは面接の振り返りです。
自分が上手く話せたことや反省点を振り返ることが就活の面接においてはとても重要です。その日の面接は次の面接の糧にしなければなりません。
あなたは次の面接までの短い時間で反省点を克服しなければいけないはずです。何故なら、同じ過ちを犯せば面接で簡単に不合格になってしまうからです。
反省点を克服するためには、面接を振り返った内容を面接終了後、遅くとも30分以内に書き出すことをおススメします。
ノートでもスマホアプリでもなんでも良いです。記憶が新しいうちに面接を振り返ってください。きれいにまとめる必要なんかありません。簡単に殴り書きでも結構です。思ったことを言語化することがタイセツです。
言語化することで頭に刷り込まれて次回の面接時までに対策も思い浮かべやすくなるからです。
振り返りを簡単に書くコツは、深く考えずに思い出せることを片っ端から書くことです。
「面接時の失敗」や「上手くいったこと」、「面接官からの質問」などを書いてみましょう。
一度、書き出して、文字を眺めていると、そこからさらに面接の内容を思い出すことができます。
特に「面接官からの質問」については、あなたがどのように回答したかも書きましょう。
初めて質問された内容についても、今後の面接で聞かれる可能性があります。ここで振り返らないと同じ失敗を面接で繰り返しやすくなります。「この前と同じような質問だったけど答えられなかった・・・」となったら悔しいですよね?
ただ、振り返りができない就活生が多いのです。
それは、面接が単発で終わるものだと認識しているからです。
就職活動ができる期間は限られています。そのためには、課題を克服して短い期間内にどれだけ成長できるかが、面接合否の分かれ道になります。
実際、面接で自分の課題を見つけて次に修正できる人はドンドン内定を獲得できるようになります。何故なら面接での失敗を克服できず、成長できない就活生に負けなくなるからです。
例えば、面接での振り返りを書き出したものの、質問へ良い回答が思い浮かばないこともあるでしょう。
ただ、焦る必要はありません。ちゃんと面接を振り返って課題意識をもっていれば、不思議と電車の中やお風呂の中で突然良い回答が思い付くこともあるでしょう。
就活で一番やってはいけないことは、面接で気付いたことや失敗したことをそのままにして、それを忘れてしまうことです。就活は自分で良いところを意識化して伸ばし、悪いところも意識化して改善できる人が一番上手くいくことを忘れないでください。
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文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム