国内屈指の大手鉄鋼メーカー。自動車・造船・家電・エネルギーなど、あらゆる産業と密接に関わりながら社会全体を支える。国内2カ所の主要な製鉄所に加えて、海外18カ所に拠点を展開。グローバルな鉄鋼サプライヤーとして事業を拡大している
採用室
2017年に新卒入社。東日本製鉄所(京浜地区)労働人事部京浜労働人事室にて、主に現場社員の人事・労務管理を担当する。その後、総合職の人材育成および採用担当を経て、22年より現職。インターンシップの企画・運営をはじめ、本選考に至る一連の採用業務全般に携わっている
オープンマインドな姿勢で周囲と積極的に関わることで
学びの機会を創出し、成長につなげていける
世界トップクラスの生産規模と、高度な技術力を有するJFEスチール。全国粗鋼生産量の3割程度を当社が占め、国内2カ所の主要な生産拠点に加えて、中国・インド・ベトナムなど、グローバルな領域でも事業を拡大。製造プロセスのDX化を推進するなど、戦略的なビジネス展開で市場をリードしています。
安定的な地位を確立した印象を持たれる当社ですが、昨今、素材産業は大きな変化の中にあります。「カーボンニュートラル」という言葉をご存じの方も多いのではないでしょうか。CO2を含む温室効果ガス排出量の削減は、ものづくりの現場では喫緊の課題です。そのため、課題に対応しながらもJFEスチールの成長を持続させるべく、当社では、高い志と情熱を持って挑戦を続けられる方を求めています。「挑戦。柔軟。誠実。」を行動規範としている当社では、現状を前向きに捉え、会社と共に歩んでくださる方にとって、多くの活躍の場が広がっています。
鉄鋼メーカーのため、金属材料・機械・電気分野の採用がメインだと思われがちですが、そうとも限りません。実際には情報・化学・土木建築など、幅広い採用実績があります。また、若手のうちからスケールの大きい業務に挑戦できるのも当社の特徴です。技術部門なら、若手でも数億~数十億円規模のプロジェクトに関わることもできます。私は管理部門ですが、入社1年目から100名規模の複数の現場部門の人事担当をしていました。成長を後押しするフィールドが整っているのは、産業の根幹を担う当社の強みです。
面接を通して多くの方とお会いする中でも、特に私が評価するのは「自分の考えを自分の言葉で語れる人材」です。志望動機や目標など、そこに至るまでの経緯も含めて取り繕った言葉ではなく、自分なりの考えに基づいて話されている方は、成長の片りんが見られます。例えば管理部門なら、工場長や技術室長といった年齢も立場も上の管理者との調整業務。技術部門なら現場社員を巻き込んで業務を遂行することもあります。自分の考えを理解してもらうには「自分の意志を伝える力」が不可欠。入社後の活躍の期待も込めて重視しているポイントです。
伝える力、という意味では、オープンマインドで周囲と接することができる方は、入社後の立ち上がりが早い印象です。「自ら進んで質問する」「積極的に支援をお願いする」など、臆することなく発信することで先輩や上司から学ぶ機会が増え、結果的に早期の活躍を果たしているように感じます。一方、何でも自分で抱え込んでしまう方は、伸び悩む傾向にあるかもしれません。私自身もそうでしたが、自分なりに考えてからでないと、先輩に遠慮してなかなか声を上げられないこともあるでしょう。初めは何も分からなくて当然。一人で悩まなくても良いということを、ぜひお伝えしたいです。当社では入社から1年間、1人の新人社員に対して指導先輩とメンターがサポートを行います。比較的年次の近い先輩から業務に関する指導を受けつつ、メンターには職場の人間関係や新生活の不安なども相談できるので、気軽に頼ってもらえたらうれしいです。
悔いのない学生生活が
成長の礎になる
学生生活は、社会人になるにあたって自分の基礎を形成する貴重な時間です。だからこそ皆さんには、さまざまなことに興味を持って挑戦するのはもちろん、その全てに全力で取り組んでほしいと思います。勉強・趣味・アルバイト、どんなことでも構いません。自分の中でとことんやり切った、そう納得できるまで駆け抜けてください。すると、「自分はここまで頑張れるんだ」という自信や達成感を得ることができます。その成功体験はいずれ、社会人になったあなたを支え、背中を押してくれるはずです。
私自身で言えば、大学時代の4年間はダンスサークルでの活動一色でした。大会で優勝する目標に向かって仲間と共に精いっぱい努力を重ねた経験は今、責任ある業務に携わる上で大きな糧になっています。
また、学生生活に悔いを残さないことで、社会人生活に向けた気持ちの切り替えもできます。自分なりに区切りをつけたら、社会人1年生として気持ちを新たに一からスタート。そんなマインドセットをした上で、周囲の先輩や上司にも手を借りていくことで、着実に成長していけるのではないでしょうか。自分とじっくり向き合い、自分の可能性を見極める意味でも、有意義な学生生活を過ごしてください。
長く仕事を続けていく中では、モチベーション高く活躍できるときと、そうでないときが必ずあるもの。そんなとき、「自分がなぜこの会社を選んだのか」という本質に立ち返り、いかに働く意味を見い出せるかで、心の持ちようが大きく変わります。だからこそ、自分の価値観やマインドに合った会社選びをすることが大切です。
私の場合は、社会全体を根底から支えられる、そしてその実感を持って働くことができると確信したことから当社を選びました。給与、待遇面など、人によって譲れない条件もあると思うので、まずは自分が優先したい条件が何なのかをよく考えること。その上で、自分の価値観にマッチした会社を探してみてください。
最適な会社と出会うために、事業内容や職種、給与や待遇の条件だけでなく、企業理念や行動規範も含めて、徹底的に企業研究することをお勧めします。そこから見えてくる会社の姿勢に共感できれば、それがあなたに合った会社だと思います。
活躍すると確信した3人
会話の意図をくみ取って
コミュニケーションできる
学生時代に海外留学していた学生。現地ではコミュニケーションに苦労したそうです。その経験に学び、面接ではこちらの意図をしっかりとくんで回答する姿が印象的でした。現在は人事部の一員として、部署間の調整業務をメインに任されています
社員を目の前にしても
物怖じせず対話ができる
大学でボート部の活動に打ち込んでいたという学生です。複数の社員がいる中でも、自分の意見を堂々と伝える様子に活躍を確信しました。入社後も変わらない姿勢で、周囲の先輩・上司から信頼を獲得。前向きに業務に取り組めているようです
自分が実現したい目標を
明確な言葉で伝えられる
入社後に何を実現したいか、しっかり言葉にすることは大切です。就職活動中に多数のOB訪問をしたという学生は、積極的に情報収集することで明確なビジョンを設定できたのだとか。目標が定まっているからこそ、成長のスピードも速いと感じますね