JFEスチール2021/4/01 更新

日本の文化を支える鉄鋼業界のパイオニア
進化する鉄の可能性を引き出してきた若手の存在

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リーディングカンパニー37社の人事に聞く
学生が知らない成長企業の真実

就職活動に臨むにあたって、企業研究を行う学生は多いだろう。その時に気になるポイントの一つが、会社の成長性だ。では、会社の成長とは何か。その成長を支えるものとは何なのか。そして、成長企業に新卒入社し、働く醍醐味とは……? 国内リーディングカンパニー37社の人事・採用担当者に、各社の事例で“成長企業の真実”を聞いた。

※この記事は特別冊子「インターンシップ・ラボ2021」のweb転載です

JFEスチール

国内でも数少ない高炉を所有し、トップクラスの生産量を誇る鉄鋼メーカー。近年では海外での現地生産拠点の拡充を推進し、グローバルビジネスにおける競争力を強化している

組織人事部 採用・育成室
竹村 航

JFEスチールは世界でも有数の生産量を誇る製鉄所を持つ鉄鋼メーカーです。1日あたりの鉄鋼生産量は約6万トンであり、昨年度の売上高は2兆7千億円と、国内最大級の事業を展開しています。そんな当社の強みは高度な技術力。現地のお客さまのニーズを捉えた鉄鋼製品を素早く生み出せるため、国内だけでなくベトナムやミャンマーなどアジア地域での需要も増加しています。

こうしてグローバル拠点での生産量を伸ばす一方で、同時にエネルギー消費量の削減や環境対応にも注力。水素を用いた製造工程で発生する二酸化炭素の排出量を削減したり、排ガスを利用した発電を実施するなど、環境にやさしい製造プロセスの確立に取り組んでいます。

こうして「鉄」を主軸に事業を展開する当社に対し「安定企業」というイメージをお持ちの方は多いかと思います。そのような印象から、新しい取り組みや事業が生まれにくい印象もあるのではないでしょうか?
実は現在、製造プロセスの効率化におけるDX戦略を積極的に推進。数千度の熱を感知するセンサーやトラブルの発生を予測するシステムなど、より効率的な操業の実現に向け、イノベーションを生み出す基盤づくりに力を入れているという側面も、知っていただきたいポイントです。

さらに、異なる産業と鉄とのコラボレーションによって、新たなビジネスを生み出すことにもチャレンジしています。例えば自動車メーカーと協業し、軽くて衝撃に強い、全く新しい鉄素材を開発することに成功。エネルギー消費量が少なくても長時間稼働できる、二酸化炭素排出量の少ない自動車を実現しました。これまでの鉄素材ではかなわなかった燃費の良い製品を生み出すことで、環境にやさしく、消費者にも選ばれる、新たな価値を持った製品を提供できるようになったのです。

またSDGs(持続可能な開発目標)の観点で近年需要の増す「電気自動車」にも当社製品が使用されています。電気の力を自動車の動力に高い効率で変換する特殊な鉄素材を当社が製造。これは安価な汎用品では生み出せない、技術力の高い当社だからこそ製造できる製品です。より効率的に電気をエネルギーに変換していく当社の技術と、自動車づくりに関するメーカーのノウハウを掛け合わせ、また新たな製品を生み出していくためにメーカーと共同で研究開発施設『カスタマーズ・ソリューション・ラボ』も設立。今後もこのようにさまざまな産業とのシナジーを生むため、積極的なコラボレーションを行い、未来を創造していく製品開発に努めます。

リーダーに若手を積極的に起用
ベンチャーよりも早く成長

こうした大規模な事業をリードしているのが若手であるという事実はあまり知られていません。今後も新たなビジネスを創造し続けていくために、当社ではマーケットを新鮮な切り口で見つめることができる若手の活躍を重要視しています。だからこそ、1〜2年目の社員にも数十億円規模の製造所の管理を一手に任せます。自身の意見を発信し、大きな拠点を動かしていくことを、早期に経験することができるのです。私自身、入社当初から人事に配属され、配属直後から企業としてどんな人材像を目指すのか、どんな研修内容が適切かなど、大規模な企業体における人材育成のフレームワークを学ぶことができました。身をもって、若手が早くから意見を述べ、活躍できるフィールドであると実感しています。

今後も「鉄」という素材は当社の大きな武器です。一方で、他の産業と協力した新ビジネスの創造、グローバル事業の拡充に伴う新製品の開発など、新たな展開が次々と起きていくことでしょう。変化する市場に合わせて、新たなビジネスへのチャレンジしていくことに面白さを感じる方と、マッチしやすいのではないでしょうか。


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