2024/5/09 更新
BIPROGY(旧 日本ユニシス)

2022年に日本ユニシスから社名変更。システムインテグレーターの先駆けとして幅広い業種に向けITサービスを提供してきた。設立から60年以上の経験と信頼を基に異業種を結ぶプラットフォームを提供し、世界を見据えた社会課題解決に挑んでいる

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システム情報工学
研究科
インフラエンジニア
サポートサービス本部
プロダクトサポート部
山本恵

2019年に筑波大学にて修士課程を修了後、日本ユニシス(現BIPROGY)に入社。現在はOracle製品を中心に、IT製品の導入をはじめ、お客さまのサポートや製品検証・構築業務を行っている。現場の最先端を担う一方で、部署内のメンバー育成やノウハウ共有にも従事

前例のないクラウド検証環境を構築
技術・知見を活かしたモノづくりで、会社と仲間に貢献

手芸や料理など、幼い頃から何かを作るのが好きでした。特に、タイピングすることでモノを生み出せる情報工学の面白さに魅了され、就職活動時もシステムエンジニアの道を選択。「人生の多くの時間を捧げる仕事は、有意義なものにしたい」という考えから、社会貢献度の高さを重視して企業を選んでいました。

BIPROGYとの出会いは、大学院での説明会。一人一人に向き合う温かい企業風土と、独立系システムインテグレーターとして多様な業種の企業を支えている事実が、さまざまな業界に興味がある自分にとって魅力的でした。

現在は、プロダクトサポート部に所属。お客さまのシステムの障害対応をはじめとした技術支援を中心に、製品検証、インフラ環境基盤構築などを担当しています。特定のお客さまの専任ではなく製品を起点に仕事をしており、実際にコマンドをたたくなど、自分で手を動かす場面が実はとても多いです。

振り返ると、就職活動時に私がIT企業に抱いていたイメージは「システム開発をする」くらいのものでした。そのため今のポジションのように、プロダクトを通じて多くのお客さまと関わるキャリアは良い意味で、想定外。製品のプロフェッショナルという立場でさまざまなお客さまと関われるのは、この仕事の醍醐味かもしれません。

顧客サービスの向上につながる
課題解決策を見つけ、自ら行動

仕事の意義を強く感じることができたのは、クラウド上で製品検証環境を構築した経験です。使用していたクラウド技術は比較的新しい技術。そのためノウハウが流通しておらず、通常業務の傍らで当部署のメンバーがおのおので都度調べながら、試行錯誤をしなければなりません。お客さまへより良いサービスを提供したい。そのためにも社内に検証環境を用意することで、技術水準の標準化・業務効率化を行うことは必須であると感じていました。その思いが届いたのか、驚くべきことに当時入社3年目でまだ若手だった私が、このプロジェクトをほぼ単独で担当させていただくことになりました。

社内でも初の試みだったので、決められたレールをなぞるのではなく、自力で調査を繰り返す日々が続きました。またクラウド技術はセキュリティーリスクが高く、一歩間違えると情報漏えいの可能性があります。それを確実に進め、成果を出すのは困難な作業でした。しかし約1年かけて検証を続けた結果、その取り組みと成果が評価され、400名程の候補の中から全社の新人賞をいただくことができました。

会社からの賛辞を得られたことで、日々の努力は正しかったのだと誇らしかったです。そしてそれ以上に、自分が生んだ成果が部署内で活用され同僚からも称賛を受けるなど、人の役に立っていることを実感した時の喜びは大きなものでした。

現在扱っている技術領域は、大学で学んだものとは少し異なるかもしれません。しかし、研究を通じて身につけた課題発見と解決へ導く考え方、情報調査力、整理手順といった基礎的な力は日々の業務で活きています。積み上げてきた知識を活かし、自らの手で成果を生み出すこと。それがこの仕事の真価です。そして何よりもその成果が社内の人々やお客さまの役に立ち、価値を感じてもらえることが、私にとっても大きなやりがいとなっています。

就職活動では調べて分かる情報だけで判断せず、ぜひ社員との会話を通じて企業の雰囲気を感じてみてください。時に直感は、自分に合う会社を見つける手掛かりになります。私はこの直感に従うことで、自分らしく働ける場所を見つけました。自主性を尊重し、新たな取り組みを奨励する当社の社風が、仕事を一層面白くしてくれています。

2019年10月

緊張感と共に、新たな一歩を
配属部署との思いがけぬ出会い

新人研修ではプログラミングなどのワークを通じて、自分の得意分野を把握することができました。そして初期配属は思いがけない部署。当時は驚きもありましたが、今では私にぴったりな環境だと思っています

2020年3月

初めてのお客さま対応
的確な立ち回りの基礎を習得

社内の問い合わせ対応から、社外のお客さま対応へと業務が拡大。注意すべき項目が増えましたが、先輩方の支援のおかげで滞りなく進められました。今までに約130件の対応を経験。当時培った基礎は私の武器の一つです

2022年4月

400名の中から新人賞を受賞
成果を客観的に振り返る機会に

入社3年目までの社員のうち、数人に授与される新人賞に選出いただきました。新規領域への挑戦とその成果を認めていただけただけでなく、日々の自分の取り組みを評価していただき、この受賞はとても感慨深いものでした

2023年10月

前向きに学び続けられる環境で
高度な技術資格を習得

クラウド環境に関する資格を取得し、その成果が部署内の奨励賞として認められました。目に見えるかたちで自身の技術力の向上を実感し、喜ばしかったです。業務に必須の知識であるため、これからも学び続けていきます

成長に応じて業務は拡大。現在は他部署のメンバーと連携し、製品導入やサーバー移行なども手掛けている