アビームコンサルティング
多くの人と関わり
多様な価値観と集合知で
新しい価値を創り出す
CRMセクター
シニアコンサルタント
大学では行動経済学を専攻。2018年4月にアビームコンサルティングに新卒で入社。入社3年目にシニアコンサルタントへ昇進。CRM領域(顧客体験・接点/営業支援)のプロフェッショナルとしてプロジェクトに関与。現在は、小売業における全社DX推進の戦略立案を支援するプロジェクトに参画
成長を加速させる3つの思考法
常に1%でも関わる全ての方の期待を超えていく
メールはすぐに返信、前倒しのスケジュール管理、先手で要望に応えるなど、ささいなことでも相手の期待を上回ることで、お客さまとの信頼を築くことができ、自身の成長にもつながります
周囲の意見を大切にし自身と異なる意見はその背景から理解する
何事も自分一人の考えや知識だけでは限界があります。お客さまや社内の意見に耳を傾け、自分の中で反すうし、新しい視点を財産にする。固定観念にとらわれず多様な価値観と向き合います
相手の立場に立った対話を通じて共感を生む
相手の立場や役割に応じた、適切な表現の仕方やコミュニケーションの取り方を心掛けます。多くのステークホルダーと同じゴールを見据える際には、特に重要な観点であり、課題解決のためのカギとなります
国や文化、業界や業種を超え、多くの人に出会い、多様な視点で物事を考えられるようになりたい。そして仕事を通じて、目の前のお客さま一人だけではなく、より多くの人を幸せにしたい。そのような思いのもと、私は就職活動を進めていました。アビームコンサルティング(以下アビーム)は、私の思いがかなう環境であることに加え、企業が一人一人の主体的なキャリア形成を支援する姿勢に魅力を感じました。また、就職活動中に出会った先輩社員が皆、それぞれの夢や、やりたいことをアビームで実現している姿が印象的でした。
最初にアサインされたプロジェクトでは、いち早く仕事を任せてもらうために、上司の期待値を上回ることを強く意識しました。プロジェクトは、カタログ通販を行う企業の利益向上を目標としたものでした。従来、全顧客に対して、複数種類のカタログを一律同じセットで配布していたため、カタログの印刷費や配送費の無駄が発生していました。そこで、顧客ごとに購入する可能性の高いジャンルに絞り、カタログを配送し、コストを削減する施策を考えました。私の役割は、顧客の過去の購入履歴を分析し、将来の購入行動の予測モデルを設計すること。設計にあたっては、お客さまと週次で打ち合わせをしたり、資料を自身で作成して報告したりと、想像以上に1年目から裁量が大きい仕事に従事しました。常に心掛けていたことは、お客さまや上司の期待値を超えられるよう、議論に発展しそうなデータの分析をあらかじめ実施しておくなど、+αの行動をすることです。最終的に、自身が立てた予測モデルの使用を採択いただけたこと、その結果コストを約30%削減、ROI(投資利益率)を向上できたことは、大きな成果につながりました。
その後も、さまざまな業界のプロジェクトで経験を積みました。特に、入社4年目に参画した、コールセンターの業務変革プロジェクトは印象に残っています。コールセンター業務をAIに代替させることによる、ビジネス効果と実現性の検証を目的としたプロジェクトでした。国内であまり前例がなく、難易度の高い取り組みであったため、他部署のメンバーや技術領域を依頼しているベンダーなど、多くの人の知見を借りながらプロジェクトを遂行しました。一番苦労したことは、業務フローの変更に伴うお客さまの社内調整です。関わる部署が多く、要望も多岐にわたりました。その中で心掛けたことは、相手の視点に立ち、一人一人の意見に耳を傾け、議論を重ねること。長期的かつ総合的に、メリットに転換できる落としどころを模索し続けました。最終的に、関係者全員が納得する業務フローを策定し、AI導入による応対の質の向上やコスト削減の余地を実証しました。同じゴールを見据え、お客さまの業務変革を実現できたことは、私にとって大きなやりがいとなりました。
チームで成果を出すため
今、自身にできることを
現在は、顕在化している課題へのアプローチだけではなく、これまでにない新たな価値創出のためのデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)推進プロジェクトに参画しています。一部門ではなく企業全体でのDXを実現するため、多様な専門性を組み合わせながら課題を発掘し、解決していくことが求められます。
近い将来の目標は、マネジャーとしてチームをリードする立場になることです。さまざまな能力を持つコンサルタントを取りまとめ、チームの力を最大化することで、新たな価値を創出できると考えています。チームメンバーと共に、1%でもお客さまの期待を超えていきたいです。