2024/11/01 更新
20代29人に聞く
働く醍醐味

私が仕事に熱中する理由

仕事で圧倒的な成果を出したい。

経験を積んで、専門スキルを身に付けたい。

では、いち早く成長を遂げたトッププレーヤーたちは

どう仕事に取り組んできたのだろう。

注目企業の若手社員が、仕事の魅力を実体験を交えて語る。

農林中央金庫

自らの視野を国内外まで拡大し
第一次産業の発展に貢献できるやりがい

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食農法人営業本部 営業企画部 農業金融グループ
柴田彩花
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。学生時代はゼミで公共政策について学び、第一次産業に興味を持つ。2021年に農林中央金庫に入庫。研修後は前橋支店に配属となり窓口業務や法人営業を経験。現在は営業企画部農業金融グループに所属し、西日本部店担当として、各拠点の管轄を行うなど活躍の場を広げている

大学時代にゼミで公共政策をテーマに研究し、社会貢献性が高い事業に関心を持っていた私が農林中央金庫に興味を抱いた理由。それは、他の金融機関では手が届きづらい第一次産業を支援することができるからです。農業や林業、水産業は天候や自然災害といった不確定要素が多いが故に融資できる金融機関が限られることを知り、ここでしか経験できない業務があることに価値を感じ、入庫を決めました。

研修後は前橋支店に配属。窓口業務や法人営業を経験する中で、私の仕事に対する価値観に大きな影響を与えたのは、とある畜産農家への融資提案に際し、長期的な返済計画の立案を支援したことです。当時、ウクライナ情勢や原油高騰の影響により飼料価格が高騰し、想定外の経営悪化に直面したことを相談いただきました。なんとか目の前の畜産農家の力になりたいと考えた私はまず経営状況の把握から着手し、リスクの洗い出しを徹底的に行いました。さらに中長期的な予測を立て、融資計画を提案。最終的には無事にお借り入れいただき、畜産農家から感謝の声をいただけました。この仕事を通して、潜在的な課題の抽出から解決までのプロセスを経験し、当庫の社会的な意義を再認識することができました。

また、前橋支店では“農福連携”のマッチング支援も担当しました。これは農業の担い手づくりと障がい者の社会参画を目指す取り組みです。人手不足に悩む農業者の声を聞いた私は、農福連携への理解が必要と考え、県内の農業者向けにセミナーを実施。その後、実際に取り組みたいという農業者には福祉事務所との引き合わせを支援しました。このように金融面以外にも農業者の所得向上、地域活性化につながる取り組みの企画から実行までを経験したことで、農林中央金庫で手掛けられる仕事の幅広さを実感すると同時に、農業者の困り事に対して解決策を提示できたことにやりがいを感じました。

全国の情報に触れるようになり
視野の広がりを実感する

現在は全国の拠点の情報収集・分析・営業支援などを担当する営業企画部農業金融グループに異動。西日本部店の担当として、部店のKPIや進捗状況、達成に向けた課題について把握するようになりました。地域ごとに抱える問題は異なるものの、全体最適の視点から課題解決に取り組んでおり、視野の広がりを実感しています。  
これまでを振り返ると、若手のうちから主体的に行動することで成長につながりました。今後目指しているのは人とのつながりを大切にし、顧客や同僚から信頼されること。そのためには当庫のジョブローテーション制度を活用し、幅広い経験を積むことで、誰からも信頼される存在になりたいです。

制作担当/小森丈嗣

やって分かった仕事の魅力

目の前の生産者への融資を通じ
第一次産業を支えていく
金融・非金融の機能提供により
社会全体の発展に寄与する

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