2024/9/27 更新
20代29人に聞く
働く醍醐味

私が仕事に熱中する理由

仕事で圧倒的な成果を出したい。

経験を積んで、専門スキルを身に付けたい。

では、いち早く成長を遂げたトッププレーヤーたちは

どう仕事に取り組んできたのだろう。

注目企業の若手社員が、仕事の魅力を実体験を交えて語る。

富士フイルムビジネスイノベーション

自分にはない多様なアイデアを吸収し
顧客目線を持った技術者として成長

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ビジネスソリューション事業本部ソリューション基盤開発グループ
開発職
髙橋 絵里花
筑波大学大学院理工情報生命学術院数理物質科学研究群を2023年に卒業後、富士フイルムビジネスイノベーションに入社。ITの運用・管理をサポートする『IT Expert Services』の開発に携わる。サービス商品開発エンジニアとして、要件定義~実装、運用・保守までを担当し、国内外の企業のIT推進を支援している

家族の病気をきっかけに医療に興味を抱き、学生時代はMRIの研究に没頭。就職活動では医療業界も検討しましたが、次第に「お客さまの役に立ちたい」という軸が明確になり、医療に限らず自動車やITなど、さまざまな業界を見るように。その中でも、お客さまを大切にする社風を強く感じたのが、富士フイルムビジネスイノベーションでした。印象深かったのが、インターンシップでの出来事です。「お客さま目線が足りない。それは自分がやりたいことではないか?」という言葉を先輩社員から頂き、想像以上にお客さまファーストな風土に感銘を受けたのです。選考を受ける過程でITへの関心も高まり、入社を決意しました。

入社後は、国内外のお客さまのPCやサーバーなどのIT機器を監視し、安全なIT運用を支援する『IT Expert Services』の開発に従事。私はお客さまのサービス使用状況をレポートするシステムの新規開発から携わり、要求のヒアリングから保守・運用まで一貫して手掛けています。プログラミング経験すらほとんどない状態でスタートしましたが、先輩社員のサポートを受けながら、技術を身に付けました。

システムを作る中で、サービス企画部門やサービスデスクなどのメンバーからは、ユーザビリティーを改善するための機能追加など、自分にはないアイデアを頂きました。試行錯誤を重ね、ついにシステムが完成した時は、サービスを作る大変さと、面白さを実感。後に行われた製品展示会では「こんな機能が欲しかった」など、お客さまの声を直接聞くことができ、とても誇らしい気持ちになりました。

部署の垣根を越えた連携により
お客さま目線の精度が磨かれる

ITの知識が乏しかったにもかかわらず、1年目からシステム開発の主担当を任せてもらえたことは、私にとって好機でした。技術的なスキルの習得には相当の苦労をしましたが、それ以上に難しかったのは、他部署の意見を取り入れ、一つのサービスを作り上げること。マーケターやデザイナー、サービスデスクからは、あらゆる角度から「お客さま目線」の意見を頂きました。例えば「海外向けに時差を考慮したタイムゾーンの設定機能を加えるべき」「ユーザーを一元管理できる機能が欲しい」などの、多角的な意見・アイデアを取り入れ、かたちにしていく。そのプロセスで得た経験が、技術者としてのレベルをさらに上げてくれたように感じています。

今後は、「この分野のことは髙橋さんに聞いてみよう」と言われるようなエキスパートに成長したいです。そのために、資格取得支援制度や当社独自のさまざまな研修制度を利用しながら、理想の技術者像を追い求めていきます。

制作担当/向川巧真

やって分かった仕事の魅力

とことん顧客ファーストな環境で
誰かのためになる実感が持てる
第三者の視点を得ながら
一つのものを作り上げる

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