2020/6/16 更新 ファーストリテイリンググループ

グローバルな経営視点で空論でないアウトプットを

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入社後に「成長できる環境」をどう見極める?
企画者が教えるインターン活用ポイント
不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。

ファーストリテイリング

『ユニクロ』など世界中で愛されるブランドを展開するグローバル企業。企画・生産・物流・販売までの一貫したプロセスにより、高品質な商品を展開

人事部 新卒採用チームリーダー  宗岡 達朗さん
人事部 新卒採用チーム
リーダー
宗岡達朗さん

アパレル製造小売業において売り上げ規模世界3位となったファーストリテイリング。アジア発のアパレル企業で、初のグローバルブランドとなった『ユニクロ』は、ついに海外店舗数が国内を上回りました。

世界のインフラを担う会社の一つとなった今、当社のグローバル展開は新たなフェーズを迎えています。世界中のあらゆる国や地域に入り込み、「世界はつながっている」ことを正面から受け止め、現地の人たちが「自分たちのブランド」として愛着を持って経営できる環境をつくっていく。これこそが、私たちのグローバル戦略です。

そんな当社では、採用・育成においても、世界に目を向け進化しています。「わたしは世界に、何ができるのか」を深く定義していくGLOBAL FELLOWSHIPというプログラムを通して、世界が、地域社会が、顧客が何を求めているのか、そのために自分は何ができるのかを考え抜きます。

国境を越え、経営課題を捉え戦略を立案する「GLOBAL STUDY PROGRAM(GSP)」、GHQで社員に混ざり就業体験をする「GROBAL BUSINESS INTERNSHIP(GBI)」、海外から学生を招き、多様性の中で視野を広げる「GLOBAL MANAGEMENT PROGRAM(GMP)」、世界の経営者とビジネスチャンスや課題について議論する「経営者セッション」など多岐にわたるプログラムを取りそろえています。世界で活躍する経営者への一歩を踏み出すために必要なエッセンスが詰まったプログラムばかりです。

「インターン生も経営者の1人」いい提案はビジネスに取り入れる

若手にも大きな裁量を与えるカルチャーがある当社では、インターン生にも机上の空論ではないリアルなアウトプットを期待しています。インターン生のアイデアでいいものがあれば、実際のビジネスに取り入れます。GBIに参加した学生で、上海の倉庫における在庫量のアルゴリズムを自分で組み、最適化したという例もありました。GSPに参加した学生では、イギリスの街中を行き交う人々のファッションを見て、「ウルトラライトダウンのベストを3ピーススーツのように着こなすのはどうだろうか」と提案。ロンドンのマーケティング部門に採用され、SNS上でこのコーディネートが前面に出された例もありました。

当社では、アルバイトから役員まで皆が「経営者」です。本気で参加し、自由で大きなビジョンを手に入れてください。グローバルな経営者として何ができるかを考え、社員と共にビジネスを生み出す。そんな経験をすることで、おのずと自分が成長できるフィールドを見極められるはずです。

インターン活用ポイント

1.国や地域に合ったアウトプットを考えてみよう

まず世界に目を向けてみましょう。国や地域によって、顧客が求めていることは異なります。その本質を考え抜き、アウトプットすることで、自分の考えが世界で通用するかを試すことができます

2.「自分の意見が期待されている」ことを意識しよう

プログラムは提供されるものではなく、自らも一緒に創るもの。単なる業務体験やセミナー受講ではなく、社員と同様に意見が求められていると自覚することで、入社後の成長イメージが湧くはずです

インターンinfo

「世界で活躍する経営者」への一歩を踏み出せるプログラム。海外へ渡航し現地の経営を学ぶGSP、海外の学生を招いて行うGMP、職種別の就業型プログラムGBI、世界の経営者と議論する経営者セッションなど、多様なプログラムで構成

※記事内の情報は2020年取材当時のものです


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