2023/5/10 更新
コンチネンタル・ジャパン
世界57の国と地域で事業を展開し、自動車部品の全領域を手掛けるグローバルカンパニー。CASEに代表される自動車業界の変革期において、自動運転、電動化、コネクティビティといったメガトレンドに貢献するソリューションに取り組む
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世界に先駆けたモビリティ開発で
交通事故のない社会を目指せる

VED事業部 Project & Prototype Management
Project Analyst
安原成美

東京理科大学大学院の基礎工学研究科(現・先進工学研究科)を卒業後、2021年にコンチネンタル・ジャパンに入社。現在は、世界各国のエンジニアと協業しながら、電気ブレーキシステムなどの開発プロジェクトにおける予算計画やマネジメント支援を行っている

私のキャリアの選択軸

モノの安全性能を追求し
多くの人々の命を守りたい

自動車や工作機械といったモノの安全性を向上させることで、人が命を落としたり、けがを負ったりする事故をなくしたいというのが就職活動時の思い。先進的な製品開発に取り組んでいることと、モノの安全性を向上させる技術に力を入れていることを条件に、業界を問わずさまざまな企業の説明会やインターンシップに参加しました

何事もはっきりと答えが出る瞬間が気持ちいい。そんな性格の私は昔から理系科目に興味があり、大学・大学院では電子応用工学を学びました。一番ワクワクしたのは、試行錯誤して完成させたモノが動き出すとき。そのため自然に、エンジニアとして手触り感のある製品づくりに携わる未来を思い描くようになりました。そのキャリアビジョンがより明確なものになったのは、高齢者による自動車事故の報道を見たことがきっかけ。ニュースを見た私の頭には、車なしでは生活できない山間部暮らしの祖母の姿が浮かび、「技術の力によって、誰もが安全に暮らせる社会をつくりたい」と強く思ったのです。

さまざまな企業のインターンシップに参加する中で意識したのは、表面的な情報では分からない、企業風土や製品開発への熱量を読み取ることです。座談会やグループワークの時間だけでなく、休憩時間にも社員の方々へ積極的に質問することで、よりリアルな情報を聞くことができました。特に魅力を感じたのが、コンチネンタル・ジャパン(以下、コンチネンタル)。合同企業説明会で出会うまでは名前も知りませんでしたが、二つの理由から大きな興味を持ちました。一つ目は、完成車メーカーに依存しない独立系企業なので、制約に縛られることなく先進技術の研究・開発ができること。二つ目は、グローバル企業ならではの意見を発信しやすい風土を感じたからです。

私は、コンチネンタルのカルチャーをより深く理解するため、2日間のインターンシップに参加しました。自動車づくりの一連の流れを学び、現場さながらのケースワークにチャレンジ。ベテランから若手までたくさんの社員と接する中で、フラットな企業風土を肌で感じました。社員同士の距離が近く、学生への接し方もオープン。社員は全員Tシャツ姿で、とてもカジュアルな雰囲気だったので、発言しやすかったことを覚えています。加えて印象的だったのは、先進技術への挑戦を楽しそうに語る社員の姿。この会社なら、年齢や性別に関係なく意見を発信でき、創造性のある製品づくりに取り組めると確信しました。

複数部署への仮配属を通じて
理想のキャリアを模索できる

入社の決め手は、J.DRIVEという独自の教育プログラム。コンチネンタルでは入社後の半年間、IoTやAIをはじめ、専属コーチ付きで英語を学べる基礎トレーニングが用意されています。その後、30以上もの選択肢の中から希望した3つの部署へ6カ月ごとに仮配属。さまざまな現場を体験した上で、本配属先の希望を出すことができるのです。

私は3回の仮配属を通して、自動車部品を世に届けるまでのプロセスを一通り経験し、機械力学や車載ネットワークといったモビリティにまつわる技術を横断的に学びました。また、技術に向き合うだけではなく、「今どのような製品が求められているのか」をくみ取る上流工程も経験。自動車メーカーとの対話を通じて、市場ニーズを的確に捉えることの重要性を知った私は、製品の戦略立案にも携わりたいと考えるようになりました。いつの間にか、戦略という“はっきりと形に見えないもの”に向き合うことへの面白さに魅了されていたのです。

入社2年目となる現在は、インドやアメリカに在籍する各専門領域の技術者とチームを組み、製品開発を推進しています。世界57の国と地域で事業を展開するコンチネンタルでは、国籍や職種を超えたメンバーと協業する機会も豊富。グローバル水準の技術や先行事例に触れられる環境だからこそ、最先端の技術開発に取り組むことができます。

私は「運転による事故をなくすこと」を目標に、これからもモビリティ技術の変革に挑みます。

この会社の
女性活躍推進の取り組み

女性リーダーの育成を目的に、長期的なキャリア開発や成長機会を創出するための特別プログラムを実施。さらに育児をしている社員同士の交流会も積極的に進めている


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