2020/6/4 更新 日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ(日本TCS)

常にスタンダードを疑いプログラムに取り組もう

  • 日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ
  • インターンシップ
  • テクノロジー

入社後に「成長できる環境」をどう見極める?
企画者が教えるインターン活用ポイント
不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。

日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ

世界46カ国で事業を展開するタタコンサルタンシーサービシズと日本を代表する総合商社三菱商事との合弁会社。日本企業のビジネスをITで支援する

HR 採用部新卒採用マネージャー 天野 留美子さん HR 採用部
新卒採用マネージャー
天野 留美子さん

世界100カ国以上で幅広い事業を展開しているタタ・グループ。その一員として半世紀にわたり革新的かつ業界最高水準のサービスを提供してきたタタコンサルタンシーサービシズと三菱商事の合弁会社として誕生したのが日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ(以下、日本TCS)です。日本TCSの強みは、海外拠点と協業して推進する「ハイブリッド・デリバリー」です。世界のトレンドや思考を柔軟に取り入れた最適解を導き出すことで、グローバルにビジネスを展開するお客さまの、数十年後までを見据えたソリューション提供が可能になります。

こうしたハイブリッド・デリバリーを進める面白さや大変さを感じられるのが、日本TCSのグローバルプロジェクトマネジメント体験インターンシップです。プロジェクトマネジメントを模した三つのステージをチームでクリアしていくプログラムとなっています。

まずステージ1では、顧客情報を基にシステム提案書を作成します。ステージ2では、前提や制約を踏まえてプロジェクト計画を立案。最後のステージ3では、計画を基に仮想のプロジェクトをスタートさせ、完遂を目指して、プロジェクトマネジメントに取り組みます。途中さまざまなトラブルに見舞われますが、それこそがプロジェクトのリアルな姿。チームで協力し、トラブルを越えていく中で、日本TCSの価値観を徐々に理解していけるでしょう。

現在、完全オンラインのプログラムも考案中。全国はもとより海外からも参加者が集うため、本当のグローバルプロジェクトを疑似体験でき、さらに未来の仕事の進め方にも触れられます。

柔軟性を兼ね備えたグローバル人材への最短ルート

日本TCSのインターンシップで最も重要なのが「柔軟性」です。自分の考え方のみならず、ジャパンスタンダードさえも疑い、お客さまの将来的なビジョンや技術革新など、プロジェクトを取り巻く全ての要因を多角的な視点から分析していきます。つまり、それぞれの事象の関連性を理解し、未来に起き得る状態を想像する力が必要なのです。特にハイブリッド・デリバリーでは、そこに国ごとの文化や価値観という要素が入ってきます。「違う価値観に対してどう答えを導くのか」ということこそ、日本TCSのインターンシップにおける大きなテーマの一つです。

この解を得た上で、日本TCSを深く理解するために必要なのは、自分という視点だけでの判断を捨てること。自分は社会の一員であり、日本も世界の一つだと認識することが重要です。スタンダードを疑い、仲間やお客さま、社会の利益について考え続ける。この繰り返しが、柔軟性を備えたグローバル人材への第一歩となるでしょう。

インターン活用ポイント

1.社会の一員としてミクロとマクロな視点を持とう

存在している社会の一員として、自分の影響力を知ると共に、社会へその影響を還元していくことで社会貢献に寄与するというのが当社の考え方。マクロな視点とミクロな視点を持つことで視野が広がります

2.チームで役割分担をしながら成果を出そう

チームの力でワークを進めることにより、個の力だけではなく、チーム全体のスキルのボトムアップにつながります。自分中心の考え方ではなく、全体最適を考える当社ならではの仕事の進め方を体験できます

インターンinfo

グローバル拠点と連携しながら進める「ハイブリッド・デリバリー」のマネジメント業務を疑似体験できる2daysインターンシップ。IT業界はもちろんのことプロジェクトマネジメントの理解を深められるプログラムとなっている


合わせて読みたいこの企業の記事