2024/5/10 更新
フューチャー(フューチャーアーキテクト)

設立以来、テクノロジーをベースに経営とITをデザインするコンサルティングファーム。お客さまの未来に新たな価値を創造することをミッションに掲げ幅広い業種・業界で戦略立案からシステムの全体設計、実装、運用まで一気通貫のサービスを提供している

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取締役 金融サービス事業担当
乾 亮太

2007年入社後、主に金融機関における営業・融資領域のコンサルティングおよびシステム導入プロジェクトにてプロジェクトリーダーや技術責任者を経験。18年にフューチャーアーキテクト執行役員、21年に同社取締役

顧客の難題を解決するには
ビジネスとITの本質を
見極める力が不可欠

フューチャーは1989年に設立し、国内でいち早く上場した独立系ITコンサルティンググループです。主要事業会社のフューチャーアーキテクトを中心に、顧客のビジネスを根幹から理解し最新のテクノロジーを駆使することで、さまざまな業界の経営課題を解決してきました。

昨今、ChatGPTをはじめとした生成AIの台頭も相まって、最新のテクノロジーをキャッチアップし、使いこなしていくことはあらゆる企業の重要課題になっています。私が専門とする金融業界でもChatGPTを使った情報収集の時間短縮や、膨大な顧客データを活用した営業活動の効率化・高度化に向けた取り組み、またそれを実現するシステムの刷新など、テクノロジーの活用や導入の議論が盛んに行われています。

当社でもAIの進化によりプログラミングやレビューといった業務は変化していますが、「運用保守がうまくいくか」「システム稼働後に起こるビジネスの変化に対応できるか」を判断するグランドデザインや設計など未来を描く仕事は、ますます人の役割が重要になってくると思います。ですから、技術革新の時代においても当社が求める人物像は変わりません。「変化や失敗を恐れず未知へ挑戦するマインド」を持ち、「本質を見抜く力」を持つ人材です。私たちは顧客の経営課題を解決するとともにビジネスの変革を見据えた大きなロードマップを描き、その実現に向けたシステム開発を手掛けています。まさに、私たちの強みは新しいテクノロジーを取り込みながら未来をデザインしそれを具現化できるところです。

顧客のビジネス全体を俯瞰しつつ課題を分解し「ないものはつくる」挑戦心を持ち、困難にも諦めず打開策を考え続けることがプロジェクトを成功に導きます。ITによるビジネス変革の実現には、新しいテクノロジーを積極的に活用し、どのような技術・コストで課題解決できるかを見極める力が必要です。テクノロジーの進化が目覚ましい現代においては、表面的な要素技術は陳腐化するリスクもありますが、コンピューターの原理原則を理解できていれば、顧客にとって真に必要なテクノロジーは何かを判断することができるのです。

しかし、ITは目的ではなく課題解決の手段です。私たちの武器は、テクノロジーの知見に加えて経営を改革するビジネスの知見を融合できることです。顧客のビジネスを深く理解し、テクノロジーを通して経営改革へ向けた最適解をデザインすることを、フューチャーでは「経営・業務・ITの三位一体改革」と呼んでいます。

ビジネスの経験は自身の「資産」
自らキャリアを切り開ける会社選びを

私たちは社員が「チャレンジするマインド」と「本質を見抜く力」を高められる環境づくりを大切にしています。新入社員は全員がITコンサルタントとして現場社員のサポートを受けながら技術とビジネスの両方を学びます。数カ月におよぶ新人研修では、ユーザーの目に触れる部分から機能面まで、アプリケーションを一人で実装できることを修了要件としています。経営陣も皆テクノロジーに重きを置いており、私自身も参画するプロジェクトの状況を把握するためソースコードを見ることも珍しくありません。技術を大事にしていますが、たとえIT未経験で入社しても、研修やOJT、有志の勉
強会などを通して着実にスキルアップできる環境があります。サービス開発における一連の流れを理解することは、技術選定の妥当性や戦略策定の礎と考えています。一人のITコンサルタントがビジネス戦略を立案しシステム設計から実装まで一気通貫で行う業務プロセスを取っていることも当社ならではの魅力です。加えて、一人一人の希望に沿って参画するプロジェクトを決められるアサイン制度も特長です。プロジェクトが終わるごとに事業部のリーダーと面談し「この業界に携わりたい」「リーダーとしてチームをマネジメントしたい」といった社員の挑戦を尊重しています。

私は、身に付けたスキルや経験の積み重ねが、ビジネスで成果を発揮するための「資産」になると考えています。そして若いうちに高難度でチャレンジングな仕事に取り組み、「資産」を形成することが後に活躍の幅を広げる上で重要です。不確実性の高い時代だからこそ、どこででも通用するスキルを備え研さんしていくことが求められます。フューチャーでは、年齢や性別関係なく手を挙げれば挑戦できる機会が数多くあります。実際に、入社すぐの社員が顧客へのプレゼンテーションに参加できたり、入社2年目のメンバーでもプロジェクトリーダーを任されたりしています。こうしたカルチャーは実際に社員と話をしてみないと分からないものです。会社選びでは就活ナビサイトやホームページから集めた情報だけでなく、社員と会って判断することが大切です。フューチャーでも、インターンシップや経営層を交えた現場社員との懇親の機会を設けています。現役社員の生の声を聞いた上で、当社を選んでいただければうれしいです。


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