納得感のある就職のため
自分の価値観を定める場に
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自分軸で
「良い会社」を探そう「人気企業ランキング上位の会社」がベストな就職先とは限りません。世の中の評価を妄信するのではなく、自分がなぜ良いと思うのかを明確にすることが大切です
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キャリアをイメージし
具体的に質問するやみくもに質問するのでは非効率的。自分がどんなキャリアを描きたいのか、なるべく具体的にイメージして、ギャップ解消に必要な質問を考えましょう
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譲れない価値観を
明確にしていこう勤務地、福利厚生、裁量、その全てを理想通りに満たす会社を探すのは難しいもの。絶対に譲れない価値観は何なのか、社員との対話を通じて明確にしていきましょう
横浜みなとみらいの自社ビルが研究開発の拠点であることも先輩から好評だ
富士フイルムビジネスイノベーションは複合機メーカーのイメージが強いかと思いますが、画像処理や自然言語処理の領域でも長きにわたって存在感を発揮してきました。近年は、米国のセキュリティー基準「NIST」において国内初の最高評価を取得したり、国内外のベンチャーとのM&Aによりシナジーを強化したりと先進的な取り組みに注力しています。
例年のインターンシップは夏と秋に開催。特に夏のインターンシップは、自己分析や他者との協働を通して自らの「原動力」を自覚できると好評です。当日はソフトウエア・ハードウエア・マテリアルの複数領域の先輩社員と話せる機会も提供しているため、自分にとって理想的なキャリアの具体像を描く助けとなるでしょう。なおかつ、価値観の異なる学生とも交流することで、自分だけの世界に閉じることなく多角的な視野で進むべき道を考えていくきっかけになるはずです。
Web上の情報からは読み取れない
会社のリアルな姿を探ろう
当社では10年以上前から「納得就職」という考え方を大切にしています。当社が一方的に学生を選ぶのではなく、学生もまた自らの意志をもって当社を選んでほしい。そう考えるからこそインターンシップでは、先輩社員が学生時代に取り組んでいたことや、就職活動当時の志望動機、そして現職での一日の仕事の流れなどを率直に話し、学生の皆さんが本当に働きたい企業を見極めるために必要な“生きた情報”を提供しています。
なお当社では、職種も研究、開発、生産技術、知的財産の技術職から、システムエンジニアなどの多様な道が開かれています。夏のインターンシップ参加者を対象に事前に実施する座談会では、およそ10職種の働き方をご紹介。興味のある職種を選んで効率的に説明を聞けるように工夫しており、参加した学生からの高い満足度を誇ります。
こうした機会を最大限に活かすために、学生の皆さんもしっかりとした自己分析を行い、自らの「譲れない価値観」がどこにあるのかを見定めてください。何となく参加するだけでは質問も抽象的になってしまいます。皆さんが持つ十人十色の働きがいに当社がマッチするか、インターンシップを通して十分な判断材料を得ていただけたらうれしいですね。
昨今ではSNSをはじめとしたWeb上での情報収集や企業研究も盛んですが、そうして集めた情報が必ずしも全て真実とは限りません。自ら会社に足を運び、自分自身の価値観に照らして重要な情報を先輩社員に質問するなど、能動的にインターンシップに参加して得た体験こそ、入社後のギャップをなくす秘けつではないでしょうか。