入社後に「成長できる環境」をどう見極める?
企画者が教えるインターン活用ポイント
不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。
創業以来培ってきたドキュメントサービスと、独自のAI・IoT技術により、顧客の経営課題の解決を支援するメーカー・ソリューションプロバイダー
※2021年に社名が変更となりましたが、記事内では掲載当時の社名で表記しております学生向けのプログラムではなく、実際のプロジェクトに参加するからこそ、まずは当社の技術を理解することが必要です。しかし、当社が30年以上蓄積してきたAIやIoTなどのノウハウを、たった数日間で理解することは容易ではありません。また、決められた期間内に成果を生み出さなければならないビジネスの厳しさにぶつかる場面もあるでしょう。しかし、こうした難しさを乗り越えた先に革新的な技術が生まれ、世界中の企業の発展に貢献するという当社の研究開発の醍醐味に触れることができるはずです。
インターンシップでそのような当社で働く面白さを体感するためには、主体的に取り組むことが大切です。例えば、技術の理解を深めるために、自ら海外の文献を読み情報を集める、担当業務以外の会議への出席を依頼するなど、枠にとらわれない行動や、意見の発信を心掛けてください。
学生だからといって、遠慮する必要はありません。当社には年次に関係なく、主体的な行動をとる人を応援する風土が根付いています。意見を否定せず、受け入れる会社だからこそ、自由な発想のもと意見を発信することで、裁量の大きさやフラットな社風を感じられると思います。
ビジネスにおける研究開発の理解だけではなく、富士ゼロックスの社風をリアルに感じられるこのインターンシップ。実際の社員としての働き方を体現し、入社後活躍できるフィールドなのかを見極める機会にしてください。
学生だからと遠慮せず、疑問や意見、要望を発信してください。当社では意見を発信することが好まれ、それをかなえようとする柔軟さがあります。実際に、学生の意見から産学連携につながった事例もあります
受動的に行動するのではなく、普段の進め方などに対して「より良い方法はないか」と考えることを大切にしてください。社員が気付かないような視点や、新しい発想を受け入れる風土を感じてみてください