フューチャー(フューチャーアーキテクト)
日本初の独立系ITコンサルティングファーム。経営・業務・技術を深く理解し、三位一体の改革を行う。職種を分けず、ITコンサルタントが経営戦略の立案から開発、保守・運用まで一気通貫で担うのも特徴
システムの完成ではなく
「お客さまの課題解決」がゴールに
ITコンサルタント
中央大学理工学部人間総合理工学科卒。2017年新卒入社。研修後、大手物流業界のプロジェクトに所属し、基幹システムのリニューアルなどを担当。現在は大手小売業界のプロジェクトでグランドデザインから開発まで手掛ける
IT未経験で入社する不安をよく聞きますが、覚悟をもっていれば大丈夫だと思います。私もIT未経験ですが、新人研修では同期と切磋琢磨し、先輩にも助けていただき、苦労しながらも技術力の礎をつくりあげた期間になりました。その後、最初に配属された大手物流業界のプロジェクトでは早速開発業務を経験。少しずつ「ものづくり」の楽しさを感じることができ、徐々に難度の高い領域も担当して成長を実感する日々でした。
経験を積む中で、お客さまとの接点が多い前工程に携わりたいと感じるようになりました。4年目に手をげて、今の大手小売業界のプロジェクトに異動しました。店舗業務を支援する案件の立ち上げで、グランドデザインから現在の開発フェーズまで関わっています。この案件ではお客さまと密な対話の機会が増え、現在の課題に対するアプローチの難しさを感じました。小売業のため、お客さまの顧客へ販売力や商品力を十全に表現する必要があります。また、表現するだけでなく購入者の方の満足度向上や信頼関係を構築する仕組みを考えることも重要です。私自身の意見や思いが反映され、業務が変革されていくことのうれしさを感じるとともに、影響力や社会的意義の大きさを再認識しました。
これまでの人生の「選択」を軸に
変化に挑む日々と視座の変化
最近は仕事の姿勢にも自身の成長を感じます。1年目は開発することに必死でしたが、現在はお客さまと同じ目線に立ち、課題を解決するために最適解を考え、それをシステムとして形にしたいと強く意識するようになりました。思い返せば、要件を決定する中で起こった、お客さまの意見と自分の提案との対立が変化の契機でした。お客さまの事業の目的や目指す成長の形を共に考える。そして何のために必要なシステムなのか認識した上で導入を提案する。お客さまと同じ目線に立った提案により、メリットをより理解していただけるようになります。その積み重ねで提案通りに従来の業務フローを変え、効率化を図ることができました。
また、頼もしいパートナーになるためには、私がお客さまの本質的な課題を解決できる存在だと感じてもらうことが不可欠です。上司から言い回しや論点のつくり方を学び、提案力の向上を日々心掛けています。こだわりをもって一行一行つくり上げたシステムが動き出す高揚感はこの仕事の面白さですが、自らの提案によってお客さまの業務効率化に大きく貢献できることも今ではやりがいだと実感しています。
私がフューチャーで楽しく働いているのは、就職活動時に詳細な自己分析を行ったからです。進学先や部活、アルバイトなど人生でのさまざまな決断が誰しもあったはず。その分岐点で「なぜその選択をしたのか」には、仕事選びのヒントがあります。就職活動を始める方には、人生を深く振り返る機会を持つことをおすすめします。加えて、説明会やインターンシップなどで先輩社員と話し、仕事への姿勢やカルチャーを自分の目で確かめることも重要です。主体的な行動が、自分がマッチするキャリア選択には大切だと思います。