2020/11/1 更新 日本IBM

“グッドテックカンパニー”のDNAに誇りと使命感を持てる情熱家を求める

  • 日本IBM
  • ビジネス
  • 人事
  • 企業理解

人事に聞きたい「会社」と「働く人」のこと コンサル業界の採用はどう変わる?
コロナショックをきっかけにあらゆる企業が経営方針や、働き方の見直しを行っている。こうした変化が、コンサルティングファームに与える影響とは?業界のリーディングカンパニーで働く人事責任者8人に、各社のコンサルタントに求められる役割の変化や、今後の人材採用の方針について聞いた。

理事、GBS人事リード
辻 真樹子氏

Profie

外資系コンサルティングファームにて人事・組織変革コンサルタントとしてキャリアをスタート。その後、戦略コンサルティング、さらに通信ハイテク業界専門のインダストリーコンサルティングを経験。2013年に日本IBMに転職。現在は人事責任者としてコンサルタント一人一人が活躍できる組織づくりを推進


新型コロナウイルス感染症の影響で変わったことと変わらなかったことがあります。多くの企業で在宅勤務が取り入れられるなど、ワークスタイルが大きく変わったことは学生の皆さんもご存知かもしれません。日本IBM(以下、IBM)のコンサルタントの働き方、特にお客さまとの働き方は大きく変わりました。IBMのコンサルタントは従来お客さまと膝を突き合わせてプロジェクトを進めていたのですが、様相が一変。テクノロジーを使えばオンラインでも会議やワークショップができることが分かり、一度もお客さまと顔を合わせずにプロジェクトが進んでいくケースも増えました。紙文化の強かったお客さまですらその利便性に気付き、現在は手軽にオンライン会議を利用されています。小さなお子さんがいらっしゃる社員からは、期せずして働き方改革につながった、という話も聞きます。
また、新型コロナウイルス感染症の影響で世界中の企業を取り巻く環境は大きく変わりました。例えば多くの小売業のお客さまは、誰もが店舗に足を運びにくい状況の中で「オンラインでどのように顧客を獲得していくか」が大きな課題になっています。小売業に関わらず、新型コロナウイルス感染症の影響であらゆる企業がデジタル化に取り組む待ったなしの状況に。だからこそ、今まで以上にコンサルタントはテクノロジーに対する知見がないと、デジタル化の波に直面しているお客さまの課題を解くことができないと考えています。どのようなテクノロジーがあり、どのように使うと企業の課題が解決できるのか。テクノロジーをどのようにビジネス上の価値に変換できるのか。それらを分かっているコンサルタントがこれからお客さまに求められ、活躍するのではないかと思っています。もはやテクノロジーは技術者だけが受け持っていればいいという時代ではなくなってきたとも言えます。

より良い社会をつくり続けるには“枠”を超えられる人材が不可欠

新型コロナウイルス感染症の影響で変わらなかったことに、私たちIBMの採用方針があります。IBMは創立以来100年以上にわたり、テクノロジーを活用し、社会をより良く変えていくことに取り組んできました。それは私たちが大事にしてきたDNAであり、これからも持ち続けていくことと思います。また、いつの時代もテクノロジーは実用的であるだけでなく、信頼に足るものでなければならないと私たちは考えています。IBMは最高のテクノロジーを正しくオープンに、倫理的に提供・活用し、個人、地域社会、そして世界にポジティブな影響を及ぼすことを目指しています。これがGood tech(グッドテック)です。世界のテクノロジーをけん引する私たちは、“グッドテックカンパニー”として、テクノロジーが正しく活用されるよう社会を導く責任があると考えています。このような長きにわたり引き継がれているIBMのDNAを体現し、誇りと使命感を持って活躍できる人材を求めています。
テクノロジーで世の中にインパクトを与え変革をもたらし続けるには、IBM1社だけの力では難しくなってきているのも事実です。組織や、時に企業の枠を超えて、多様なバックグラウンドを持った人材がコラボレーションすることが今まで以上に求められてきています。今後ますますそのような働き方が必要とされるでしょう。そうなったときにコンサルタントに必要なのは、背景の異なる多様な人々の考えを受け入れ、国内外問わずさまざまなメンバーや専門家を巻き込む力はもちろんのこと、より大きな社会課題を解決していくために自分のコンフォートゾーンを超え、情熱を持って行動していく“枠を超える力”だと考えています。
ここまでのお話でIBMでの仕事やコンサルタントの仕事に対し、ハードルの高さを感じた人もいるかもしれません。ですが、テクノロジーが好きで、テクノロジーでより良い社会をつくりたいという情熱を持ち、他者を巻き込みコラボレーションできる方にとっては、多くのお客さまがIBMに対して大きな期待を寄せてくださっているからこそ、非常に面白い時代を迎えているとも言えるでしょう。テクノロジーで世界をけん引する“グッドテックカンパニー”での経験や日本のお客さまの課題を解決する仕事は、必ずや、皆さん一人一人のやりがいや成長につながるに違いありません。

一緒に働きたいのはどんな人?

1.好奇心を持ち学び続けられる

変化し続ける社会・技術環境の中で、その変化や挑戦を楽しみ、好奇心を持ち、自分のスキルや知識をアップデートし続けられる方

2.多様な考えを受け入れ共創できる

難易度の高い課題解決に向けて、考えや専門性・バックグラウンドが異なる人たちを受け入れ、つながり、チームで共創できる方

3.社会や未来に責任を果たす

テクノロジーを「正しく」「効果的に」活用し、社会やお客さまに貢献していくことに誇りと責任感を持って取り組める方

日本IBM

世界170カ国以上でビジネスを展開するグローバルITカンパニー。ビジネスコンサルティング、ITシステム導入・運用管理など、世界中に蓄積した専門知識や実践的ノウハウ、最先端テクノロジーを活用し、企業変革を実現するソリューションを提供。近年は複数の企業との協同による新たなビジネスモデル創出におけるプロジェクトの推進も担う

合わせて読みたいこの企業の記事