2023/11/01 更新
楽天グループ

会員数1億以上のEコマースの力で
地域をエンパワーメントしたい

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コンサルタント系 コンサルタント
ヴァイスマネージャー ECコンサルティング部
店舗インキュベーション課
店舗オープングループ
内藤綾美

立教大学法学部法学科卒業。在学中はサークル活動で無料の法律相談を行うほか、ボランティアとして宮城県・南三陸の復興支援活動にも従事し、幅広いフィールドで活躍。2017年に楽天グループへ入社し、ECコンサルティング部に配属。以降、国内最大級のECモール・楽天市場における店舗サポート業務を中心に手掛けている

現在の仕事内容は?
店舗インキュベーション課店舗オープングループのヴァイスマネージャーとして、楽天市場への出店サポートおよびグループ戦略の立案に携わっています。出店には「申し込み」「アカウント発行」「サイト開設」「開店前審査」「正式オープン」といった一連の流れがあります。私の仕事は、サイト開設の段階でシステムの操作方法を説明したりデザインをアドバイスしたりすること。店舗さまと一緒に販売戦術を練りながら、いかに売上につなげるかがミッションです。現在は20店舗ほどを担当しており、時には地方まで足を運んで直接お話を伺うことも。その他、マネージャー業務としてサポート体制の見直しやスタッフの育成などを手掛けています。
この仕事を選んだ理由は?
地域に関わる仕事がしたかったからです。きっかけは学生時代に参加した復興支援ボランティア。宮城県・南三陸で農作業や梱包作業に取り組みました。何度も現地を訪れ、地元の皆さまの人柄や土地柄に触れるうちに、もっと力になりたいと思うようになり、就職活動も地方創生に注力している企業に絞って行いました。当社は「イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする」をミッションとしており、1億以上の会員数と70を超えるサービスによる膨大なデータ分析を強みに、全国各地の自治体と協業して地域の課題解決に貢献しています。ここなら、自分がやりたい仕事ができると思い、当社を選びました。また、選考を通じて話を聞く中でどの社員も自分の仕事に前向きに取り組み、誇りを持って働いている様子がひしひしと伝わってきて、「私もこんな先輩たちと一緒に働きたい」と強く思ったことも入社の決め手となりました。
仕事のやりがいは?
店舗売上が向上し店舗さまに喜んでいただくことです。ある化粧品メーカーさまの例ですが、ECサイトの文言の一つ一つを共に熟考し、さらに利益構造の改善まで細かくアドバイスしました。「あなたが担当で良かった」と感謝され、のちにお手紙まで頂いたときには、大きな達成感を感じましたね。
仕事の大変なところは?
店舗さまのコンサルティングやチームマネジメントには正解がないので、最善策を打ち続ける難しさを感じています。そのため、検証と振り返りを必ずセットで行うように心がけています。当社のコンサルタントの仕事には制限はありません。店舗さまやチームの成功のために試行錯誤したいという私の志向をフルに活かせるのはとても魅力です。
今までで一番印象的だった仕事は?
入社2年目で店舗さま向けの勉強会を立ち上げたことです。当時私は、担当企業数が急激に増えてしまい、一対一での対応が難しい状況に陥っていました。「電話がつながらない」などのお叱りを受け、打開策としてライブ形式で講座を配信することにしたんです。週1回45分、日時を告知してご都合が合う店舗さまにアクセスしていただき、サイトの運用方法やセールイベントの攻略法など、売上を伸ばすコツについてレクチャーしました。当初は個人で行っていた活動でしたが、この取り組みが高く評価され、月間MVPを表彰する楽天賞を獲得したことを機に社内へ広く波及。半年後には同時接続300店舗以上の規模にまで発展しました。
仕事を通じてどんな成長ができた?
人を支えたいという志向が強かった私が、今はリーダー職を任されています。店舗さまやメンバーとの向き合い方、強み・弱みの見極めなど、今のポジションだからこそ学べたことはたくさんあります。過去に上司から教わった「一生懸命だと知恵が出る、いいかげんだと言い訳が出る」という言葉を胸に、失敗を成長の糧にして力を付けていきたいです。
今後の目標は?
ECの枠にとどまらない、地域に貢献する新しい仕組みづくりに挑戦したいです。勉強会の件でも分かる通り、当社には社員の挑戦をたたえ後押しする風土があります。また、フィンテックやモバイルなどの多彩なサービスもあるので、この環境を活かして当社ならではのサービスを生み出したいですね。
自分らしく働ける仕事はどう選ぶ?
幼い頃からミッション系の学校に通っていたこともあり、誰かを支える、他者のために生きるという考えが私の人生の礎になっています。もしも仕事選びに迷うようなら、自分の本質を深く掘り下げてみてください。どんな仕事を選ぶにしろ、根底に自分の楽しいと思えるもの、喜びを感じられるものを見いだすことができれば、必ず成長できるはずです。