カルチャーフィットをかなえた先輩たちに聞いてみた
「自分に合う会社」を見極める三つのポイント
年収の高さや企業の知名度は、必ずしも入社後の満足度や活躍を保証してくれない。長期的なキャリアの満足度には、本人と企業の相性を見極める視点が不可欠だ。
そこで、カルチャーフィットをかなえた若手社員たちのリアルな就職活動に注目。先輩たちの経験から、納得感のある会社選びのヒントをもらうべく、彼らが何を重視し、いかにして自分に合う会社を見つけたのかを「三つのポイント」で聞いた。
 
         
          
          日本経済の発展に貢献できる大きな裁量
共に考えて決める文化で若手も主役に        
        
            
               Q1.今の仕事内容は?
            
            Q1.今の仕事内容は?
          
           
            現在は人事部で新卒採用を主に担当しています。学生との対話を通じて「日本取引所グループ(以下、JPX)が社会からどう見られているか」「学生は何を求めているか」を直接知ることができることが魅力の一つです。その気付きを採用ブランディングの構築や、入社後の新入社員研修などの企画立案に活かすことで、共に公共性を追求し、グローバルな競争の中で日本経済の未来を創造する仲間探しに注力しています。
            
               Q2.仕事のやりがいは?
            
            Q2.仕事のやりがいは?
          
           
            入社3年目でも、採用イベントや研修の企画をボトムアップで提案できる、裁量の大きさです。文理問わず多様な学生を採用するJPXですが、今後必要不可欠なIT・デジタル分野に興味のある学生の採用強化をしており、そのための企画を複数立案しました。上司は一方的な指示をするのではなく「一緒に考えて、一緒に決める」姿勢で、共に検討し、承認してくれます。その企画に学生から良い反応を得られた時の達成感は格別です。
            
               Q3.入社の決め手は?
            
            Q3.入社の決め手は?
          
           
            大学のラクロス部で、自分の提案がチーム全体を大きく変える面白さを知った経験から「社会に影響を与える大きな仕事」と「風通しの良さ」が企業選びの軸でした。JPXは東京証券取引所などを傘下に持ち、日本の株式市場で圧倒的なシェアを誇る唯一無二の存在。同時に、約1300人の少数精鋭でこの巨大なインフラを動かしており、必然的に若手の裁量が大きい。ここなら社会に大きく貢献しながら自分らしく成長できると感じました。
            
               Q4.会社のカルチャーは?
            
            Q4.会社のカルチャーは?
          
           
            例えばお昼時は、部署や役職に関係なく「ランチ行こうよ」と自然に声が掛かるような、オープンな雰囲気。また、部署内の先輩からのフォローが手厚いだけでなく、他部署の先輩が相談役になる『ななメンター制度』もあり、仕事の悩みからプライベートなことまで安心して話せます。こうした縦横の強いつながりが、部署を超えてプロジェクトを進める際の一体感を生み出しており、日々の働きやすさに直結していると感じています。
            
            
              直接社員の話を聞き
リアルな情報を得る            
          
          リアルな情報を得る
OB、OG訪問で若手と中堅、両方の社員の方からお話を伺い、仕事や職場環境の解像度を高めました。また、採用サイトの「社員インタビュー」も熟読し、働く人の価値観や会社のカルチャーを深く理解するよう努めました
            
            
              素の自分を出し
高いマッチングを            
          
          高いマッチングを
入社後のギャップは「人」で生まれると考え、自己分析を徹底。面接では趣味の話で盛り上がるなど、あえて「素」の自分をさらけ出していました。会社側にも相性を見極めてもらい、真のマッチングを目指しました
            
            
              「譲れない条件」を
明確にする            
          
          明確にする
良い点に目を向けるだけでなく「受け入れ難い要素はないか」という視点も大切です。例えば給与や勤務地、労働環境など自分自身の譲れないポイントを持つことで、長期的に安心して働ける環境を選ぶことを心掛けました
 
         
                      
                       
              
		     
                
               
                
               
                
               
              
            

