2026/5/01 更新

AI時代、理系に求められる力はどうなる?

技術職の新しい必須条件

AIの急速な進化が続く今、技術職に求められる定義も変化するのではないだろうか。従来の「専門知識の量」だけでは測れない時代において、選考官は学生のどこを見ているのか。理系採用の最前線に立つ責任者たちが、これからの技術職に求める能力を公開。激変する環境下で、理系学生が磨くべき真の専門性、そしてインターンシップで確かめるべきポイントも紹介する。

資生堂
AI時代も変わらない美への信念が資生堂の技術軸
磨いた感性と大局観が不確実性の時代を動かす
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採用1グループ
山本篤史
神戸大学法学部卒業後、2010年に大手OA機器メーカー企業へ新卒入社し、人事として採用や人材開発を担当。その後、同社にて生産企画・経営企画などの経験を経て、18年には大手HR Tech企業へ。23年から資生堂へ入社。担当業務は資生堂&資生堂ジャパンの新卒・中途・ダイバーシティー採用の統括
AIの台頭であらゆる市場が激変する今、実は当社の採用において求める本質は大きく変わっていません。土台となるのは、ビューティービジネスの可能性を信じ、共感していただけるかどうか。資生堂は150年にわたり、「ビューティーの力で人の人生や日々の活力を支えられる」と信じてきました。この共感をベースに、「アート&サイエンス」という感性と科学の両方を大切にする文化が私たちのぶれない軸であり続けます。中でも、AI時代においては、人とコミュニケーションを取り、感性に直接訴えかける「アート」の重要性が増しているように感じます。科学的に優れた技術だけを追い求めるのではなく、人の心を動かす豊かな感性があってこそ、世の中に新たな価値を生み出せる。資生堂が育んできた「自分の技術が世に出て、誰のどんな一日を変えるのか」という視点が、現代においてより求められていると言えるでしょう。

では、その感性をどう磨くのか。ぜひ強い好奇心を持って自分の心が躍るものを徹底的に突き詰めてください。たとえ専門外の分野でも、好きを探求した経験はアートの部分を育てます。さらに、好きなことを周囲に分かりやすく伝えようと工夫する過程で他者に受け入れられる客観性が養われ、それが新しい発想へとつながることでしょう。そうした好奇心を起点としつつ、変化の激しい環境で壁にぶつかっても諦めない適応力や、物事を大局観で捉える視点が次世代の技術者には欠かせません。インクルージョンを大切にする多様な組織の中で、ぜひ感性と専門性を磨いてほしいと思います。

Q.
活躍している社員の特徴は?

共通項は、自社商品への高い熱量と、お客さま視点を持っていることです。例えば、担当する商品を我が子のように愛し、単に成分や効能を突き詰めるだけでなく、世の中に出た時にどう受け取られるかまでを気に掛けている方。社会にどう良い影響を与えるかという広い関心を持つ方が活躍します

Q.
インターンで体験して欲しいポイントは?

実際の商品やブランドを題材に新商品の提案に挑む中で、働く社員の熱意や議論のスタイルを体験してほしいです。資生堂は多様な感性を受け入れ合う、個性の幅が広い組織です。チームで働く雰囲気を知り、自分とのフィット感を確かめる中で、就職活動における新しい発見の場にしてください

インターン中に発見
こんな学生は入社後も活躍しそう!

強い好奇心を持ち、あらゆる事象から学ぶ意欲が高い学生です。「なぜこのプロセスにすべきなのか」「なぜ資生堂へ入社したのか」など、評価のためではなく純粋な興味から質問が止まらない方は、非常に吸収力が高いと感じます。好奇心は入社後も成長を続ける大きな原動力になるからこそ、今のうちから遠慮せず、気になったことはどんどん質問をぶつけてください

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