2022/5/11 更新

日立コンサルティング

「実現性」を強みに政策提言やルールメイキングに尽力
日本が世界で勝つための土壌づくりに貢献する

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Chief Public Policy Officer
兼 スマート社会基盤コンサルティング第2本部 本部長
川西康則

大手SI企業のコンサルティング部門を経て、2007年に日立コンサルティングへ入社。官庁や自治体といった公共部門のお客様に対するDX推進に加え、産官学連携や大学との共同研究に従事

機械学習の台頭により世界中でデータの活用が進む中、国内でも「Society5.0」や「データ駆動社会」といったビジョンを基に、新しい社会の実現を目指す動きが加速しています。中でも重要なテーマが、「いかに安全にデータを利活用するか」であり、この領域に強みを持つのが日立コンサルティングです。プライバシーの保護はもちろん、最近はELSI(倫理的・法的・社会的課題)の概念が重視されるようになりました。企業がユーザーの同意を得ずに個人情報をビジネスに利用して炎上した事例がありましたが、こうしたリスクを回避するには、法律の整備に加え、倫理的な規範に関するルールメイキングが必須です。人々からの信頼が企業価値を左右する時代だからこそ、時代に即した倫理観を備えることが重要なのです。

なおデータの安全な利活用という観点では、実は日本はグローバルでも進んでいます。資源が少ない日本にとって、データ活用はグローバルで勝ち抜くための手段であり、一層の強化が必要です。ただし民間企業だけでできることには限りがあるため、国や自治体、学術機関との連携が重要となります。当社もその一翼を担うべく、産官学のコンソーシアム「データ社会推進協議会」の理事会社の日立製作所と一体となり、公正で自由なデータの利活用に向けたワーキングの主査として積極的な活動をするなど、この領域に注力しています。クライアントの成長支援も大切なミッションですが、同時に日本全体を底上げしなければ、次世代に明るい未来をつなぐことができません。日本が世界で勝てる国になるための土壌づくりに貢献したい。それがわれわれの思いです。

準公共分野や国・自治体の政策決定でも
本格的なデータ活用が進む

当社は以前から公共分野に強みを持ち、国の機関や官公庁へのデータ活用支援を数多く手掛けてきました。今後は防災や医療、教育などの準公共分野でも同様のニーズが高まり、管轄する自治体や関連団体などへのコンサルティングも増えることが予想されます。さらには、国や自治体の政策決定にデータを活かすEBPM(Evidence Based Policy Making)も本格化しつつあります。当社も参画している日立京大ラボで開発された、AIを活用して持続可能な未来に向けた政策を提言するシミュレーション手法(以下、『政策提言AI』)を用いて、過去の政策効果を検証し、未来の政策効果を予測するコンサルティングサービスを提供しています。今後はカーボンニュートラルなど環境分野の政策や施策にも、この『政策提言AI』を積極的に適用していく方針です。

このように当社は、国や自治体の政策・戦略やルールメイキングに関わることができる数少ないコンサルティングファームです。われわれに政府機関から声が掛かる理由は、「実現性」にあります。日本屈指の研究開発部門を持つ日立グループ唯一のコンサルティング会社として『政策提言AI』などの技術を駆使し、エビデンスに基づいた提案や提言ができる。だから“絵に描いた餅”にならないのです。よって当社のコンサルタントには、現状を正しく認識し、ファクトに基づいて考える力が求められます。今はネット上にあらゆる情報があふれており、情報の真意や本質を理解せずに知った気になってしまう人も多くいます。しかし、「この先にどのような影響があるか」までを見据えて語れる人は少ない。まずは事実を捉え、幅広い視野で多角的に見れば、現状の課題を正しく認識でき、本質的な解決策が見つかるはずです。

また新しい技術が次々と登場する時代だからこそ、「これを使った人はどう反応するだろうか」と、人の感情や価値観に寄り添った物の見方が重要となります。ルールメイキングには「社会が何をどこまで許容できるか」を考える力が必要であり、人間の心理を理解しようとする視点が不可欠です。

日立コンサルティングは少数精鋭の組織なので、一人一人が自分の持ち味を発揮して強みを伸ばせます。入社4年目や5年目の社員がISO(国際標準化機構)の委員になり、CPS(Cyber Physical System)上のセキュリティ対策フレームワークの国際標準化に取り組むなど、若手のうちから国を代表するほどの知見を得て、自分を成長させていく機会があります。コンサルタントとして早期に成長し、第一線で活躍したい。そんな方には最適なフィールドです。

次世代コンサルタントに求められる要素

膨大な情報の中から事実を捉え
現状を正しく認識する力が必須

コンサルタントは「どれだけ現状を正しく理解できるか」が勝負。現状認識が間違っていれば、導き出す解決策も的外れなものになるので、あふれる情報に流されず、事実を捉える力が不可欠です

一つのファクトを多角的・多面的に見て
この先に待ち受ける社会課題を発見する

例えば「少子高齢化」というのはあくまで事象の一つ。重要なのは、その先にどのような課題があるかを見つける力です。それには物事をさまざまな視点から眺め、広い視野で理解することが必要です

テクノロジーの知識だけに溺れず
それを使う人間の心理を理解する

新しい技術を紹介するだけなら誰でもできます。コンサルタントの役割は、使う人がどんな反応や感情を示すかを理解すること。ELSIやAI倫理が注目される中、人間心理への洞察が求められます


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