会社員18人のチャレンジヒストリーを公開 「自分の仕事」ってどう見つけたの?
「自分が本気で打ち込める仕事」って、一体どうすれば見つかるんだろう?その答えを探るべく、この特集では、トップカンパニーで働く若手社員たちに、どんなチャレンジを経て「本気で打ち込める仕事」に出会ったのかを聞いてみた。自分に合った仕事は、どんな環境で、どう仕事に向き合えば見つかるのか。先輩たちの姿を通して考えてみよう。
A.多様な業種のプロジェクトを通じて、多くの経験が積めそうなコンサルタントの仕事に引かれたからです。学生時代から知的好奇心が旺盛な性格で、就職活動時は「幅広い知識を学びながら専門性を身に付けたい」という思いがあり、大手コンサルティングファームの選考を複数社受けました。その中でもデロイト トーマツ コンサルティング(以下、DTC)の、社員の成長を大切にしている雰囲気が特に印象的で、入社を決めました。
A.「多くの経験を積みたい」という思いは今もベースにありますが、「専門性を持つリーダーになりたい」という目標が増えました。きっかけは入社3年目の大手自動車会社のプロジェクトで初めてリーダーに挑戦したことです。上司からの指示をこなすだけではなく、プロジェクトの中で自ら考え、チーム運営を行ったことで視野が広がり、「周囲にどんな価値を提供したいか」という視点で自身のキャリアを考えるようになりました。
A.顧客の潜在的な要望をくみ取り、期待以上の成果に喜んでもらえた瞬間が仕事の醍醐味です。大手自動車会社のプロジェクトでは、顧客の業務改善のPDCAサイクルを加速させるBIツールの導入がミッションでした。ツールの開発・導入を目的とせず、ツールを利用するシーンを具体的に想像し、本質的なニーズを理解しようと努めました。要望になかった機能を提案し、喜んでいただいた時に、この仕事のやりがいを理解しました。
A.誰かの役に立ちたいという思いです。複数のプロジェクトの経験を通し、ベクトルが周りに向いている時に、成果を上げられていると感じます。顧客や上司、後輩に対する、「必ず誰かの役に立つ」という思いが力に変わりますね。DTCには利他の精神を大事にする風土があり、国境を越え、グループ全体で支え合っています。周りの力になりたいという気持ちが、私やDTC、さらには社会の成長につながっていると信じています。
A.リーダーを目指すことはもちろん、大手自動車会社のプロジェクトで携わったBIツールの専門性を深め、プロフェッショナルになることです。入社前は専門的に学びたい分野がはっきりと決まっていませんでしたが、多くのプロジェクトに積極的に取り組むことで興味・関心の幅が広がり、目指したい道が明確になりました。専門性を活かして、自分にしか出せない付加価値で社会の変革を実現していきたいです。
A.DTCにはキャリアを真剣に考え、成長の機会を与えてくれる社員がたくさんいます。入社年次が浅いうちから、私のようにリーダーなど裁量の大きな仕事を任されることは珍しくありません。しかし、その機会に気後れして行動できないと、自身の可能性の幅を狭めてしまいます。「今後の糧になる」という気概で臨めば多くのスキルが得られ、キャリアの選択肢が増えるはず。そして熱中できる仕事も見つけられるでしょう。
1年目
入社後初プロジェクトとして国内大手製薬会社のIT部門の業務を支援。上司の指導の下、会議の進行役や海外出張など、さまざまな経験を積めました
3年目
入社後2つ目に参加した国内大手自動車会社の案件では、販売店舗の売上高など、あらゆる数値を可視化するデジタルツールの作成に挑戦しました。このプロジェクトは上司の指示をこなすのではなく、初めて自らが主導した案件だったため、思考力と行動力が養われました
3年目
同じ自動車会社のプロジェクトでは、リーダーとしての役割も担当。初めて触れるIT技術に四苦八苦しながらもあきらめずに取り組み、大きな遅延もなくプロジェクトを成功に導きました。また、リーダーとしてはチームを引っ張るやりがいと共に難しさも実感。この経験が、深く身に付けたいスキルと目指すキャリアを明確にする機会になりました