こんにちは!type就活事務局の奥富です。
「合同説明会」(=合説)とは、その名の通り多くの企業が一同に同じ場所に集結し説明会を開催するものです。金融業界合同説明会といった業界別のものから、インターンシップ合同説明会など夏冬に開催されるインターンシップの概要などに特化した合説もあります。
就活生なら誰しも耳にする“合同説明会”。
「本当にこれって参加しなきゃいけないの?」
「大手の内定を決めた先輩が別に行かなくてもいいと言っていた」
「志望業界決まっているし別に行かなくてもいいよね」
そう思っている学生さんも多くいらっしゃるでしょう。
私も就活生時代は「人混み苦手・立ちっぱなし苦手・スーツ嫌い」だったので、合説にはあまり参加した覚えがありません。しかし実際に行ってみると、得られるものも多くありました。今回は「合説なんかまじでだるい」と思っている皆さんの足取りが少しでも軽くなるような話を、合説嫌いだった私が伝えられたらと思います。
合説といえば、多くの企業がいっせいに参加しているため、効率的に企業担当者からの話を聞ける貴重な機会です。
しかし、担当者の話を聞くのに夢中になりすぎているのはもったいない!多くの企業が一同に集まることがめったにないのと同様に、多くの就活生が一同に集まることもめったにないからです。この機会に周りの学生の様子を観察してみることをおすすめします。
なぜかって?
もしかしたら、企業ブースで一緒に話を聞いている人たちが自分の同期になるかもしれないですよね。
入社後、
「会社の雰囲気が思っていたのと違った…」
「同期とうまくやっていけない…」
などはよく聞く話です。
ぜひ、自分が説明を聞いているブースにどんな学生が参加しているか気にしてみてください。
たとえば最前列で話を聞いている学生・手を挙げ質問している学生・メモを取りまくっている学生などに注目してみると、その企業を受けようと思っている学生の雰囲気がつかめるはずです。
このように参加している側に注目してみると、好き嫌いが見えて企業選びの足しにはなるかと思います。
個人的には外資コンサル系、大手広告代理店、ベンチャー系などは特に参加学生の色が出やすいかと思いました!
「合説ってまだどこに行きたいか決まってない人が行くものじゃないの?」と思っていませんか?
もちろんそのような人にはぜひ合説をおすすめしたいですが、個人的には志望業界が固まっている人こそぜひ合説に参加してほしいと思います。
志望業界が固まっている人も、改めて「なぜその業界を志望しているのか」と聞かれたら答えにつまってしまいませんか?
合説のいいところのひとつに「企業を横並びで比較できる」ことがあります。志望業界のニッチ企業や、他業界のトップ企業の説明を聞きに行き、自分の志望企業と比較してみましょう。そうすることで志望動機をはっきりさせられるはずです。
逆に比較したうえで、もっと興味のある業界がでてきたり自分の就活軸に疑問を持ったりすることもあるでしょう。先入観を捨てて色んな企業を見てみることも大切です!
人それぞれ性格が違うのは当たり前、だからこそ自分に合った就活をしたいですよね。合説も自分に合った活用をしていきましょう。
積極的に話ができるタイプは、ブースにいる担当者に質問をしたり内定者の人に話しかけ連絡先を交換したりしていきましょう。合説がきっかけで人事に顔を覚えてもらえた・リクルーターがついたなどという話もあるので、積極的にアプローチしてみて損はないと思います。
人見知りで積極的に話しかけるのは難しい…という人は、今までお伝えしたことを実践してみてください。周りの学生に注目してみる・同じ業界を企業単位で比較してみるなどコツコツやってみましょう。
スーツも嫌いだし人混みも嫌いだ!という人は、とにかくいろんな企業からパンフレットをもらうだけでもいいと思います。家に帰って読み返したときに、この企業面白そうかもと思ったら説明会に参加してみる・そこで働く人たちに会ってみるなどの行動につなげるといいと思います。
最近は入退場自由、私服参加OK、駅までのシャトルバス付きなどの合同説明会も増えてきているのでぜひ自分に合った形で活用してみてください。
たかが合説、されど合説。一度足を運び自分の目で見て経験してみてください。そこから自分がどのように合説を活用すればよいか考えてみましょう!