2018/12/21 更新 プロレド・パートナーズ大解剖!

コンサルタントが急成長できる環境とは? 業界の注目ベンチャー、プロレド・パートナーズ若手育成の流儀

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特集:コンサルティング業界のゲームチェンジャー、プロレド・パートナーズ大解剖!
大手企業・上場企業の経営コンサルティングを手掛けるプロレド・パートナーズは、完全成果報酬型のビジネスモデルを確立するなど、これまでのコンサルティング業界の常識を覆しながら、独自の進化を続ける今注目のベンチャー企業。気鋭の若手コンサルタントを多数輩出しながら、急成長を続ける同社の「強さの秘訣」を探る!


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資料の整理に、先輩が行うプレゼンの準備――。これまで多くのコンサルティングファームでは、新人の仕事は“アシスタント業務”というのが常だった。しかし、そんな業界の慣習とは全く異なる新人育成の手法を採るのが、今注目のベンチャー企業、プロレド・パートナーズだ。

同社には、入社からわずか2カ月で大手クライアントへの役員プレゼンを任された若手もいるほど。年齢・経験を問わず活躍のチャンスが広がっているということで、東京大学や京都大学など、国内トップ校出身者からも入社希望者が続々と集まっている。また、大手他ファームからの中途入社を希望する人も多い。

大手のコンサルティングファームでは得られない、プロレド・パートナーズだからこその成長環境とは?京都大学出身の森真璃子氏、東京大学出身の小林一航氏、大手コンサルティングファームから中途入社を決めた園田宏二氏に話を聞いた。

大手企業の肩書きや、長い下積み時代はいらない。 1年目から現場で成長できる環境

—————皆さんがプロレド・パートナーズに入社した理由を教えてください

森真璃子氏(以下、森):私は今年春に新卒で入社しましたが、大学の専攻が理系だったので、当初はメーカーの研究職へ進むつもりでした。でも就職活動をする中で、研究職はものを作るプロセスの最初の部分にしか携われないことが分かり、「できればビジネス全体を俯瞰できる仕事がしたい」と思うようになったのです。そんな時、コンサルタントならそれが可能だと知って、この業界に興味を持ちました。

そこでプロレド・パートナーズを選んだ理由は、自分の仕事の成果がはっきり分かることが魅力的だったから。若手でも一つの案件を任せてもらえるので、自分が何をどれくらい成し遂げたのかが見えやすいと感じました。

小林一航氏(以下、小林):私は昨年新卒で入社しましたが、大学時代は将来やりたいことがあまり明確ではありませんでした。就職活動でも銀行や商社などさまざまな業界を受けましたが、大手企業に入社すると若手のうちは下積みの期間が長いため、自分がどれだけ裁量を持って働けるのかという点に疑問を感じました。

そこで、大手よりも小規模な会社の方が自分に合っているのではないのかと考え、いろいろな会社を調べる中でプロレド・パートナーズと出会ったのです。入社を決めた理由の1つは、私の前年に新卒入社した先輩にお会いした時に、「1年目から裁量を持って仕事ができる」と聞いたこと。この会社なら、若いうちから成長の機会を与えてもらえると確信できました。

園田宏二氏(以下、園田):私は転職組ですが、入社のきっかけはある転職サイトを通じてオファーメールを頂いたことでした。「弊社の第二創業期を共に担って欲しい」という一文を読んで、「ぜひやってみたい」と思ったのです。

前職は大手コンサルティング会社でしたが、仕事をしていて「これが本当にお客さまにとって満足できる提案なのだろうか」と疑問を感じることが度々ありました。ほとんどのコンサルティング会社は固定報酬型のビジネスモデルですが、成果に関わらずお金を頂くことは決まっているので、コンサルタントはどうしてもお客さまの意向に引っ張られがちです。本当は組織の抜本的な改革が必要だとわかっていても、お客さまが今までのやり方を変えることに抵抗を感じる場合、「こちらが報酬を払うのだから言う通りにしてよ」と言われたら、コンサルタントもあまり強く言えない雰囲気があるのです。

でもプロレド・パートナーズが採用している成果報酬型は、「成果が出たらお金を頂きますが、成果が出なければお金は頂きません」という仕組みなので、こちらも妥協せずお客さまにとって本当に最適な提案ができます。成果報酬型はクライアント企業の価値を高めることができる素晴らしい仕組みですし、他のコンサルティング会社にはない大きな強みだと感じています。

—————日本では、大手企業に就職することを良しとする価値観が根強く残っています。まだ創業から10年未満のベンチャーに就職することについて、周囲の反応はいかがでしたか。

森:両親は私が研究職に就くものだと思っていたので、別の職種を選んだことに驚いていました。ただ私自身は「自分がやりたいことを実現するには、研究職以外の選択肢しかない」と分かっていましたし、その他の選択肢を検討する時も大手かベンチャーかに関わらず「できるだけ早く自分の実力を伸ばせる会社」という点にこだわって就職先を選んだので、その思いを両親に説明して納得してもらいました。

小林:私の父も大手企業を辞めて転職した経験があるので、ベンチャーを選んだことを両親は特に気にしませんでした。ただ祖父母に就職の報告をしたら、「コンサルって何?」と聞かれましたが(笑)。同じ大学の友人たちは大手企業に就職する人がほとんどだったので、祖父母には「僕は他の人たちとは違う場所で活躍するつもりなんだよ」と話しました。ベンチャーを選んだからこそ、今は周囲の人たちに認めてもらえるように人一倍頑張りたいと思っています。

園田:私は新卒で都市銀行に就職しましたが、こちらが新人にも関わらず、営業に行くと企業の社長が会ってくれるわけです。でも、私に銀行の看板がなかったら、この人たちは絶対に会ってくれないはずだ。そう感じた時から、「会社の看板がなくてもバリューを出せる人材になりたい」と考え、会計士資格を取得したり、コンサルタントに転身したりして、武器になる専門性を磨いてきました。だから私としては、今いる会社が大手だろうとベンチャーだろうと関係なく、自分自身の力で勝負できる人間でありたいと考えています。

実務デビューが早い秘訣は、徹底した事前準備にあり

—————実際に入社した後、どのような仕事を任されましたか。また、どんな時に自分の成長を実感したか教えてください。

森:入社してまず感じたのは、「実務デビューが本当に早いんだな」ということ。私が最初の案件にアサインされたのは、入社1週間後ですから。入社から10カ月経った今は、5社の案件を任されています。

私が自分の成長を実感するのは、お客さまとの交渉で自分が思い描いた方向へ議論を着地させることができた時です。今はまだマネジャーに同行してもらっていますが、メインスピーカーとしてクライアントへのプレゼンや交渉を任されています。上長やマネジャーが事前にプレゼンの指導やロールプレイングをしてくれるので、自分でも「これだけ準備をしたのだから大丈夫」と思えますし、責任ある立場でお客さまに話す時も不安はありません。

小林:私は2年目なのでクライアント先に伺う時もマネジャーは同行せず、一人で任されています。その前にも、新卒で入社して2カ月が経った頃、マネジャーが急用で同行できなくなり、私が初めて大手クライアントへの役員プレゼンを任されたことがありました。その時、前日に部長やマネジャー、チームメンバーが総出で私に付き合ってロールプレイングをしてくれたのです。重箱の隅をつつくような細かい質問にも答えられるまで徹底して準備をした上で送り出してもらったので、プレゼン本番は拍子抜けするほどうまくいきました。こうした機会をたくさんもらえるからこそ、私も早く独り立ちできたのだと思います。

—————新人の仕事や成果をサポートしようという意識を持った先輩方が多いのですね。

はい。それに加えて、弊社は役員と若手の距離が近いので、仕事を間近で見ながら学べる機会が多いのもありがたいですね。最近は新規事業の立ち上げにも加わっているので、弊社代表の佐谷と二人で打ち合わせをしたり、佐谷と海外の機関投資家が商談する場に同席させてもらったりしています。

園田:弊社の若手の成長が早いのは、自分たちの成果を検証できる環境があることも理由の一つです。一般的なコンサルティング会社では、顧客に提案はしますが、それを実際に現場で実行するのはお客さまです。ですからコンサルタントは、自分たちの提案が最終的にどんな成果になったかという効果測定ができません。

でも弊社の場合、成果が出なければ報酬がもらえないので、実行後の効果測定までしっかり実施します。だから成果に対する振り返りと検証ができるし、PDCAを回しながら、より高品質なサービス提供へとつなげていくことができる。こうした機会は、他のコンサルティング会社ではなかなか得られないでしょう。

—————他に、若手のスピーディーな成長を促す仕組みや研修制度などはありますか。

森:私があって良かったと感じたのは、入社半年目に行われた研修です。入社直後にも新人研修がありましたが、いったん現場に出て実際の仕事を経験し、普段の業務での反省点やうまくいかない部分を感じている段階で研修があると、とても大きな学びになります。「この話は仕事のあの場面で使えるな」と日々の仕事に当てはめながら聞けるので、頭にスッと入ってきました。

小林:今弊社では、技能やノウハウのマニュアル化を、若手に任せてくれています。今後社員が増えれば、個人の技能を他のメンバーが共有できる体制をつくる必要があるからです。これほど重要な業務を新卒の社員が任せてもらえるなんて他の会社ではなかなかないことですから、やはりさまざまな機会を与えてもらえることが自分の成長につながっていると実感します。

園田:私は現在、管理本部長という立場なので、今後は若手の成長機会を作っていく側になります。若手が加速度的な成長を遂げるには、実践で学べるOJTを軸にしつつ、研修でインプットを加えていくことが必要です。私は大企業も経験しているので、同期の横のつながりや社内のネットワークをつくれるという大企業の研修の良さも取り入れつつ、さらに若手がスピード成長できる施策を考えていきたいと思っています。

チャレンジングな環境で、自分の力を伸ばしていきたい

—————最後に、今後御社で成した遂げたいことや将来の目標をお聞かせください。

森:コンサルタントの仕事は提案するだけではなく、最終的にお客さまに決断して頂かなくてはいけませんから、「相手を動かす力」をもっと伸ばしたいですね。論理的な説明力はもちろん必要ですが、それだけでは相手に動いてもらえないので、コミュニケーション力を含めた人間力をさらに磨いていきたいと思います。

小林:弊社のコンサルティングは基本的に民間企業を対象にしていますが、今後は自治体に向けても成果報酬型のサービスを提供していく方針を打ち出し、社内でそのためのプロジェクトチームが立ち上がりました。私もそのメンバーなので、今後はリーダーシップを発揮してチームを引っ張って行くことが目標です。

園田:弊社は将来的に投資ファンドとしての役割も果たしていきたいという計画があるので、私個人の目標としては、投資先の企業にCxOとして入り、その企業の価値を高める仕事をやってみたいと考えています。

また、これから組織が大きくなると、マネジメント層の育成が課題になりますので、私もそこに力を入れていくつもりです。若手社員やこれから入社する新人たちは弊社の将来を担う大事な人材ですから、若いうちからチームや会社全体を俯瞰するマネジメント的な視点を持って欲しい。プロレド・パートナーズならそれを身に付ける学びの機会はたくさんありますので、これからの若手の成長に期待しています。

プロフィール
園田宏二 (Sonoda Koji)(写真左)

一橋大学経済学部卒業
大学卒業後、三井住友銀行に入行。その後、新日本監査法人(現EY新日本有限責任監査法人)にてグローバル企業の会計監査統括やIFRS導入支援に携わったのち、アビームコンサルティングにて経理・会計関連業務の改革構想策定やシェアードサービスセンター設立支援などを経験。2017年よりプロレド・パートナーズにコンサルタントとして参画。現在は管理本部の担当執行役員として上場準備の推進、および上場後のIR方針や資本戦略の策定に携わる

森 真璃子(Mori Mariko)(写真中央)
京都大学 農学部 同大学院 2018年卒業
消耗品関連全般、及び食材調達分野を中心にコストマネジメントプロジェクトに従事。主には小売/食品スーパー/飲食チェーンにおけるグローバル調達の領域において、品質面やサプライチェーンにまで踏み込んだ変革に参画している。コスト改善診断にも精通しており、上場企業の全社的な調達コスト分析にも経験を有する

小林 一航(Kobayashi Ikko)(写真右)
東京大学 法学部 2017年卒業
コミュニケーション(電話/インターネット、広告、印刷)及び保険分野を中心にコストマネジメントプロジェクトに従事。大手企業のデュー・デリジェンスにも多数参画し、全社横断的なコスト改善見込みの診断及び課題抽出にも強みを持つ。語学力を活かし、今後は中国/シンガポール/香港といったアジアでの現地プロジェクトにも参画予定



取材・文/塚田有香 撮影/桑原美樹

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