2022/12/20 更新 業界・企業研究

【24卒・25卒向け】周りと差をつける自己分析&企業分析

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こんにちは!24卒インターン生の谷田部と申します!突然ですが、皆さんは就活を始めるとすぐにやれと言われる謎の分析についてご存じでしょうか?

そうです!『自己分析』とか『企業分析』とかいうやつです。
やろうとしたはいいものの、やり方が全然分からないし、やったところで「就活の役に立った感」が得られないのであまりやってない~という人も多いのではないのでしょうか?しかし、自己分析・企業分析は就活を成功させるためには避けては通れない道。今回はその必要性と具体的なやり方について、自分の経験を交えながら書いてみようと思います。

自己分析・企業分析の目的って?

これら2つの分析の目的は大きく分けて2つあります。
「(1)面接で自分のことを面接官に伝えるため」  「(2)入社したいと思える企業に出会うため」です。

(1)面接で自分のことを面接官に伝えるため
面接は「他人に自分を伝え、相手から評価を得る」という2つのステップから構成されます。
自己分析は「他人に自分を伝える」ために行います。自分が考えていることをうまく言葉にできる人はなかなかいません。まして、面接においてよく聞かれる「あなたの大切にしている価値観は?」などの抽象度の高い質問はなおさらです。自己分析はこれまでの20数年の人生を振り返り、『自分を語れるようになる』作業なのです。
企業分析は「企業から高い評価を得る」ために行います。企業のことをよく知ったうえで、企業が求めるような回答をすることができれば、相手から高評価が得られるというわけです。また、ほとんどの企業は選考において志望度を重要視しておりますので、企業について知っていることが前提で面接が行われます。なので企業分析はそもそも面接を受けるうえでの「前提」なのです。

これら2つの分析を他の就活生より上手にできれば、内定がグッと近づきます。

(2)入社したいと思える企業に出会うため
入社先の決定においても、「自分の好みを知り、入社先を決定する」という2つのステップを踏む必要があります。自己分析は「自分の好みを知る」ために、企業分析は「自己分析の結果を踏まえ、入社先を決定する」ために行います。分析がしっかりできていないと、企業の採用担当の声に流されたり、友だちの就活先にヤキモチを妬いたりして、入社する前から入社が不安になる、マリッジブルーならぬ入社ブルーになりかねません。

以上見てきたように、自己分析や企業分析というのは、就活の最初から最後まで必要になるものだということがお分かりいただけたと思います。
ここからは、面接対策における自己分析・企業分析について自分が就活を体験して考えた方法を書いてみようと思います。

自己分析のやり方

ゴール:自分の過去・現在・未来をわかりやすく語れるようになる。


1, 過去の人生・現在の価値観・未来のなりたい姿を言語化する。
まずは自分について整理しましょう。過去については、受験の志望校決定などから友だちとの喧嘩まで、あらゆるスケールの出来事を思いつく限りで書き出してみることをおススメします。現在の価値観・未来のなりたい姿についてもとりあえず思いついたことを書き出しましょう。書き出す際には、Excelにまとめることをおススメします。

2, そのような行動・考えに至った理由を考える。
過去の行動には何かしら理由があると思います。また、今の考えや未来のなりたい姿の裏には共通しているあなた特有の価値観があるはずです。「その行動の理由、考え・憧れの価値観=あなたオリジナルの性格を反映したもの」となるわけです。このようにして、面接で話す内容を整理できるのですね。

例えば、以下のように書くことができると思います。

過去 現在 未来
行動/考え 部活を引退までやり切れた。 有名な会社に入社したい。 将来的には家庭も大事にしたい。
面接で話すこと みんなで高め合う環境が向いている。 周りから認められる環境だと頑張れる。 若いうちにとことん働いて、将来は時間的に余裕のあるポジションにつきたい。

3, 自分をよく知る友だちや親に見てもらう。
他者から見たときに、違和感がないか確かめてもらいましょう。面接官は面接の受け答えを通じて、あなたの人物像を把握するとともに、短い面接で得た自分の理解が間違っていないか答え合わせをします。実際に私も「友だちからはどういう風に思われてる?」と聞かれたことが何回かありました。したがって、第3者から見た自分像を把握するためにも、自分の自己分析を見てもらいましょう!友だちと見せ合いっこしてみるのもいいですね。

4, 自分を語ってみる。
ここまできたら自分の価値観をまとめて、話す練習をしてみましょう。まとめ方については、「面接 頻出質問」などと調べるとよく聞かれる質問を調べることができるので、1問1問答えを作ってみましょう。
話す練習はtype就活の模擬面接を利用してみてもいいかもしれないですし、恥ずかしかったら自分一人で録音をして話してみるだけでもいいと思います。考えた内容が相手に伝わるかどうか、話し方が相手に聞きやすいスピード・声量になっているか、他に話し方の癖はないかどうかに注意して、自分の面接を評価してみましょう。

1~4を繰り返し行うことで、次第に相手にわかりやすい面接が出来上がっていくわけです!

企業分析のやり方

ゴール:企業の欲しい人材が分かる。


1, その企業の社員の業務内容・仕事への向き合い方を把握する。
企業が採用活動で採用したいと思う就活生は、「自社で活躍してくれそうな就活生」です。「企業で活躍する条件を探すこと=企業分析」なのです。そのための情報は、説明会イベントや企業のホームページなどから入手できます。仕事の具体的な内容から、企業がどのようにして儲けているのか、なぜ儲けられているのかまで何となく答えられるくらい調べるといいと思います。
調べた情報は「(1)会社で楽しく働くことに関わる情報」と「(2)会社が利益を上げることに関わる情報」に分けてみましょう。
(1)なら『企業文化・活躍している先輩の特徴・1年目の仕事内容・社内の教育制度』などです。
(2)なら『企業理念・事業内容・今後の成長戦略』などがこれにあたります。
私は調べた内容を逐一Wordにまとめて、面接前に見直せるようにしておきました!

2, その仕事で活躍するために必要なスキル・マインドを書き出してみる。
その会社に入って活躍するための条件を、調べた内容から自分なりに書き出してみましょう。
スキルとは、「業務を行う上で必要な能力」、マインドとは、「業務を行う上での気の持ちよう」を指します。
例えば、スキルなら『プロジェクトチームをまとめ上げるリーダーシップ』や『物事を論理的に考えられる論理的思考力』などが、マインドなら『ハードワークに耐えうるガッツ』や『自ら課題を発見し、解決策を考える主体性』が当たります。
答え合わせとして、企業のホームページや就活サイトなどにも「求める人材」などと書かれていたりすることがあるので、そちらも併せて見ることをオススメします。自分で考えてから見ることで、より一層会社の理解が深まると思います。

3, 考えた内容を座談会イベントOB訪問で社員さんにぶつける。
自分の考えが見当違いではないか、他に大切にしていることがあるか、それを検証する機会を積極的に作りましょう。就活生の視点からでは気づけないことを知ることができるかもしれません。

4, 面接で話す内容を言語化する。
自己分析で整理した自分の価値観や過去の経験を基に、会社が求める人材になれるように、面接で話す内容を考えましょう。面接の質問についてはネットで「株式会社○○ 面接 内容」などと調べると出てくると思いますので、すべての質問に自分の答えを持ってみましょう。その答えも、友だちや親に見てもらえると尚よしです。自分ではわかりやすく言えていたつもりでも、他の人から聞くと分かりにくいということはよくあります。

いかがでしたか?私なりの自己分析と企業分析についてご紹介してみました。
参考にしていただけるとうれしいです!

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