2021/12/10 更新 自己分析

面接の「結論ファースト」で面接官の理解力が向上する理由とは?

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就活の面接において誰からもアドバイスされる言葉があります。それは「結論ファースト」です。あなたも誰かにアドバイスされたことはないでしょうか?ただ、その効果がわからず、なんとなく結論から話すことだけを意識している人が大多数です。何故、「結論ファースト」にするかと言うと、面接官があなたの話の展開を予想しながら聞くことができるため、理解力が高まるからです。つまり、あなたのためではなく、面接官のために「結論ファースト」にするということです。ウサギとカメの昔話を例にしてご説明します。

■ウサギとカメの起承転結版
ウサギとカメの話を起承転結で簡単に説明すると以下になります。

起:ウサギとカメが競争をすることになりました。
承:カメはノロノロゆっくり、ウサギはぴょんぴょんと駆け抜けてアッという間にウサギがリードしました。
転:ウサギは余裕で勝てると思って一休みしながら寝てしまいました。
カメは着実に一歩一歩進み、寝ているウサギを追い越しました。
結:カメはウサギに競争で勝つことができました。

この話の面白いところは、誰もがウサギが競争で勝つと予想するところ、カメが勝つ点です。話の展開が読めないから面白いのです。ただし、就活の面接では話の面白さを求めているのでは決してありません。あなたの話を面接官が理解してこそ、評価ができるようになるのです。面接官があなたの話を理解しやすくするためには、最初に結論を伝えることが効果的です。その場合、ウサギとカメの話す順番は以下のようになります。

■ウサギとカメの結論ファースト版
起:ウサギとカメが競争をすることになりました。
結:カメはウサギに競争で勝つことができました。
→面接官はウサギではなくカメが勝つ話という結論を最初に理解できます。そのため、最初の段階でカメが勝った理由に興味を持てるようになります。また、それ以降の話もカメが勝つという情報をもとに展開を予想しながら話を聞くことができるようになります。

承:カメはノロノロゆっくり、ウサギはぴょんぴょんと駆け抜けてアッという間にウサギがリードしました。
→面接官は自分の予想通り、ウサギがリードすることに安心感を覚えます。面接官が話を理解しながら聞くことができます。

転:ウサギは余裕で勝てると思って一休みしながら寝てしまいました。
カメは着実に一歩一歩進み、寝ているウサギを追い越しました。
→面接官はカメが強みを発揮して、ウサギに勝ったことを話の流れの中で違和感なく理解できるようになります。

結:カメはウサギに競争で勝つことができました。(話の締めとして結論の繰り返し)
→面接官は最初に結論を知っており、話の展開も無理なく話を受け止められるようになっているので、さらに結論に納得感を得られるようになります。

このように結論を最初に話すか最後に話すかの違いだけで、面接官の理解力が変わることがイメージできるのではないでしょうか。仮に「ウサギとカメが競争をすることだけの情報」しかないと面接官は必要以上の想像力を使って話を聞く必要がでてきます。すると、面接官があなたの話についていけなくなる可能性が高くなります。あなたの話を面接官が理解できなければ合格することはありません。そのため、結論ファーストが面接官の理解力を高めるのに効果的なのです。面接官が結論情報からあなたの話を想像力でカバーしながら聞くことができるため、理解力が高まるのです。是非、面接では結論ファーストを意識してください。

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文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム