就職活動でESや面接で「どのような言葉を使うのが良いか?」を迷う人も多いです。もし、言い回しが稚拙な言葉になっていると面接官からの評価も下がってしまうかもしれません。学生言葉とビジネス用語には大きな隔たりがあります。ビジネス用語は、相手に失礼がない表現かつ仕事で使われる共通言語です。逆手に取るとビジネス用語をあなたが取り入れることで、面接官にも伝わりやすい表現になります。以下に代表的なビジネス用語を記載しますので、ESや面接の参考にしてください。
■行動成果が伝わりやすいビジネス用語例
学生がESや面接で使うような言葉をビジネス用語に変換した例になります。ビジネス用語は他の内容でも使えますので、是非、参考にしてあなたの表現をブラッシュアップしてください。
【学生言葉例】 ↔ 【ビジネス用語例】
売り上げをあげました ↔ 売り上げを向上させました
イベントを行いました ↔ イベントを開催しました
〜のために行動しました ↔ 〜のために貢献しました
行いました ↔ 実施しました
やりきりました ↔ 達成しました
広げました ↔ 拡大させました
手に入れました ↔ 獲得しました
作り終えました ↔ 完成させました
一つにまとめました ↔ 標準化しました
作り上げました ↔ 構築しました
考えて意見しました ↔ 立案しました
調べました ↔ 分析しました
他にも伝えました ↔ 展開しました
計画を考えて決めました ↔ 計画を策定しました
相手と駆け引きしました ↔ 相手と折衝しました
無駄を省きました ↔ 効率化しました
少なくさせました ↔ 減少させました
一緒にまとめました ↔ 統合しました
■会社で使われるビジネス用語のキーワード例
ESや面接で以下のようなビジネス用語を取り入れると内容がぐっと締まります。学生言葉から脱却できるようになるため、是非、取り入れることをおススメします。
組織、 設計、 指揮、 指導、 効果、 実行、 効率、 完了、 強化、確立、
開発、 拡大、 拡張、 獲得、 管理、 把握、 計画、 建設、 創設、 単純化、
移設、 契約、 処理、 支援、 推進、 革新、 制定、 構築、 代替、 調査、
転換、 進出、 導入、 解明、 創設、 提案、 組立、 向上、 利益、 企画 等
■数値表現のキーワード例
ESや面接における表現で数値情報を取り入れることを強くおススメします。何故なら、会社での成果は数値で表現されることが多いからです。あなたのアピールの中に数値情報を組み込むだけで一気に内容が面接官に伝わりやすくなります。以下に数値表現のキーワードを記載しますので、参考にしてください。
達成度、 シェア、 メンバー人数、 対応回数、 順位、
改善率、 反応率、 客数、 増減額、 短縮時間、訪問件数 等
このような会社で使われるビジネス用語を使うことで学生言葉の脱却ができるようになります。さらにビジネス用語を取り入れることで、面接官にも内容がぐっと伝わりやすくなります。あなたの面接評価をあげるためにも是非ビジネス用語を活用しましょう。
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文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム