2018/6/12 更新 面接対策

面接官と意気投合したのに不合格!?実は面接官から社内への説明が失敗?!

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言葉で物事を人に伝えるというのは、伝えたいという気持ちだけでは足りないものです。さらに、目の前の相手から第三者にその情報を伝えてもらうとなるとかなり難しくなるでしょう。就活の面接ではこの状況がまさに起きています。面接官は、あなたが話した内容から面接合否を判断し、社内(人事や上司、次回選考ステップの面接官)に説明しているのです。そこで、面接官があなたを合格させたいと思っていても、その面接官が社内でしっかり説明できなければ、不合格になることもあるのです。そうならないためには、面接後の面接官の社内会話をイメージすることがタイセツです。

例えば、面接官があなたを合格させようと思い、その承諾を人事部担当に確認するところをイメージしてみましょう。

■面接官は合格にしようとして、人事部からはNGがでるパターン
面接官「いやー、今日、面接した学生良かったですよ。合格にさせたいと思っています。」
人事部「それは良かったです。それでは、この学生を合格にしたい根拠は何ですか?」
面接官「何よりも、志望度が高かったですね。想いが伝わってきました!」
人事部「なるほど。どのようなところで、志望度が高いと思ったのですか?」
面接官「当社のことを熱心に調べていて、私よりも詳しい説明を話してくれました!笑」
人事部「それは嬉しいですね。ところで、その学生は当社に入って何ができそうですか?」
面接官「熱い思いがあるので、きっとがんばってくれると思います!」
人事部「その根拠は当社のことを調べただけですか?」
面接官「そうです…。そう言われると当社で活躍できそうなことは聞けてないです。」
人事部「残念ながら、その根拠だけだと不合格になってしまいます・・・」

いかがでしょうか?あなたの熱意が志望度として面接官には伝わったのですが、その先の人事部には伝わらないという展開です。このように、直接話した面接官の評価は高いのですが、第三者のダメ出しがあるのが面接合否です。
それでは、合格させる根拠がある展開はどうなるでしょうか。

■面接官は合格にしようとして、人事部からもOKがでるパターン
面接官「いやー、今日、面接した学生良かったですよ。合格にさせたいと思っています。」
人事部「それは良かったです。それでは、この学生を合格にしたい根拠は何ですか?」
面接官「志望度は普通でしたが、学生時代の経験が当社の仕事でも活かせそうです!」
人事部「そうですか。どのようなところで、仕事に活かせそうと思ったのですか?」
面接官「部活で年間スケジュール作成や合宿先調整などを一人で行っていた点です。」
人事部「そうですか。その学生は当社に入って何ができそうですか?」
面接官「当社のサービスは年間を通じて提供しますし、外部との調整が多いので、今、お伝えしたような学生時代の経験が活かせそうです。詳しくは〜の経験から〜ができそうです。」
人事部「わかりました。次の選考に進めましょう。面接評価シートには、今の点をもう少し詳しく書いておいてください。」

先ほどのパターンと比較していかがでしょうか。あなたの良さが面接官に伝わって、さらに人事部にも伝わったパターンになります。面接官があなたの評価を第三者(人事部など)にうまく伝えられて、初めて合格になるのです。面接官とも意気投合し、とても手応えがあったにも関わらず、不合格になることもあるでしょう。この時、その面接官はあなたを合格させようとしたかもしれません。ただ、社内で合格させるための根拠が足りなかったのです。面接では、面接官があなたの評価を社内で説明することを想定して、合格にしてもらうための根拠を自分でも意識しながら伝えることが重要です。

(文:丸山 智士 著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム)

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