2019/2/14 更新 面接対策

面接で高評価で合格できる人?!それは考えて行動できる人‼

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面接ではどのような学生が評価されるのでしょうか?それは、入社後に活躍してくれそうな人材かどうかに尽きます。それでは、活躍する人材とはどのような人材になるのでしょうか。今回は、会社で活躍できる人材像を紹介します。

もちろん、企業によって活躍する人材は異なります。ただ、そのようなハイパフォーマーにも共通する強みがあります。それは、「考えて行動する」という強みになります。当たり前のようですが、仕事で忙しい毎日の中で、しっかりと考えて行動できる社会人は意外と少ないのが事実です。毎日、言われたことしかやらないような人材は、ローパフォーマーとレッテル貼りされてしまうことも少なくありません。なぜなら、昔よりも仕事が難しくなっているからです。インターネット時代に入り、情報は調べようと思えば、いくらでもネットで探せるようになりました。どの企業のサービスも、他社で同じようなサービスをおこなっているので、すぐに比較されやすくなりました。つまり、今の世の中は、企業としての優位性を保ちにくい状況になっているのです。同時に企業で働く人材でも同じことが言えます。何か自分なりの優位性を持たなければ、働きつづけることや会社で評価されることが難しくなっています。

そのため、新卒採用では企業の優位性を創出してくれそうな人材を求めています。どのような人材かというと、目標達成のために今の状況を見極めて一番効果的な選択を実行できる人材になります。間違った選択を絶対しない人材という意味ではありません。誰もが考える安全策しか取らない人は現状維持で終わってしまうからです。もちろん、行動できない人材よりかはマシですが、自分で新しい課題解決策を創出する人材のほうがレベルは高くなります。それでは、企業において「考えて行動する」とはどのような強みでしょうか。「考える」とは、課題解決のための選択肢を複数創出することです。当たり前の方法や突拍子のない方法、効率的な方法など、複数の選択肢を多視点で考えられる強みです。「行動する」とは、それらの選択肢の中から、最善の行動を選択し実行できる強みです。このような強みを持っていれば、確実に仕事の成果に繋がりやすくなります。また、企業の優位性を産み出したり、社内での優位性も確立できる人材となるでしょう。

さて、あなたは面接で自分をアピールするときに、「考えて行動する」という強みを面接官に伝えられているでしょうか?ただ、自分が「考えたことだけ」をアピールしていないでしょうか?ただ、自分が「行動したことだけ」をアピールしていないでしょうか?考えることと行動することは一貫しているはずです。その中に、一番効果的な対策を選んで実行したという行動の意図も付け加えてアピールすると良いでしょう。企業に必要とされる「考えて行動する人材」には、成果を達成するための行動に根拠があるからです。その根拠が行動の意図です。

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文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー9万以上)

著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム