2023/12/8 更新 面接対策

面接官に好印象を与えるコミュニケーション加減術

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この記事のまとめ

■自分自身で課題を見つけ、
 解決してきた行動事例を話すことがポイント!

・大きな成果を収めた経験よりも、重要!
・強みや自己PRなど、アピールポイントが見つかった後は…
 →その強みを発揮できた具体的なエピソードをいくつか考えてみましょう!

あなたは面接官について考えたことはありますか?

面接官もただの社会人であり、会社の中で厳しい評価を受けるポジションにいるのです。今回は、2次面接などで担当するであろう中堅社員の業務状況を考えてみましょう。その人物像を想像することで、あなたの話し方を相手に伝えるために調整することができます。

仮に、30代半ばの課長クラスで、10年以上の社会人経験があります。部下や後輩を多く抱え、部長クラスの上司も存在します。社内の上下関係の狭間に立つ立場です。部下の要望を聞きつつ、上司からの指示も受け入れなければなりません。また、自身の成果も強く求められ、部下の教育も担当します。その中で、成果が出せない部下もいるかもしれません。そのような部下がたまたま成功を収めた際に、自分の功績のように主張する部下もいます。

しかし、課長としては継続的に成果を出せる部下でなければなかなか高い評価を与えることができません。なぜなら、上司の承認がなければ部下の評価は上がらないからです。部下の評価をあげるための根拠が求められるのです

自分の面接内容を振り返ってみよう

さて、あなたが面接官に伝えようとしている内容を振り返ってみてください。

たまたまの成功をアピールしていませんか?
他人の成果を取り上げて自分のものとして主張していませんか?

それは悪いことではないかもしれません。しかし、あなたの行動が実際に見破られている可能性もあります。高い評価を得たいという気持ちは理解できますが、自分の行動に根拠がないことがばれると、逆に不合格になる可能性が高くなります。

面接官は、あなたの評価を人事部や次の面接官に説明できないと、不合格にせざるを得ません。小さな成果でも、自分自身で課題を見つけ、解決してきた行動事例を話しましょう。そのようなエピソードこそ、志望企業が求めている行動の例になるかもしれません。

例えば、「私の強みはコミュニケーション能力です」と主張するのであれば、異なる価値観を持つ人々とのコミュニケーションが課題であり、それを自分自身で考え、解決したエピソードを伝えることが重要です。これが、面接官が評価するポイントとなるでしょう。

文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム

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