就職活動が不安でたまらない人も多いと思います。安心してください。みんな同じです。ただし、人によって不安の程度は違うでしょう。不安でご飯も食べられないし、夜も眠れない人もいるでしょう。あるいは、面接当日に寝坊もするし、面接会場までの電車でも寝てしまうと言う人もいるでしょう。それでも、皆さん同じように就活は不安なのです。
この不安の原因の一つは、未知の領域の広さです。テレビの企画でこのようなものを見たことはありませんか?中が見えない箱の中に手を入れて、中に入っているものを当てるゲームです。箱の中には動くオモチャが入っていたり、こんにゃくが入っていたりしますが、みんな中身が分からず、不安になっています。それでは、中身を知っている周りの出演者はどうでしょうか?そう、怖くもなんともありません。つまり、不安と言うのは何かわからない未知のものに感じることが多いのです。就職活動においては、いかに情報を集めて、未知の領域を減らし、安心できるかが重要と言えます。
もしも、適性検査や面接の質問が事前に全て分かっていたらどうでしょう?今よりも、不安は解消されるのではないでしょうか。それはどんな質問が来ても、答えられるという安心感を持てるからです。もちろん、事前に質問内容がわかるようなことはありません。ただし、事前に想定することはできるはずです。
さて、あなたは面接前に質問内容を事前に予想し、回答対策しているでしょうか?面接官は、あなたが入社したら「どのように役に立ってくれるか?」という視点で評価します。もちろん、予想外の質問がくることも多いでしょう。ただ、面接前に聞かれる質問を予想して事前準備することは誰でもできるはずです。その努力を惜しまなければ、あなたの不安も軽減され、面接での合格率は必ずあがります。
就職活動の不安は未知の領域から襲ってきます。また、その未知の領域を完璧に埋めることは難しいでしょう。ただし、不安を少なくすることはできます。それは、未知の領域を少しでも埋める努力です。それは、自分を理解する努力です。面接官はあなたを知ろうとするために質問します。だから、面接の質問を事前に想定することが大切です。さらに、その想定質問を自分にぶつけ、自己理解を深めましょう。それが面接の不安をなくし、合格につながる近道となります。
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文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム