面接ではあなたの「志望度」を評価されます。あなたが仮に、「どこの企業でも入社できればよい」と思っていたとします。そして、なんとなく内定が出た会社に入ったとしましょう。しかし、思っていたよりも仕事が大変で、すぐに辞めてしまいました。何故なら、あなた自身がその会社で働き続ける理由が、何もなかったからです。このように辞めていく新入社員を、面接官は何人も見ています。また、引きとめることもしません。成長が期待できないからです。会社を辞めそうな人材は必要とされないビジネスの世界。だからこそ、面接官はあなたが入社後にすぐに辞めない人材かを志望度確認で厳しくチェックします。面接の質問で「志望度」を評価される質問を以下にまとめたので、必ず回答できるように想定問答しておきましょう。
■あなたの「志望度」が評価される質問
1 志望動機を教えてください
2 この職種を志望する理由を教えてください
3 この業界についての、あなたの考えを聞かせてください
4 当社はどのような会社だと思いますか?
5 当社に入社したら、どのようなことをしたいですか?
6 あなたの夢はなんですか?
7 あなたは、5年後にどうなっていたいですか?
8 当社は第一志望ですか?
9 当社を選んだ理由はなんですか?
10 当社に間違いなく入社していただけますか?
11 他社に比べて、当社の福利厚生はどう感じますか?
12 当社を知ったきっかけを教えてください
13 当社の事業内容について、知っていることを教えてください
14 当社の印象はどうですか?
15 当社のサービスについてどう感じますか?
16 あなたが就職活動で最も重視することはなんですか?
17 社会人になることで、あなたはどう変わるべきだと思いますか?
18 他社の選考状況を教えてください
19 他社からの内定はありますか?
20 OBOG訪問はしましたか?
21 どこかインターンシップには参加しましたか?
これらの「志望度」が評価される質問は、志望先企業のことをしっかり研究して、自分の意見を持っていないと答えられないものです。また、どんなにあなたが優秀で仕事ができそうな人材であっても、志望度が評価されなければ、不合格になってしまいます。何故なら、内定を出したとしても、志望度が低ければ辞退される恐れがあるからです。内定辞退は、企業側からすると、採用計画が崩れるため一番避けたいことです。面接では、あなたが「志望先企業のことをしっかり理解して、志望度が高いこと」をアピールしていきましょう。
就職活動やインターンイベント、セミナーに簡単登録
→新規会員登録・エントリーはこちらから
文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム