面接ではあなたの「即戦力性」を評価されます。あなたが仮に、「成績がもの凄く良い人」であっても、仕事の指示をいつまでも待つような「受け身の人材」であれば、会社はあなたを必要としません。何故なら、あなたの代わりはいくらでもいるからです。会社は、「自分で仕事を見つけて、考えながら実行できる人材」を求めています。そして、仕事が1回だけ上手くいったとしても、評価されることはありません。会社で働き続ける上では、「継続的な仕事の成果」が求められます。自ら仕事の成果を出し続けなければ評価されないビジネスの世界。だからこそ、面接官はあなたの即戦力性を厳しくチェックします。面接の質問で「即戦力性」を評価される質問を以下にまとめたので、必ず回答できるように想定問答しておきましょう。
■あなたの「即戦力性」が評価される質問
1 学生時代に頑張ってきたことを教えてください
2 あなたの成功体験をなにか聞かせてください
3 あなたの失敗体験をなにか聞かせてください
4 チームでなにかを成功させた経験はありますか?
5 人間関係で困ったことはありますか?
6 あなたのストレス解消法を教えてください
7 合わない人とはどのように付き合いますか?
8 あなた自身の課題はなんだと思いますか?
9 自分の意見と合わないことを指示されたらどうしますか?
10 これまでに一番困難だったことはなんですか?
11 友人は何人いますか?
12 あなたの、友人の中での役割はなんですか?
13 あなたが入社すれば、当社にどんなメリットがありますか?
これらの「即戦力性」が評価される質問は、PDCAサイクルを意識して回答する必要があります。PDCAとは、Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Action(改善)の 4段階を繰り返すことによって、物事を継続的に改善することを言います。面接での陥りがちな失敗は、この4段階のうちの一つしか伝えないことです。例えば、Do(実行)したことだけを伝えた場合は、他の人がPlan(計画)して、自分の判断もなく、指示を受けただけと面接官に思われても仕方ありません。また、色々なPlan(計画)を立てたというアイデアマンをアピールしても、Do(実行)していなかったり、上手くいったかどうかをCheck(評価)していなければ、ただの自己満足に終わってしまいます。さらに仕事ができる人は、必ずAction(改善)をしています。前回結果が〜だったから、今回は〜のように改善したと言うと面接官もあなたの「即戦力性」を評価するでしょう。面接では、あなたが「自分で課題や目標を見つけて、考えながら実行したこと」についてPDCAサイクルを意識してアピールしましょう。
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文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム