2021/8/19 更新 面接対策

面接であなたの「会話力」が評価される質問とは?

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面接ではあなたの「会話力」を評価されます。あなたが仮に、「自分の気持ちを正直に伝える人」だったとします。そして、仕事でも同じように、自分の気持ちを正直に伝えます。すると、空気の読めない人と周りに評価されてしまいました。何故なら、会社には本音と建前があるからです。たとえ、あなたの気持ちと異なっていたとしても、会社の建前として「顧客に伝えなければならないこと」や「周りの状況を考えた答え」といった、「その場に適した会話」が組織には必要となります。本心でなくても、相手に合わせた答えが求められるビジネスの世界。だからこそ、面接官はあなたの会話力を厳しくチェックします。面接の質問で「会話力」を評価される質問を以下にまとめたので、必ず回答できるように想定問答しておきましょう。

■あなたの「会話力」が評価される質問
 1 今、なにか励んでいることはありますか?
 2 あなたが今、最も関心を持っていることはなんですか?
 3 あなたの趣味はなんですか?
 4 あなたの特技はなんですか?
 5 一番興味がある勉強科目はなんですか?
 6 最近、気になったニュースはなんですか?
 7 当社の仕事は大変ですけど大丈夫ですか?
 8 残業もありますが大丈夫ですか?
 9 当社に落ちたらどうしますか?
 10 最後に、何か一言ありますか?

これらの「会話力」が評価される質問は、自分の興味や経験、価値観をただ単純に話すのではなく、相手の状況に合わせた内容や相手のためになる情報を判断して伝えられるかがポイントです。例えば、「残業もありますが大丈夫ですか?」という質問に対して、本音としては、残業が無い方が良いと思うかもしれません。ただ正直に「残業はしたくありません。」と答えたらどうなるでしょうか。残業がある会社であれば、その回答した学生を無理に採用する必要はありません。残業は問題ないと答える学生のほうが安心できるからです。このような回答にならないためにも、選考中に志望先の仕事内容をしっかり把握することが肝心です。仕事内容を把握できていれば、自分の趣味や特技につなげて話せることもできます。また、相手の期待にあわせた答えもできるようになるでしょう。面接では、あなたが「その場に適した会話ができること」を意識してアピールしてください。

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文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム