2021/10/3 更新 面接対策

面接の質問と回答例「どこかインターンシップには参加しましたか?」

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就活の面接では、「インターンシップ」についても質問されます。この質問は、「仕事に対する意識」がポイントとなります。例えば、以下のように答えたとしたら面接官はどのように感じるでしょうか。

■どこかインターンシップには参加しましたか?(通常例)
インターンシップには、アルバイトが忙しく、参加することができませんでした。ですが、インターンシップに参加した友人からは、積極的に話を聞くように心掛けています。

いかがでしょうか。この質問は、仕事に対する意識の高さを判断するためのものです。早いうちからインターンシップなどに参加している学生は、仕事に興味を持ち、就職活動についても真剣に取り組んでいる傾向が強いため、評価が高くなります。ただ、インターンシップに参加していない=即アウトというわけでもありません。不参加の場合、「インターンよりも重要なものがあった」という理由を、具体的にアピールしましょう。

■どこかインターンシップには参加しましたか?(改善例)
インターンシップには、アルバイトが忙しくて参加することができていません。ただ、企業の仕事を知ることは重要だと思っていますので、アルバイトを利用しました。私は、大型スーパーの飲料品出しを担当しているのですが、積極的に飲料メーカーの営業の方と話をするようにしております。例えば、どうすればお客様に目立つ商品レイアウトになるのかを教えていただいたり、1日の仕事の流れなどを聞いて社会勉強をしております。もちろん、インターンシップにも興味があったので、参加した友人からはその内容を積極的に聞くように心掛けました。

このようにインターンシップに参加していない場合は、アルバイトなどを通じて社会人との接点をアピールすると良いでしょう。改善例では営業の方と会話することで、社会勉強をしているという「仕事に対する意識の高さ」を伝えています。さらにその会話内容が志望先の仕事に繋がるものであれば、良い面接評価に繋げることも可能です。ポイントは面接官にインターンシップやアルバイトなどを通して、その企業で活かせるような仕事の仕方を学んでいると思わせることです。

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文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム