2025/7/31 更新 選考対策
こんにちは!type就活です。
就活のWebテスト対策、特に「TG-WEB」と聞くと、「難しそう」「何から手をつければいいのか分からない」と感じる27卒の皆さんも多いのではないでしょうか?
この記事では、そんなTG-WEBに関するお悩みを解決すべく、「TG-WEBについてのすべて」をまとめました。この記事を読むだけで、「TG-WEBの全貌(従来型/標準型・新型/時短型の違い、問題傾向)」から「今すぐできる具体的な対策法」までが分かりますので、TG-WEBでつまずくことなく自信を持って選考に挑めるよう、ぜひ最後までお読みください!
就職活動中の皆さん、TG-WEBという言葉を耳にしたことはありますか? 大手企業への内定を目指すなら、避けては通れない関門の一つがWebテストです。そして、その中でも特に難易度が高いとされているのが、今回解説する「TG-WEB」です。
TG-WEBは、単なる知識を問うだけでなく、皆さんの「思考力」や「地頭の良さ」を測ることに主眼を置いています。そのため、従来の対策方法では太刀打ちできないケースも少なくありません。しかし、ご安心ください。本記事では、TG-WEBの種類から具体的な問題例、効果的な対策法、さらにはおすすめの参考書まで、皆さんがTG-WEBを突破するために必要な情報を網羅的に解説します。
この記事を読み込めば、あなたもTG-WEBを自信を持って受験できるようになるでしょう。さあ、一緒にTG-WEB完全攻略へのロードマップを進んでいきましょう!
就職活動で避けて通れないWebテスト。SPIや玉手箱など、様々な種類がある中で、「TG-WEBって何が違うの?」と疑問に思う就活生も多いのではないでしょうか。ここでは、主要なWebテストと比較しながら、TG-WEBの立ち位置と特徴を明確にします。
Webテストは、主に企業が応募者の基礎能力や性格を測るために導入されています。中でも代表的なのは以下の3つです。
項目 | SPI | 玉手箱 | TG-WEB |
---|---|---|---|
主な提供元 | リクルート | 日本エス・エイチ・エル | ヒューマネージ |
特徴 | 最も一般的、基礎学力、スピード | データ処理能力、多形式、スピード | 思考力、地頭、論理的推論力、難易度高 |
難易度 | 標準的 | やや高め | 非常に高い(特に従来型) |
出題形式 | 言語、非言語、性格 | 言語、計数、英語、性格など多岐 | 計数(図形・推論)、言語(空欄補充・長文読解)、性格 |
重視される能力 | 基礎学力、処理速度 | 情報処理能力、正確性 | 論理的思考力、問題解決能力、ひらめき |
主要導入企業 | 幅広い業種 | 金融、コンサルなどデータ重視企業 | 大手、外資、総合商社、IT・コンサルなど |
このように、TG-WEBは他のWebテストと比較して、より高度な「思考力」を重視する企業が採用する傾向にあります。そのため、小手先のテクニックだけでなく、本質的な対策が求められるのです。
➡SPIとは?基本的な対策法を知る
TG-WEBとは、ヒューマネージ社が提供する、特に「論理的思考力」や「地頭の良さ」といった本質的な能力を測ることに特化した、難易度の高いWebテストです。
最大の特徴は、一般的な能力検査では測りにくい「論理的思考力」や「問題解決能力」といった、より本質的な能力を見極められる点にあります。特に、旧帝大や早慶をはじめとする難関大学の学生が選考を受ける企業で導入されるケースが多く、高学歴層の応募者の中から、さらに優秀な人材を選抜するためのスクリーニングとして活用されています。
TG-WEBには大きく分けて「従来型 (標準型)」と「新型 (時短型)」の2種類が存在します。それぞれの特徴を理解することが、適切な対策を行う上で非常に重要です。
項目 | 従来型 (標準型) | 新型 (時短型) |
---|---|---|
難易度 | 「解けない」ことが前提とされるため圧倒的に高い | 従来型よりは低いが、SPIなどと比較すると高め |
問題数 | 少ない | 多い |
解答時間 | 一問あたりの解答時間が長い | 短時間で多くの問題を処理する必要がある |
出題形式 | 論理的思考力、パズル要素の強い問題が中心 | SPIに近い形式(基本的な計算、読解など) |
重視される能力 | 深く考える力、ひらめき、限られた時間での正確性 | 問題処理能力、スピード、効率性 |
対策のポイント | 典型パターンと解法の徹底的な習得、深い思考練習 | 多くの問題演習で処理速度と正確性を高める |
企業によってはどちらか一方、あるいは両方を出題するケースもあります。志望企業の採用ページやOB・OG訪問などで事前に情報を収集し、どちらの形式が出題されるのかを確認しておくと良いでしょう。
ここでは、TG-WEBの主要な科目である「計数」と「言語」について、具体的な問題例とその特徴を解説します。
TG-WEBの計数問題は、単なる計算力だけでなく、論理的な思考力と図形的なひらめきが問われます。
立方体や展開図、回転図形など、図形に関する問題が出題されます。特に、見えない部分の形状を推測したり、展開図から正しい立体を組み立てる問題は、空間把握能力が問われます。
多くの図形問題に触れ、パターンを覚えることが効果的です。実際に手を動かして図を書いてみたり、具体的なブロックなどを用いて考えてみるのも良い練習になります。
条件に基づいて正しい結論を導き出す問題や、AとBの関係性からCの状況を推測する問題など、論理的思考力が試されます。
与えられた情報を整理し、論理的な矛盾がないかを確認しながら段階的に推論を進める練習が必要です。ベン図や表などを用いて情報を視覚化することも有効です。
TG-WEBの言語問題は、一般的な読解力に加えて、高度な語彙力や文章の構造を把握する力が求められます。
文脈に合う単語やフレーズを補充する問題、バラバラになった文章を正しい順序に並べ替える問題などが出題されます。
語彙力を高めるのはもちろんのこと、文章全体の流れや論理構造を正確に読み取る練習が必要です。接続詞や指示語に注目すると良いでしょう。
かなり長い文章を読ませ、その内容に関する設問に答える形式です。論理的な文章が多く、内容理解だけでなく、筆者の主張や論拠を正確に把握する力が問われます。
普段から新聞や学術論文など、論理的な文章を読む習慣をつけることが大切です。速読力と精読力の両方をバランス良く鍛えましょう。
TG-WEBの対策は、闇雲に問題を解くだけでは効率的ではありません。ここでは、効果的な対策法をステップバイステップで解説します。
ステップ1. 出題形式の把握と自己分析
まずは、志望企業で出題されるTG-WEBが「従来型」なのか「新型」なのかを正確に把握しましょう。OB・OG訪問や就職情報サイト、企業の採用担当者への問い合わせなどが有効です。 次に、市販のTG-WEB対策問題集やWebサイトの無料問題などを活用し、一度TG-WEBの問題を解いてみましょう。これにより、自分の得意な分野と苦手な分野を明確にし、今後の学習計画を立てる上で役立てます。
ステップ2. 基礎知識の定着と問題演習
基礎知識の定着と問題演習は、TG-WEB攻略の土台となります。計数と言語、それぞれの分野で求められる能力を理解し、効率的に学習を進めましょう。
ステップ3. 実践演習と時間配分
基礎を固めたら、いよいよ本番を想定した実践的な演習に移行しましょう。TG-WEBは時間との勝負でもあります。単に問題を解けるだけでなく、限られた時間内で正確に、そして効率的に解答する能力が求められます。市販の対策問題集の模擬試験を活用したり、Webサイトの演習機能を使ったりして、実際の試験時間を意識しながら取り組んでください。特に、自分がどの問題にどれくらいの時間をかけるべきか、戦略を立てて練習を重ねることが重要です mediates. 模擬試験で間違えた問題は、必ず解説を読み込み、なぜ間違えたのか、どうすれば正解できたのかを徹底的に分析することで、苦手分野を克服し、得点アップに繋げることができます。
特徴:解説が非常に丁寧で、就活生の圧倒的な支持を得ています。「従来型」と「新型」の両方に対応しているため、どの参考書にすべきか迷ったら、まずこの1冊を完璧にしましょう。
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TG-WEBのボーダーラインは、企業や年度によって大きく異なります。一般的に、大手企業や人気企業ではボーダーが高くなる傾向にあり、特に従来型の場合は、正答率が5割程度でも通過できる可能性があると言われるほど難易度が高いです。新型の場合は、7割~8割程度の正答率が求められることが多いでしょう。
重要なのは、「どれだけ完璧に解けるか」よりも「他の受験者と比較してどれだけ良い結果を出せるか」
という相対評価である点です。対策をしっかり行い、自身のベストを尽くすことが何よりも重要です。
個人の基礎学力によりますが、一般的には1ヶ月~2ヶ月程度の対策期間を見ておくのが良いでしょう。特に、苦手分野がある場合は、それ以上の期間を確保することをおすすめします。
基本的に電卓の使用はできません。暗算や筆算で対応できるよう、日頃から計算練習をしておきましょう。
市販の対策本で学習を進めるのが基本ですが、どうしても苦手な分野がある場合や、効率的に学習を進めたい場合は、予備校や対策講座の受講も検討する価値はあります。
TG-WEBは、決して簡単な試験ではありませんが、適切な対策を行い努力を重ねれば、必ず突破できる壁です。
本記事で解説した「TG-WEB 従来型」と「TG-WEB 新型」の違いを理解し、計数問題(図形・推論)と言語問題(空欄補充・長文読解)それぞれの対策を徹底的に行いましょう。そして、実践的な問題演習を繰り返し、本番での時間配分も意識しながら練習を積み重ねてください。
TG-WEBは、皆さんの論理的思考力や地頭の良さを企業にアピールする絶好の機会です。諦めずに最後まで努力し、志望企業の内定を掴み取りましょう! 応援しています!
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執筆:type就活編集部 前原可奈
株式会社キャリアデザインセンター入社後、年間20件以上のイベント企画や就活記事執筆など、type就活のサービス運営を担当。
これまでに、累計5万PVを超える記事を執筆し、就活生向けの情報発信を行う。
公式X:https://x.com/typeshukatsu
公式Instagram:https://www.instagram.com/typeshukatsu/
監修:森雅基
2009年、キャリアデザインセンターに新卒入社。6年間、広告営業に従事。大手企業中心の営業チームにて、主に大手コンサルティングファームや外資系投資銀行を担当。ボストン コンサルティング グループ、アクセンチュア、ゴールドマン・サックスなどの採用支援を行っていた経験を活かし、2015年より企業向けの商品企画やマーケティングを手掛ける。現在、type就活の事業責任者。