2024/10/31 更新 選考対策

【グループディスカッション初心者必見!】まずは○○性と××力を身に着けろ!!

  • 2025卒
  • type就活インターン生
  • グループディスカッション
  • コラム
  • 初心者向け

はじめまして!type就活25卒インターン生の福本です!
突然ですが、グループディスカッション(以下GD)対策は進んでいますか?
インターネットで調べてみると、「GDにはフレームがある」、「ファシリテーターをやれ!」、「笑顔で話そう」など、いろいろなことがポイントとして挙げられていて、「結局何からすればいいねん!!」となってしまいがちです。
そこで、グループディスカッション初心者の皆さんに向けて、まず身に着けるべき絶対に必要な“2つのスキル”を解説します。
この記事でGD初心者を卒業しましょう!

▼企業説明会・選考対策セミナー・オンライン合説の情報はこちら
>>>イベントの確認をする

▼インターン締切情報はこちら
>>>インターンにエントリーする

「協調性」を意識しよう!「正論」ばっかり突きつけてない?

協調性はなぜ大切?

まず、ご紹介するスキルは、「協調性」です。
GDにおける協調性とは、「議論において、意見の衝突を起こさない能力」を指します。
では、なぜ協調性が重視されるのでしょうか。
それは、企業が入社した前提で、あなたの活躍を見ているからです。
実際の業務では、長期間に亘ってチームを組み、プロジェクトを進めます。つまり、何度もディスカッションを行う機会があるということです。
複数回議論するにもかかわらず、毎回議論が衝突していたらどうでしょうか。議論が進まず、良い案は生まれません。 そこで、意見の衝突を起こさない「協調性」のある人材が求められるのです!
多くの学生はGDを、「一度きりのメンバーで行う、一度きりのグループディスカッション」と誤解しています。

選考官は、入社後のあなたの活躍をイメージしていることを忘れないようにしましょう。

協調性をアピールするために

では、協調性はどのようにアピールすれば良いのでしょうか?カギは、相手の発言をフォローすることです。以下の2つの例を比較してみましょう。

《パターン1》
GDの進め方:よくない例

《パターン2》
GDの進め方:よい例

パターン2では、相手の少しズレた発言を上手にフォローしつつ、議論を前に進めています。
「相手のベターな案をベストにするために、何ができるか?」という視点に立ち、相手のアイデアの良い部分や、使えそうな視点を言語化して、ブラッシュアップする態度を取ることで協調性をアピールできます。意識してみましょう!

「論理的『発言力』」 論理的「思考」力よりも大切なチカラ

論理的「発言力」とは?

皆さんは、論理的に「発言」できますか?ほとんどの人が、「就活は論理的思考力が大切だ」言われているのではないでしょうか。しかし、あなたの思考は発言によってはじめて見えるようになるのです!下の図を見てみましょう。

面接官は発言をもとにあなたの思考力を考察するしかない

あなたの思考は発言を通してのみ理解できます。つまり、論理的に発言できるようにならなければ、いくら論理的思考力を鍛えても意味がないということです。
以下から、どのように論理的に発言するか解説していきます!

論理的「発言力」の3ステップを実感してみよう

論理的に話すには、3つのステップを踏む必要があります。

論理的「発言」のための3ステップ

では、以下の例とともに、論理的「発言」のための3ステップを実践してみましょう。

実践例

もはや何を言っているのかよくわかりませんが、3ステップを踏めば、整理することができます!

1. 結論を明確に示す
就活において、「結論ファースト」と言われるものです。
Bさんは結局、何が言いたかったのでしょうか。結論が明確にされていません。
自分の主張は必ず常に一番初めに持ってきましょう。でないと、選考官やメンバーはあなたの発言の意図を見失ってしまいます。
今回の場合は、「社会人はよくコーヒーをオフィスで飲む」という発言から、Bさんは社会人に対するテイクアウト事業を打ち出すべきだと結論づけたいと考えられます。

2. 「主張→理由・根拠」の順序を守る
Bさんは、「社会人に対するテイクアウト事業」をやるべきだと結論づけるまでに、様々な主張をしています。発言を構造化して、見てみましょう。

思考フロー

結論を出すまでに、

(1)自社の弱みをカバーするべきだ
(2)テイクアウト事業をするなら、社会人向けにするべきだ

という二つの主張をしていました。

そして、その理由として、

(1)伸びしろのある自社の強みはないから、自社の弱みをカバーするべきだ
(2)学生はそんなにテイクアウトを利用しないから、テイクアウト事業をするなら、社会人向けにするべきだ

と、発言していました。

例では、これらの「主張と根拠・理由」がバラバラになっています。これでは、Bさんの発言のうち、どの主張にどの根拠・理由が対応するのか全く理解できません。
「自社の弱みをカバーするべきだと考えます。理由は、伸びしろのある自社の強みはないからです」のように、必ず、「主張⇒理由・根拠」の順序を守りましょう。

3. 主張の理由・根拠に関係のない発言をしない
ここまで来たら、最後の仕上げです。混乱を避けるために、必要のない発言を控えましょう。
例でいうと、「SNSに写真が上がっているのをよく見ます」という発言が不必要です。
「自社の弱みをカバーするべきだ」「テイクアウト事業をするなら、社会人向けにするべきだ」どちらの主張自体にも関係なく、主張の根拠にもなっていませんよね?
初心者が、意外と見落としがちな点です。発言の前に一度立ち止まってみましょう。

最後に改善例を見て終わりましょう。

改善例

いかがでしたか?ポイントをおさえて、効果的に自分の考えを伝えましょう!

おわりに

いかがでしたでしょうか?今回は、「協調性」と「論理的『発言力』」を最重要スキルとして紹介しました!

最後に、GDは何よりも実践が大切です。今回紹介したスキルも、一朝一夕で身につくようなものではありません。何度も何度も繰り返し行う実践を行うことで、やっと身に着けることができるスキルなのです。
type就活では、「GD練習会」を実施しております。一日で複数回のGD経験が積めるだけでなく、コンサル内定者からのフィードバックがもらえる、初心者にこそおすすめしたいイベントになっています。
最後のQ&Aセッションで、就活全般の質問をすることも可能です。
type就活のイベントで選考突破のための実力を身に着けませんか?

GD練習会-入門編-
※画像をクリックでイベントページに飛びます




おすすめイベント


type就活では、インターン前の5月・10月・12月と本選考解禁前の2月に、オンラインの合同説明会を開催しています。
企業の説明を聞くだけではなく、各社の早期選考やインターン情報も手に入れることができます。匿名で人事の方に質問もすることも可能です。インターンや選考対策のためにもぜひご参加ください!


オンライン合同説明会のエントリーはこちら