三菱UFJ銀行
「世界に選ばれる、信頼のグローバル金融グループ」をビジョンとして掲げる三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の国内大手金融機関。近年は多様なIT企業と連携し、デジタル金融サービスの創出に注力している
メガバンクを導くシステムを担い
社会のために自己を磨く覚悟を持つ
人事教育Gr
早稲田大学商学部卒業後、2011年4月に新卒で入行。法人営業としてキャリアをスタート後、13年にシステム企画部に異動。本部の決算系システムやアジア地域向けシステムなどの企画・開発業務を担当する。22年1月から現職
入行後は法人営業部に配属され、融資や資金決済などを通じて中小企業の事業活動を支援。自己研さんが好きだった私は並行して資格勉強にも取り組み、簿記や宅建、FPなど各種の資格を取得していました。するとその意欲的な姿勢を評価されたのか、入社3年目にシステム部門に異動になったのです。ITは未知の分野であり、文系の私に務まるのかという戸惑いもありましたが、研修制度を利用しながら一からスキルを習得し、システム開発を手掛けられるようになりました。
入行時の志を思い出した出来事として印象に残っているのは、アジア地域のシステム連携担当に選ばれた経験です。三菱UFJ銀行は歴史的にもグローバル・ビジネスを強化し、特にアジア地域は海外ビジネス戦略上も重要な地域として見なされ、積極的に投資活動が行われていました。一方で、官公庁が関わる重要なリスク管理システムも存在し、障害発生時は銀行業務がストップするリスクもあるほど、危機感を伴う海外システム開発に携わりました。開発の際は海外のエンジニアに英語で交渉する必要もありましたが、トラブルを起こさずにミッションを達成させるため、必死に語学力を磨いたことを覚えています。
幸いにして大きなミスをせずプロジェクトを完遂できたのは、社会に与える影響が大きいからこそ、幅広い業務でも知識を着実に体得し、やり切る覚悟を持って臨んだからです。「社会のために」という信念を抱いた自己研さんが、何よりも成長の糧に、未来への貢献になるのだと気付かされました。
活躍する社員と対話し
理想を体現しているか、確かめよう
システム部門での仕事を通して、システム開発では多くの人の視点や要望をくみ取ることが重要であると感じ、入社12年目の今、他部署の行員たちとコンタクトを取りながら業務の全体像を把握できる人事の部署に挑戦しています。また、かつての私のようにITの知識がない行員の支えになればと、現部署を志望しました。今後は新たなシステムを企画する立場となり、国内外での課題を解決できるような人材を目指しています。
私は「成長」「社会貢献」という軸で三菱UFJ銀行に入行し、実際に思いをかなえられていますが、その背景にあるのはインターンシップで出会った行員たちの姿勢でした。学生の私に真剣に実業務について助言するプロフェッショナルな姿から、成長にコミットする人材が多いと確信したのです。学生の皆さんも、インターンシップやセミナーでは多くの先輩社員の声を聞きながら、ご自身の理想の姿とマッチしているか確認することが大切だと思います。
「変革と挑戦」というバリューを掲げる三菱UFJ銀行では現在、機械学習やAIなど、最新技術を用いた新たな金融サービスの創出に励んでいます。「自身の学びを社会貢献につなげたい」そんな入行時の私のような考えに共感する、成長意欲が高い方にとって、刺激的でやりがい溢れる環境が待っているはずです。