2023/4/07 更新

人事・採用担当が教える

「自分らしく働く」を見つけるための
インターンシップ徹底活用術

インターンシップを「これからのキャリア」や「自分らしい働き方」を考える良い機会にするための方法とは? 業界・企業・仕事・自己理解を深めるためにインターンシップを徹底活用する術を人事・採用担当が解説する。

日本経済新聞社
日経電子版や日本経済新聞などのメディア事業を中核とし、雑誌や書籍、映像、経済・文化事業など多岐にわたるビジネスを展開。近年は英国の経済誌『Financial Times』の買収や、AIを活用した対話型応答エンジン『日経DeepOcean』の開発など、業界に先駆けた取り組みを多数行う
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企業理解を深めるために
先輩社員と臆せず対話する

HR本部 人財育成室
髙本祐里
  • 深い学びを得るため
    入念な準備を

    実際に仕事をするつもりで情報収集や専門用語などの勉強をしてからワークに臨みましょう。情報の解像度が高まることで、多くの学びを得られるでしょう

  • 社員との交流を重ね
    社風を確かめる

    ワークショップ中は、積極的に社員と話しましょう。会話を通じて社員の考え方や社風を知ることができるため、自分の価値観とマッチしているか確認できるはずです

  • 遠慮せずに質問し
    疑問を解消する

    仕事への取り組み方や働き方などインターンシップ参加中に生じた疑問は持ち帰らずに質問しましょう。仕事の理解を深めることができ、入社後のギャップを防げます

記者コースでは実際の取材・執筆を体験し、
現役社員から添削を受けられる

設立以来140年以上にわたり新聞事業を行ってきた日本経済新聞社(以下、日経)。2010年に業界でいち早くデジタルメディア『日経電子版』をリリースしたほか、英国の経済誌『Financial Times』の買収やアジアの報道に特化した英文メディア『Nikkei Asia』の発行など、先駆的かつグローバルなビジネス展開を強みとしています。現在はITを活用して大規模データを分析し、その結果をアニメーションなどで視覚的にニュースとして伝える「データジャーナリズム」にも注力。新たな報道のかたちを追求し続けています。
そのような日経の先進性を体感していただけるのが、例年夏に開催しているインターンシップです。「記者コース」「データジャーナリズムコース」などのプログラムを展開し、それぞれ2日間にわたり実施。中でも「記者コース」は、大手企業や官公庁に実際に取材を行い記事を執筆するという、記者のリアルな仕事を体験できる貴重な機会です。20年以上のキャリアを持つベテラン記者やデスクと呼ばれる記事制作の責任者が指導員。取材の同席から記事の執筆まで、プロの指導を直接受けられる点が特徴です。
また、「データジャーナリズムコース」は第一線で活躍するデータアナリストの下、プログラミング言語を用いたデータ分析など、リアルな仕事を通じて最先端の技術を学べます。実は今、日経では紙よりもデジタルを第一優先に情報を発信しています。歴史ある日経の報道ノウハウや情報収集技術に加え、テクノロジーを駆使し、時代のニーズに沿った情報発信の方法を知ることができるのは、日経ならではと言えるでしょう。

社員に積極的に質問し
環境にマッチするか見極めよう

実践的なインターンシップでは仕事の醍醐味や大変さを味わえるため、学生の皆さんは携わる仕事のイメージが湧きやすいはず。その際に推奨したいのは、社員との積極的な対話です。仕事への向き合い方はもちろん、プライベートの過ごし方も含め、幅広く質問をして回答を得ることで、文字情報だけでは分からない会社の雰囲気や社員のマインドをつかめます。
日経のインターンシップでは職種や性別を問わずさまざまなキャリアを持つベテラン社員と長時間過ごせるため、仕事にやりがいを感じられるか、自身とマッチする会社かどうかを確かめる機会が豊富にあります。「オールドメディア」な印象を持たれがちな新聞社ですが、日経は常に先進的な挑戦を続けています。社員との関わりの中ではその風土を体感し、皆さんの理想のキャリアを描ける場所か、ぜひ確認してみてください。


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