2026/4/14 更新
採用担当が語る、学生が誤解しがちなこと
インターンで解ける
「就活の思い込み」
Webの情報や説明会の言葉だけで、その企業を「知ったつもり」になってはいないだろうか。限られた情報から生まれる先入観は、時に選択肢を狭め、自分に合う企業との出会いを妨げてしまう。日々の採用活動で学生と向き合う担当者たちが、学生が陥りがちな「就活の誤解」と、インターンシップという実体験を経て見えてくる「企業のリアル」を語る。思い込みを脱ぎ捨て、仕事の本質をつかむためのヒントを探ろう。
村田製作所
どんな会社?
独自の技術で、材料開発から製品設計・生産・提供までを自社で担う「垂直統合型のビジネスモデル」を築く村田製作所。世界トップクラスのシェアを誇る電子部品メーカーとして、グローバルに事業を展開し、年次を問わず挑戦を歓迎する風土の中で、次世代の技術革新をけん引し続けている
人材開発部
仲田朱里氏
Q.
学生が最も「誤解している」と感じる点は?
A
“お堅い”風土は勘違い
柔軟な発想と挑戦が世界を動かす
柔軟な発想と挑戦が世界を動かす
歴史あるものづくり企業ゆえに、「年功序列で保守的」「若手には裁量がない」と思われがち。しかし実際は、年次にとらわれず主体性を発揮し、活躍できる会社です
当社は、垂直統合型のビジネスモデルにより技術ノウハウを外から見えにくくすることで、独自の競争力を築いています。一方で、仕事内容や活躍する人材、現場で育まれる技術が外部には伝わりにくいのも事実です。さらに、BtoBメーカーであるがゆえに企業像が見えづらく、「お堅い会社」という印象にとどまりがちで、「自分はムラタで何ができるのか」といったキャリアの姿を想像しにくいのかもしれません
若手のうちから「正解のない問い」に挑み、主体性を発揮できる環境です。実際に、主力製品である積層セラミックコンデンサの新規開発を入社2年目の社員が担当し、商品化した例もあります。根底にあるのは自律性を重んじる風土。自ら考え行動し、部署を超えて連携しながらチームで成果を出す。技術と市場が交差するダイナミズムの中で、若手も主力として限界に挑みます。また、材料から製品、設備、分析技術、販売までを自社で手掛ける体制ゆえ、さまざまな職種・仕事に触れることができます。さらにキャリア形成においても、国内外の多様な現場を経験することにより、特定の専門性に閉じない多角的な視点を持った人材への成長が可能。仕事もキャリアも、自分の手で未来を切り開ける環境です
インターンに行くから
“深まる” “わかる”
企業理解
“深まる” “わかる”
企業理解
インターンで誤解が解ける瞬間は?
メンター社員から「君ならどう考える?」と問いかけられた瞬間、学生ではなく一人の技術者としてそこにいることを実感します。また、進行中のテーマを前に年次を超えて本音で議論する姿を見て、「お堅い会社」という思い込みは解消されるでしょう。座談会では社員の志やキャリア観など生の声にも触れられます
インターンで得られるものは何?
研究テーマがどのように製品になり、どうやって利益につながるのか、世界をリードするムラタの技術・プロセスを体感できます。なお「専攻が違うと活躍できない」という見方は誤解です。専攻は重要な基礎体力ですが、課題はさらに広く深いものです。専攻を起点に広がる領域を知り、将来像を探ることができます
企業理解を深めるためのアドバイスは?
テーマの成果だけでなく、その背景にある技術や仕組み、意思決定の意図にまで踏み込んでください。能動的に社員へ問いを投げかけることで、インターネットの情報だけでは見えないリアルを知ることができます。好奇心を持って未知の領域に踏み込むことが、本質的な企業理解への近道となるはずです
まるで、実際に入社したかのような距離感で先輩社員と関わることができるのが特徴だ


