インターンシップ参加×セルフチェックで準備する
「自分らしく働く」の始め方
「自分らしく働く」って素敵だけど、そもそも「自分らしく」って何だろう?働く上で自分が大事にしたいことは何なのか、何のためなら頑張れるのか、何に喜びを感じるのか……インターンシップを通して自分のことを深く知るための方法や、先輩たちが就職後に知った「自分らしく働く」への答えを紹介します。

若手のうちから大きな裁量を持ち
医療の発展を支える技術者として活躍する

フィールドエンジニア
性別や年齢に左右されず、大きな裁量を持って業務に取り組めること。これが私にとっての「自分らしく働く」です。私がGEヘルスケア・ジャパンに入社を決めた理由は、誰もが公平に活躍できる職場環境が整っていると感じたから。私が就職活動をしていた当時、多くの企業において技術職の職場はまだまだ女性が活躍しやすい環境とは言えませんでした。一方GEヘルスケア・ジャパンは、女性向けの設備が整備されているほか、性別間の賃金平等も確立されており、ここなら長く働けると確信しました。また、インターンシップで出会った女性エンジニアの存在も入社を決意するきっかけの一つでした。技術者としてのプライドを胸に、医療という社会貢献性の高いフィールドで活躍する姿に魅了され、その背中を追いかけたいと強く感じたのです。
GEヘルスケア・ジャパンのフィールドエンジニアは、医療機器の専門家として定期点検や修理作業を行うだけではありません。医者や看護師と日々接する中で感じた医療現場の課題やニーズを関係部署に共有し、次世代の製品づくりに役立てることも重要な役割です。また、エンジニアの人間力や対応力を高く評価していただき、クライアントとの取引が継続することもあります。サービスの顔として医療現場に深く関わるからこそ、医療従事者の方々と強い信頼関係が築けるのです。つい先日は、新卒時代からお世話になっていた女性技師長がご退職されるとのことでごあいさつに伺いました。2年ぶりの再会にもかかわらず、私のことを覚えていてくださり「最後に芽生ちゃんに会えてよかった」とうれしいお言葉をいただいたことが、今でも忘れられません。仕事上のつながりにとどまらず、一人の人間として信頼していただけたことを実感でき、とても感慨深かったです。
今ではお客さまと強い信頼関係を築けるまでになりましたが、その成長の背景には二つの要素があります。一つ目は、若手にも積極的に裁量を与えてくれる風土です。高度な技術力が求められる医療機器のフィールドエンジニアは、1人で現場を任されるまでに長い期間を要する職種です。しかし、当社の場合は入社1年目から1人で現場業務を経験させていただきました。若手のうちから医療現場の第一線に立ち、実践を重ねることができたおかげで、確かな技術力と柔軟な判断力が身に付いたのです。そして二つ目は、協力的なサポート体制です。今でも鮮明に覚えているのは、「何かあれば私が全力でカバーする。だから失敗を恐れず業務に取り組みなさい」という上司の言葉。外資系企業に個人主義的な印象を持つ人もいるかもしれませんが、当社にはそのようなカルチャーはありません。むしろ、助け合う文化が根付いています。困ったときに支えてくれる心強い上司や同僚がいたからこそ、私は安心して成長することができました。

真摯な姿勢が信頼を生み
挑戦するチャンスを手繰り寄せる
自分らしく働くためには、日々ひたむきに働くことが重要だと思います。決して派手なことではないかもしれませんが、謙虚さを忘れず真摯に仕事に向き合う姿勢こそが、周囲からの信頼を得る秘訣であり、自分の挑戦を後押ししてくれる味方を増やすことにつながるはずです。実際、私も挑戦する機会をたくさんいただきました。例えば、「世界の医療現場を訪れ、自分の目で技術の動向や日本との違いを確かめたい」という意思を伝えた時、上司は快く受け止めてくださり、日本と同じく高い技術水準を誇るフランスへの国際研修に推薦していただきました。他にも、エンジニアとしての技術力や対応力を競い社内1位の技術者を決めるコンテストに、代表者として選抜していただいたこともあります。その上で、GEヘルスケア・ジャパンのように性別や年齢にとらわれず、誰もが大きな裁量を持って活躍できる環境があれば、きっと自分らしく働けるはずです。
制作担当/柳沼優里
自分の価値観を知るために
インターンシップで確認すべきこと三つ
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1
大変な面も聞いた上で
自分自身がどう捉えるか企業の良い点だけでなく、業務の大変さや組織の課題感も率直に質問してみてください。質問の回答に対してどこまで受け止められるのか、素直な気持ちを知ることも、働き方の価値観を知る上で大切な要素です。
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2
心地よいと思える
企業風土なのか毎日顔を合わせる上司や同僚、お客さまとの関係性は重要になります。職場の雰囲気やお客さまとの関係値の深さをインターンシップの中で確認することで、自分の性格に合った企業風土が分かってくるはずです。
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3
社員の経験談や働く姿勢に
強い魅力を感じるかインターンシップでは社員と対話できる機会があります。成長を実感した出来事やキャリアの歩みなどを伺う中で、「この人のようになりたい」と感じる瞬間があれば、それが理想の社会人像を明確にする手がかりになります。