国内外に拠点を展開し、金融サービスを通じて人々や企業の挑戦を支援してきた三菱ＵＦＪ銀行は、金融業界でいち早くDXに取り組んだ存在でもあります。近年ではペーパーレス化やオンライン化により既存業務の効率化を行ったほか、AI与信判断によるスピーディーな融資サービスや、銀行・保険・証券等多様な金融サービスをワンストップで提供するプラットフォームなども展開。ITを活用した新たな金融サービスの創造、他社との協業によるオープンイノベーションにも注力し、金融とデジタルの力で未来を切り拓くNo.1ビジネスパートナーとなるべく変革を加速させています。

そんな三菱ＵＦＪ銀行における「金融×Tech」の醍醐味を感じられるのが、システム・デジタル部門のインターンシップです。毎年夏に行われるインターンシップでは、顧客の発注による案件ではなく、自分たちで一からサービスを創出し、かたちにできる金融事業会社ならではの強みを知ってもらうべく、サービスの企画からアーキテクチャー設計、システムの画面遷移設計、簡単なプログラミングまでを一気通貫で体験していただけます。行員によるフィードバックや座談会も通じて、三菱ＵＦＪ銀行が培ってきたリソースを活かした金融サービス開発の面白さを感じてもらえるでしょう。過去には学生の皆さんからユニークな案が出され、私たち行員にとっても学びある場となりました。

限られた時間を最大限に有効活用するには、新しいチャレンジを楽しむ心が大切です。インターンシップはリアルな仕事を体験できる利点に加え、未体験の分野に飛び込んでみるチャンスでもあります。「自分には向いていないかも」という先入観は捨てて積極的に取り組めば、今まで気付かなかった自分の適性や強みに出会えるかもしれません。それは三菱ＵＦＪ銀行のシステム・デジタル部門でも同様です。理系の方はもちろん、文系の方にも参加してもらうことで互いに切磋琢磨しあう環境が生まれます。システムの先にいるお客さまが求めるサービスとは何かを考えながら、自分にはない視点を得られる刺激が待っているでしょう。

コロナ禍を経て人々の暮らしが変化する中で、銀行もまた変化を求められています。とりわけ三菱ＵＦＪ銀行のデジタル化は日本の社会インフラを支え、今後の金融ビジネスをリードする重要な役割です。三菱ＵＦＪ銀行のインターンシップを通じて、金融×Techの魅力を感じてくれた学生の皆さんが、いつか当行の未来をリードするフロントランナーへと成長してくれることを期待しています。