2023/5/10 更新
有限責任監査法人トーマツ(デロイトアナリティクス)

多様なバックグラウンドを持つ人々と力を合わせ
時代の変化に対応した新たな価値を生み出す

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デロイトアナリティクス
スタッフ
木畑 登樹夫

フランスの高等教育機関グランゼコール(Ecole Centrale de Lyon)および、慶應義塾大学大学院を卒業後、2021年、入社。現在、監査や内部監査部門向けのデータ分析を中心に従事。AIガバナンスなど、幅広い業務に携わる

コンサルタントの仕事に興味を持ったのは、フランスの高等教育機関に留学し、理系の知識をビジネスマネジメントに落とし込む手法を学んだ経験が大きく影響しています。帰国後は、大学院でデータ分析の研究に従事しましたが、研究よりもビジネスの成長に貢献したいと思うように。2年間の留学で就職活動の開始が遅れたこともあり、「入社1年目から高いレベルの仕事を任される環境でスキルを磨きたい」と考えました。そこで、データ分析を手掛けられるIT系の事業会社やコンサルティング会社などを中心に、ハイレベルな成長環境がある企業のインターンシップに一通り参加し、社員の方々と触れ合うことで、「一緒に働きたい」と思える人たちがいる場所を探しました。

有限責任監査法人トーマツに属するデロイトアナリティクスに興味を持ったのは、友人からアナリティクス領域の人材採用を実施していると聞いたためです。インターンシップでは仮想のデータを用いて分析し、ビジネス課題を解決する施策を導き出す3日間のグループワークを経験。ワークの中では、社員の方からアドバイスをもらいましたが、学生扱いされることは一切なく、質問一つにも主体性や目的意識を求められました。ビジネスの観点から鋭い指摘を受け、結局、満足のいく施策の提言まではできませんでしたが、「高レベルのビジネス視点を身に付けて成長していける環境がある」と感じ、志望度が高まりましたね。また、懇親会では社員のかたがたの人柄の良さも実感しました。親密にコミュニケーションをする姿から、互いに補い合って働ける環境が垣間見えたように思います。さまざまな企業のインターンシップや会社説明会で、コンサルティング業界で働く人々に話を聞いた結果、「トーマツには自分が求める環境がある」と確信し、入社を決めました。

多様なバックグラウンドを持つ仲間から学び
時代の変化に対応できるコンサルタントを目指せる

デロイトアナリティクスでは入社後2年間、デロイト トーマツ グループの3法人(有限責任監査法人トーマツ、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社)をローテーションして多様な業務を経験することができます。入社1年目の配属先はデロイト トーマツ コンサルティング合同会社。クライアントの社内規程をアップデートし、データ管理の体制を整備するプロジェクトを担当しました。しかし、スケジューリングからクライアントとのコミュニケーションまで全てを一人で任される中、クライアントの社内の状況も複雑でうまくハンドリングができず、キャパオーバーで上司に引き継ぐことに。上司は「全てを受け止めようとする真面目さは長所だが、一人で抱え込まなくていいんだよ」と声を掛けてくれましたが、インターンシップで納得のいく施策提言ができなかった時のことが思い起こされて、挫折感は大きかったです。

その後、現在も在籍している有限責任監査法人トーマツに配属され、内部監査に必要なデータ分析を担当しています。自ら主体的に業務に取り組むことが求められる環境に変わりはありませんが、前部署での挫折経験を活かし、周囲に相談や質問をするように心掛けました。誰もが真摯に向き合ってくれる心強さを実感しています。すぐ近くに多様なバックグラウンドを持つ人々が、惜しみなく専門知識を教えてくれる。そんな環境のおかげで、入社2年目にはビジネスに役立つインサイトを提供することもできました。会計監査において、膨大なデータ全てをチェックすることは不可能ですが、私は自分にできることを拡張しようと考え、ある特定の優先順位を付けるアルゴリズムを用いて、値引きや売上などのデータから異常値を検出する仕組みを作ったのです。これまでの監査にはない一歩踏み込んだデータ分析として、クライアントの経営や業務の改善にも役立つという評価をいただきました。この経験から、監査の付加価値を高めていくことをより意識するようになりましたね。これからの監査法人には、リスク回避という守りだけでなく、リスク分析を用いた攻めの提案が求められます。常に変化する時代の中、普遍的な解はありません。コンサルタント自身も時代に合わせて変化し続け、専門知を結集して対応していくことが必要。多様性を尊重するこの会社では、キャリアを限定することなく、異なるポジションに挑戦できます。今後もキャリアを変化させることを楽しみながら、新たな価値提供を目指していきたいです。

3日間のグループワークでは、データ分析と施策立案に取り組み、最終日に経営層をイメージした相手への提案を行う

入社後3年間でより実感!コンサルタントの仕事の本質

顧客対応で挫折し
協働の重要性を実感

コンサルティング業務を一人で担当し、タスクの多さからキャパオーバーに。実力不足を自覚し、周囲とコミュニケーションを取って社内のリソースを活用する重要性を学びました

課題解決のために
膨大なデータを分析

活用されるゴールを想定して、会計監査に活用できるアルゴリズムを作成。複雑な課題を解決するため、広い視野を持ってデータ分析を行うことの大切さを実感しました

チームに貢献できる
コンサルタントへ

1~2年目に学んだことを活かし、再度、コンサルティング業務に挑戦したいと思います。クライアントに新たな価値を提供していくためにも、チームでの協働を大切にしたいです


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