2024/9/27 更新
20代29人に聞く
働く醍醐味

私が仕事に熱中する理由

仕事で圧倒的な成果を出したい。

経験を積んで、専門スキルを身に付けたい。

では、いち早く成長を遂げたトッププレーヤーたちは

どう仕事に取り組んできたのだろう。

注目企業の若手社員が、仕事の魅力を実体験を交えて語る。

日本郵船

数億円規模の海上輸送の一翼を担い
自らの指示で運航に影響を与える面白さ

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燃料炭ソリューショングループ
森 淳
千葉大学法政経学部卒業。在学中はアメリカンフットボール部に所属。2023年に日本郵船に入社し、燃料炭ソリューショングループに配属される。入社1年目から世界各国の担当者と連携し、複数隻の石炭運搬船の運航管理を担当。船のスケジュール管理から安全運航のサポート、さらには収支管理まで業務の幅は多岐にわたる

さまざまな経験を通して、視野を広げることができる。チームで仕事に取り組める。この二つを就職活動の軸として掲げていた私。当初は、商社への就職を検討していましたが、最終的に日本郵船への入社を決めた理由は、ジョブローテーション制度とチームプレーを重視する社風に魅力を感じたから。幅広い業務を経験することで多角的な視野を養い、社内外の多くの人々と協力して一つの物事を成し遂げられる。そんな日本郵船であれば、私の希望をかなえることができると確信しました。

入社後は石炭の海上輸送を担う燃料炭ソリューショングループに配属となり、現在も運航管理担当としてエネルギー資源となる石炭の輸送のため、航行ルートや速度、積み付けプランについて船長と協議したり、顧客や世界中の港の船舶代理店など多くの関係者と連携したりする役割を担っています。私の任務は、安全かつ確実に、また効率的に貨物を輸送するためにサポートを行うことですが、その影響力の大きさを実感したのが、入社1年目に手掛けた北米・日本間の運航管理です。

とある電力会社がお客さまだったこの航海は十数億円もする石炭を約50日間かけて日本の発電所に届けることが任務でした。初冬は日本の電力消費が活発になる時期のため、少しの遅延も許されないというシビアな要望があったものの、11月の太平洋は大荒れで台風が接近していた状況。安全かつ遅滞なく貨物を届けるため、私は船長や営業担当、船舶代理店をはじめとする関係者と何度も連絡を取り、航行ルートや速度を再検討しました。途中、船の安全の確保のため荒天が落ち着くまで一時的な待機を指示することになりましたが、なんとか船は無事予定通りに日本に到着。もし間に合わなければ発電所への石炭手配が遅れ、電力供給が滞っていたかもしれません。自分の判断が数億円規模の海上輸送に影響を与えうる。インフラとしての使命感と誇りを強く実感した出来事でした。

想定外のリスクをも考慮し
柔軟に仕事を進められるように

海上輸送は何が起こるか予測できません。状況に合わせた柔軟な判断が求められるため、業務を通して優先順位の付け方や物事の計画的な進め方を学ぶことができました。入社1年目から責任の大きい仕事を任せてもらえたことは、私の成長につながっていると感じています。

運航管理として経験を積んだ今、より深くビジネスの仕組みを理解したいと思うようになりました。まずはビジネスのきっかけを生み出す営業職にチャレンジしたい。そのために、ジョブローテーション制度を活用し、この先もさまざまな経験を積みながら、さらに視野を広げていきたいです。

制作担当/小森丈嗣

やって分かった仕事の魅力

国籍・文化の異なる人々と協働し
日本に必要な海運ビジネスに従事
入社1年目から海上輸送をリード
自らの力で安全な運航を支える

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