2023/11/01 更新
日本ヒューレット・パッカード

世界170拠点のネットワークを駆使し
技術とビジネススキルを磨いていける

  • 日本ヒューレット・パッカード
  • キャリア
  • 若手社員
技術系専門職 サービスエンジニア
HPE Services統括本部
アカウントサポート本部
パートナーアカウントサポート部
齊藤涼介

早稲田大学で政治経済学を専攻。2017年4月入社。データセンターにおける障害調査対応を現場で学び、2年目に異動。パートナー企業のビジネスを技術的に支援する現在の部署に配属される。海外開発部門と連携した障害対応や、新規ビジネスの推進・既存ビジネスの課題解決に向けた技術支援を行っている

現在の仕事内容は?
法人向けにコンピューターなどの開発、製造、輸入、販売、リースに加え、各種ITサービスを提供する、日本ヒューレット・パッカード(以下、HPE)で、パートナー企業に技術面での課題解決を中心としたサポートを行っています。パートナー企業で解決することが困難な障害対応を行う際は、海外の製品開発担当者に問い合わせることも。また、技術面における造詣の深さを武器に、自社製品の導入に関する新規ビジネスの推進や既存ビジネスの課題解決に向けた技術支援を行っています。自社製品やサービスを活用した事業の枠組みづくりにまで携わっており、自分の希望する経験を積めていることを上司に感謝しています。
この仕事を選んだ理由は?
学生時代に塾のアルバイトで、自らの経験も活かして学習方法や進路決定について生徒の相談に乗り、進学に貢献できたという体験をしました。就職活動で重視したのは、「専門性」が得られ「貢献性」を感じられる仕事であるかどうか。好奇心の強いタイプだった私は、変化の早いIT業界に魅力を感じ、世界170カ国に展開するグローバル企業であるHPEと出会いました。まずは現場で実践的に課題を解決するために必要な技術力という専門性を獲得したい。そうした思いから、サービスの保守を担い、高度な技術スキルをもってお客さまを長期的に支えるサービスエンジニアを目指しました。入社後、顧客対応に「唯一の正解」はないという課題解決の面白さを実感したことで、私はさらに大きな課題を解決できるサービス企画に興味を抱き、現在は技術追求と共に、サービス企画の領域で挑戦を続けているところです。
仕事のやりがいは?
多くのメンバーと目標達成に向け、一致団結して成し遂げる「共創」ができることです。私が障害対応をリードするケースでは、対応を誤れば翌日の新聞の紙面を飾るようなインパクトを持つ案件もあります。社内外のあらゆる人と思いを一つにして課題を解決に導けた時は、大きな感動を得られます。
仕事の大変なところは?
世界中の優秀な開発者と情報連携できる点はHPEで働く魅力であり、同時にコミュニケーションの大変さを感じた点でもありました。日本のお客さまの要望をそのまま海外部門に伝えても、品質に対する考え方にギャップがあり理解されないケースもあります。海外部門と交渉する際には、特に合理的かつ簡潔に伝えることが重要だと学びました。
今までで一番印象的だった仕事は?
パートナー企業の既存ビジネスを改善に導くためのサービス立案です。現状のサービスにおける課題点を洗い出すため、ビジネスモデルを分析するワークショップを実施しました。約1年をかけて、パートナー企業独自の強みなどを分析し、成長戦略を検討した上で、当社が支援できることを協議しました。契約上、提供できないとされていた期間における問い合わせ対応の需要があることに着目し、新たなサービスを立案。ユーザー体験を改善させ、サービス導入を加速させることにつながりました。お客さまと一緒に時間をかけ、腹を割って話し合うことで、強固な信頼関係を結べたことが、私にとって大きな収穫でした。
仕事を通じてどんな成長ができた?
お客さまからのご質問に回答する際、単に質問に対する回答を提示するだけでは、お客さまが抱える問題の根本的な解決にならなかったり、ベストな解決策とはならないこともあります。実践的な課題解決の経験から、質問の背景やお客さまの期待などを的確に把握することの重要性に気付き、俯瞰した視点を意識するという姿勢が身に付きました。
今後の目標は?
お客さまへの提案で海外の事例を引き合いに出すことは多くありますが、求められる品質は海外より日本の方が高い。ベストプラクティスをグローバル向けに共有する機会を積極的に活用して、日本における成功事例を海外に発信し、高品質なサービスを広めていきたいと考えています。
自分らしく働ける仕事はどう選ぶ?
就職活動のときほど、企業が情報を開示することはありません。さまざまな業種や職種を見て、選択肢を広げることが大事です。特に、OB・OG訪問は学生ならではの貴重なチャンス。私は、外資系企業に実力主義の厳しいイメージを持っていましたが、HPEの柔和で面倒見の良い社員との出会いで先入観を払拭できたことが、今につながっています。

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