いい会社って何だ?
ビジネス変革の当事者となり
社会課題の解決を成し遂げる
フューチャーアーキテクト株式会社 代表取締役副社長
2001年新卒入社。R&D部門で大手企業の基幹システム刷新プロジェクトの全体アーキテクチャ設計をリーディングし、09年技術応用戦略室長に。スタンフォード大学客員研究員を経て、18年3月よりフューチャー取締役CTO。22年3月フューチャーアーキテクト代表取締役副社長就任
変革をリードするプロフェッショナルを輩出すべく
組織の垣根をなくし、学び合いのカルチャーを醸成
私たちの使命は「お客様の未来価値を最大化させること」です。お客さまと共にビジネスや経営のあるべき姿をデザインし、最新のテクノロジーを駆使して実装までを一貫してやりきる。これが他のコンサルティング企業とは異なる私たちの強みです。テクノロジーの進化やライフスタイルの変化に伴い、デジタルの力で今までの延長線上にはないビジネスモデルをつくりたい、というお客さまが増えています。例えば、総合エネルギー事業を展開する日本瓦斯株式会社(ニチガス)さまでは、ビッグデータを活用するためのプラットフォームを構築し、世界最大規模のLPガスハブ充填基地においてガスの充填作業の自動化や配送の最適化を支援しました。ニチガスさまは、経済産業省などが主催する「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)2022」グランプリに選ばれています。エネルギー産業のDX化は広く見ればサステナビリティーへの貢献にもつながります。お客さまと共に社会課題に向き合い、挑戦することがイノベーションへとつながるのだと思います。
いい会社とは、イノベーションを起こせるプロフェッショナル人材を輩出できる組織だと私は考えています。そして、プロフェッショナルとは、お客さまに成功と感動を届けるため、自身を律して自己研さんできる人材です。私たちは金融、製造、流通、小売、物流、サービスなどさまざまな業界のお客さまをサポートしているため、ビジネスやITはもちろん、各業界の専門知識も必要です。ですから、自ら望めば知識やスキルを高められる環境を整えています。互いに「学び合う場」が多く、特定の分野に知見のあるコンサルタントが集まって勉強会を開いたり、ビジネスや最新技術の情報、ノウハウの共有も盛んです。実装時にはコードに関する疑問をチャットに展開すると、すぐにたくさんのメンバーから回答が得られますし、壁に直面して悩んでいるメンバーがいたら、プロジェクトや事業部の垣根なく手を差し伸べることも当たり前です。自分の持つ知識を惜しみなく提供し、自発的に教え合う風土が一人一人の成長を促しています。
フューチャーには創業時から「若い人にチャンスを」というカルチャーがあり、年次やバックグラウンドに関係なく、手を挙げればさまざまなことにチャレンジできます。アサインもまずは自分で希望するプロジェクトを選ぶことからスタートするので、自分のキャリアをどう思い描くか次第で、無数のキャリアパスを歩めます。さまざまな業界で幅広い経験を積む選択もあれば、特定の業界で専門性を磨くことも可能です。
評価についても「個人プレゼン」という制度があり、経営層を含め1000人を超える全社員が年に1度、自分の成果をプレゼンテーションします。全社にオープンなので誰でも参加や視聴が可能で、また上長や同僚、部下からアセスメントシートによる360度評価を受けます。その率直な評価やアドバイスを糧に得意分野を伸ばしたり、改善すべき点があれば自身の能力をストレッチさせたりしています。私自身もみんなの率直なコメントが励みになり、多くの気づきを得ているので、互いをたたえ合い、高め合うカルチャーを今後も大事にしたいと思っています。
変化を恐れず前例なき挑戦を楽しめる人材こそが
ビジネス改革の実行者となる
イノベーションを起こすということは、未知なる領域に果敢に飛び込み、新たなビジネスや仕組みを創出することです。だからこそ、コンサルタントにはあらゆることに興味・関心を持ち、創意工夫を繰り返しながら自身がチャレンジを楽しむというマインドが必要です。また日々進化する技術をいかに活用するかが、企業の成長や未来価値を大きく左右すると感じています。今こそ最適なテクノロジーを組み合わせてデザインする「目利き力」とそれを実現する「実装力」を持つ私たちが変革をけん引しなければなりません。技術は世の中をより良くできる――。この信念を持ってコンサルタント自身が技術を磨き、ビジネスの知見を深めながら、企業とその先にある社会とをつなぐハブとなって複雑に絡み合う課題をひもとくことで、お客さまのビジネス変革をリードする。決して簡単なことではありませんが、社会変革の難題に取り組めることがフューチャーの仕事の醍醐味です。変革を成し遂げた先にある達成感や喜び、成長を存分に実感できる刺激的な環境が、フューチャーにはあります。
目利き力と実装力の
両軸を駆使し
課題解決に貢献する