フューチャー(フューチャーアーキテクト)
2021/10/26 更新

培ってきた「ビジネス×ITの知見」を武器に
クライアントの真のDXを実現する立役者

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アフターコロナ時代に、企業はどう備えるか
経営者たちの決断

コロナ禍に訪れた未曽有の事態によって、ビジネスのあらゆる常識が覆された。消費者やクライアントの価値観や働き方が変化する中で、企業は来るアフターコロナ時代にどう備えていくのか。コロナ禍における経営者たちの決断、各社の挑戦と変革の現場をお見せしよう。

フューチャーアーキテクト株式会社
代表取締役社長
神宮由紀

大学卒業後、シティアスコムに入社。1998年フューチャーシステムコンサルティング(現・フューチャー)に入社し、ITコンサルタントとして主に流通サービス業のプロジェクトに多数携わる。その後、介護離職を経て日本マイクロソフトに入社。2017年にフューチャーへ再入社し、19年フューチャーアーキテクト代表取締役社長に就任

【Decision】
変革や挑戦を楽しめる人材の
採用・育成をより強化

数年前からDXの必要性が叫ばれていますが、日本でDXの実現に本格的に取り組んでいる企業はまだ一握りという印象です。多くの企業は一部の業務プロセスのデジタル化や新たなシステム導入にとどまり、AIやIoTといった最新技術の活用も実証実験までで、本格導入には至らないケースが少なくありません。テクノロジーを根本的なビジネス課題の解決や変革に活かしきれていないことが多数見られます。

皮肉にも新型コロナウイルスの感染拡大は、日本におけるデジタル化の遅れを浮き彫りにし、企業のデジタル化を加速させました。私たちは日々、さまざまな業界のトップや経営層の方からビジネスの相談を受けますが、どの方も「日本が先送りにしてきた真のDXを経営課題として捉え、今こそ本気で取り組まなければならない」と強い危機感を持たれています。今まで以上にテクノロジーを駆使したビジネスモデルやオペレーションの構築ニーズが急増しており、創業以来、経営とITの両輪でお客さまのビジネスを支えてきた私たちにとって、この時代の変化はまさに追い風となっています。

フューチャーは1989年の設立当初から「お客さまの未来価値を最大化させること」をミッションにリアルタイム経営やビジネス変革を後押しし、守りではなく攻めの投資にシフトできるよう改革を実現してきました。流通や小売り、金融、製造など多種多様なお客さまに対し、各業界の専門性を持ったITコンサルタントが深い知見と豊富なナレッジを武器にビジネス戦略を立案し、システム設計から実装までを一気通貫で行っています。このように一貫したコンサルティングを提供できるのは、高い技術力があるからです。自分たちで実装まで手掛けるからこそ、常に中立の立場であらゆるテクノロジーを目利きできることも私たちの強みです。今後もお客さまにとって最善は何かを共に考え、ビジネス変革をリードする存在であり続けたいと考えています。

ナレッジを自然に共有する文化が
DXをリードする人材を育てる

今、ITコンサルタントに求められているのは、お客さまを陰から支えることではなく、共に改革を実行することです。コロナ禍で増しているこのニーズに応えるため、私たちは人材の採用・育成をより一層加速させることを決断し、積極的に取り組んでいます。

私たちが考える「お客さまと共に改革を実行できる人材」とは、あらゆる業界に興味を持ち、変化を楽しめる人です。お客さまの課題をひもとくと、その企業だけには収まらず、業界や地域、日本社会全体の課題につながることに気付くはずです。時には、その業界において当たり前とされてきた価値提供のあり方や収益構造そのものを抜本的に見直し、新たなビジネスモデルを構築することも必要であり、自分が持つ知識だけでは解決できない問題に直面することもあるでしょう。しかしフューチャーには、足りない知識やスキルを補い、吸収できる環境が十分に整っています。例えば、入社時にITの知識がなくても、個々のスキルや成長に合わせてコンサルタントとしての基礎知識を身に付けられる細やかな研修を行っています。さらに、社内では数多くの勉強会が自主的かつオープンに開催され、特定の業界や分野において専門性を持つ仲間と連携を図ることができます。一人一人がナレッジを惜しみなく発信し、仲間と共有するカルチャーが根付いているからこそ、誰もが新しい視点や生きたノウハウを積極的に吸収することができるのです。また個々のキャリアアップの観点から、本人が希望すれば興味のある業界や極めたい分野のプロジェクトへの異動も可能です。挑戦を繰り返すことで、広く深いビジネスの知見と技術力を身に付け、変革をリードする人材へ成長できるのだと確信しています。

IT人材の社会的なニーズは今後ますます高まります。私たちの責務は先輩として、若い人たちが未来に希望が持てるよう、より良い社会に変えていくことです。また、予測不能な社会で改革を実現するには、前例なき挑戦を楽しめるかが重要です。そこに文系・理系、性別は一切関係ありません。ですから、皆さんもぜひ楽しみながらチャレンジを続けてほしいと願っています。

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