イー・ギャランティ 2022/2/17 更新

伊藤忠商事の社内ベンチャーから誕生したサービスで 企業のビジネスの成功に貢献し、存在価値を実感できる

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先輩社員22人、入社前後の仕事観の変化をたどる
私たちが働く理由

自分の志向にマッチした企業へ入社すると、仕事のパフォーマンスも上がりやすいもの。しかし自分が成し遂げたいこと、かなえたいことが一体何なのか、言語化しきれなかったり、入社してみないと分からないよ……と悩んだりする学生も多いだろう。そこで各企業の先輩たち22人に、「学生時代」「入社数年経ってから」「コロナ禍を経験した今」、それぞれの時期の「自分が働く理由」を聞いてみた。
自分自身の働く理由を考えると同時に、「仕事選び」の視点を養っていこう。

営業第1グループ第9課 主任
田川 賢

2019年の入社以来、一貫して営業に携わり、金融機関および事業会社への提案営業を行う。主な業務は、新規開拓、提携金融機関との関係構築、既存顧客のフォローなど。現在は東京・神奈川・石川の3エリアを担当。普段は東京本社に勤務し、定期的に石川県金沢市の営業所に出張している。将来の目標、自分のチームを持つことと、新規事業を立ち上げること

金融サービスの提供を通して、企業の安定経営や新たな挑戦・成長を支援する当社は、toBに特化した事業を展開しています。事業会社に対しては、企業間取引で発生するあらゆる信用リスクを「保証」し、経営戦略のサポートを実施。例えば、資産背景や事業規模などを理由に取引開始に踏み切れない新規営業先がある際、その信用リスクを当社が引き受け、損保会社やファンドなどの機関投資家に流動化します。

「信用」が壁となり、事業拡大や新規ビジネスに挑戦できない中小企業やベンチャー企業にとって、当社の「保証」が新たな展望を開くのです。また、企業に融資する際、なるべくリスクを抑えたい金融機関に対しては、「融資保証」を展開。ビジネスチャンスの獲得につながる支援を行います。つまり、企業・金融機関の双方に「新たなチャンス」を付与し、経済の活性化やビジネスの創出に貢献しているのです。

今ではこんな風に事業やサービスを理解していますが、正直就職活動時は深く理解できていませんでした。しかし、設立以来増収増益を続ける事業の成長性や伊藤忠商事の社内ベンチャーから生まれた若くして裁量を持って活躍できる組織に惹かれたことを覚えています。また、リスクヘッジをしたい企業とリスクテイクにより収益を得たい投資家を結ぶ独自のビジネスモデル、様々な企業の経営者と折衝経験が積めること、「保証」の普及を通じて日本経済の発展に貢献できることに魅力を感じていましたね。

全ての企業に平等に
挑戦機会を提供したい

私は入社以来、新規開拓の営業を担当しています。当社の営業は飛び込み営業のようなPUSH型ではなく、顧客からの問い合わせを引き込むPULL型です。提携する100を超える金融機関から、ニーズのある企業をいかにして紹介してもらうのか。戦略を立て、金融機関にアプローチしてニーズの掘り起こしを行います。他にも、伊藤忠グループなど多くの有力企業からの紹介もあり、案件数は非常に安定しています。当社の営業の魅力は、業種を問わず企業を支援できることと経営者と直接話ができることです。あらゆる業種の経営者の方々と関わることで、多様なビジネスの仕組みやトレンドを知る面白さがあります。しかし、最大の醍醐味は課題を抱える企業が真に必要な支援を行えること。「おかげで倒産を免れた」「保証によって新規事業が成功した」「出会えてよかった」などの言葉は、自身の存在意義を実感できますね。信用リスクを保証するということは、経営の安定を支えている、ということなのです。

信用が得られず、挑戦を妨げられている中小企業やベンチャー企業は、世界中に数多く存在しています。そうした企業を保証することで、全ての企業が平等に挑戦できる機会を提供することを目指しています。そのためにも早く自分の組織を持って、チーム力で社会に貢献していきたいと思っています。

「働く理由」はどう変わった?

入社

会社の成長に負けない
自己成長を目指す

就職活動時を振り返ると、「自己成長」をキーワードに選考が早いベンチャー企業から採用試験を受けていました。何社も説明会や面接を受けるうちに、少人数のベンチャーならではと言える個人の裁量の大きさや、事業の面白さ、将来的な成長性などを重視して、就職先を考えるようになりました。
 
そんな時、信用リスク受託・流動化事業という新たなビジネスで成長し続けている当社の存在を知りました。会社が徐々に拡大しているタイミングでもあったため、「会社の成長に合わせて自己成長できそう」「大きな裁量のもと、若手のうちから活躍できそう」だと感じましたね。

当時は150名弱の従業員規模で既に全国で事業を展開していました。さらに、一人一人が担当する領域も大きく、保証サービスの他にもFinTech系の企業と共同で次々と新規事業を立ち上げていたので、この会社であれば、様々なチャンスが回ってきそうだと思いました。

2年

目の前のお客さまを
パートナーとして支えたい

入社後約1年間は、先輩社員に同行して営業のイロハを一から学ばせていただきました。入社2年目からは一人で営業に行く機会が増え、自身で直接お客さまと商談するようになりました。

実際にお客さまと話をすると、入社前に思っていた以上に、当社のサービスや、自身の提案が世の中から必要とされていることを実感できました。日々多くの感謝の声を頂戴する中で、保証という金融サービスが、お客さまの事業に欠かせない存在であること、自身の営業がお客さまに喜ばれるものであるということを自覚したのです。当初は自身の営業成績や会社の業績ばかりを気にしていた自分が、その頃から「目の前にいるお客さまの役に立ちたい」と思うようになりました。もちろん自身の成績や会社の収益も大切ではありますが、お客さまの立場に立って事業を支えるというマインドに変わったことが、自分にとって大きかったと思います。

現在

日本経済全体の活性化に
貢献することが使命

3~4年目になると、以前より広い視野で物事を考えられるようになりました。その頃に当社のビジョンや代表が日頃話してくださっていた言葉を、ようやく真の意味で理解できたのだと思います。それは、中小企業やベンチャー企業の新たな挑戦を支援し、日本経済を活性化させることこそ、当社のミッションであるということ。そして、保証=社会インフラという程、世の中にとって当社のサービスが当たり前である状況を作りたいと感じました。

そこからは、自身の営業トークが明確に変化したと思います。提携金融機関に対して「このお客さまを紹介してください」ではなく、「与信課題を抱えるお客さまのお役に立てるサービスですので、是非当社を紹介してください」というように。
 
これからも、日々自身のミッションを踏まえて、経営者視点を持ってお客さまと向き合い続けることで、会社と自身の見据えるビジョンを達成していきたいです。

会社のミッション

活力ある日本社会の創造に貢献

伊藤忠商事の社内ベンチャーとして2000年に設立された当社は、企業間取引に伴い発生するあらゆる信用リスクを引き受ける一方で、引き受けたリスクを投資家に流動化する事業を展開しています。企業の事業戦略をサポートすると共に金融機関のビジネスチャンス獲得に寄与し、活力ある社会の創造に貢献することをミッションとしています。