国際協力銀行 2021/10/29 更新
自分自身の成長が
日本企業の海外での活躍につながる
財務部 資金課
学生時代の海外留学をきっかけに、日本企業の海外活動支援に興味を持つ。2018年、国際協力銀行に新卒として入行。エクイティインベストメント部に配属され、ファンド出資業務に携わる。19年12月より、子会社のJBIC IG Partnersに出向し、ファンドに対する投資助言業務を担当。21年4月より財務部資金課に異動し、スワップ取引など資金調達業務に従事する
柔軟な対応が求められる財務部で
自己成長の大切さに気付く
現在は出資部門から一転し、JBICの財務部で資金調達業務に携わっています。例えば、過去に取り扱いのない通貨での融資の要望あった際、その通貨を何とかして調達するのが私たちの役割。さまざまな手段を講じ、多方面と相談・議論を重ねながら進めていく面白さがあります。あらゆるニーズに対応するには、知識や経験が不可欠。自己を成長させることこそが、貢献につながるということを意識してから、仕事への取り組み方も変わりました。
今後はやはり、インフラ案件など大規模な融資にも携わってみたいです。どの業務も、金融というツールを使って日本企業の活動を支援するという軸は変わりません。今はより多くの知識を吸収し、自分自身の引き出しを増やしていきたいです。
「働く理由」はどう変わった?
日本企業の海外での活躍を
支援したい
学生時代、海外や国際的な仕事に興味はあったものの、イメージは漠然としていました。それがより具体的になったのは、2度の留学を経験してから。国外における日本の存在を意識したことがきっかけです。それまではぼんやりとしていた将来のイメージが、「日本企業の国外での活躍を支援したい」という、明確なビジョンに変化。「働く動機」がはっきりしたことで、海外に行き活躍するというよりは、国内外からそうした活躍をサポートできる仕事へと、目指す方向を絞ることができました。支援と言ってもさまざまですが、影響力が高いという点で着目したのが金融業界。中でも、JBICは政策金融機関として、日本企業が海外でより活躍していくために、金融というツールを使い、幅広い分野において公益性を追求しながらサポートできる点に魅力を感じました。日本企業の活躍を支援したいという思いは入行前も今も軸として変わらず、働くモチベーションになっています。
働く理由を実感し
仕事への自信につながった
入行当初は金融の知識も少なく、依頼された業務をがむしゃらにこなしていくことで精いっぱいでした。一つの大きな転機となったのは、JBIC IG Partnersへの出向です。JBICでファンド出資を経験した上で、ファンドの運用に関わる業務にも携われたことで、資金を出資するJBIC、その資金を運用するファンド、そしてファンドから投資を受ける事業者という、それぞれの視点に立つことができ、業務への理解を深めることができました。特にJBICでファンドに対する出資を担当している時にはなかなか話を聞く機会のなかった投資対象者の話を通じて、やや漠然としていた「日本企業の海外での活躍を支援する」という働く理由がより実感を伴ったものに変化したように思います。
確かに日本企業の支援につながっているという自信を得られ、また政策金融機関だからこそ果たせる役割を改めて認識できたことで、よりやりがいを持って仕事に取り組むことができました。
より多くの知識を身に付け
日本企業に貢献したい
出資業務には3年間従事。入社4年目はキャリアを広げるため、JBICの動向を俯瞰的に把握できる財務部に異動希望を出しました。現在所属する財務部資金課では、直接融資や顧客と関わる機会は営業部ほど多くありませんが、当行の資金調達方法やいかに顧客により良いファイナンスを提供できるのかということについて、日々真剣に議論が行われています。
このような環境に身を置く中で、あらゆるニーズに対応できるよう深い金融知識や柔軟な発想を身に付け、自分自身が成長することこそが日本企業の海外での活躍に貢献することにつながると実感。以前よりも、さらに自己成長に対する意識が高まったように思います。それに伴い仕事の取り組み方も、依頼された業務をただこなすのではなく、相手の置かれている業務状況などを踏まえたプラスαのアウトプットを心掛けるようになりました。今後も誰かのためになることを考え、より多くを吸収し、貢献していきたいです。
日本が世界で重要な役割を果たしていくため
政策金融機関として国際ビジネスをサポート
「日本の力を、世界のために」というスローガンの下、日本の政策金融機関として、民間の金融機関が行う金融サービスを補完。日本にとって重要な資源の海外での開発促進、日本産業の国際競争力の維持・向上、地球温暖化防止などの環境保全事業の促進と国際金融秩序の混乱の防止をミッションに掲げ取り組んでいる。