トップカンパニーで働く先輩たちに聞く!
そもそも、インターンシップって何?
「インターンシップ」って、どんなことをするの? 一体、何のために参加するものなんだろう? そんな疑問を持っている人も多いかもしれない。そこで今回は、トップカンパニーで活躍する先輩たちに、過去の体験談と、インターンシップ参加を有意義なものにするコツを聞いた。
マーケティングリサーチ会社として国内NO.1 、世界NO.10の売上高を誇る。高度なリサーチ技術やデータ解析力などを駆使し、多種多様なお客さま企業のマーケティング活動をトータルサポートしている
最終ゴールは顧客役の社員に向けたプレゼンテーション。期間中3回、顧客に扮した社員の元をアポイントという形で模擬訪問します。しかし、自分なりにデータをまとめ、提案するものの、先輩社員はいつまでたっても首を縦に振ってはくれません。「深く思考しろ」という指摘は、今でも強く心に残っています。 生活者の年齢、季節などの外的要因、広告掲出後の出口調査など一つ一つのデータを多層複合的に捉える。集客が最大化できる地点を見抜き、顧客にとってメリットになる施策へアウトプットする。まさに、この仕事の面白さが凝縮されているプログラムであると言えるでしょう。
当社のビジネスの真髄は、中立の立場から提言すること。それがデータのサプライヤーにとどまらない、インテージ流のパートナーシップです。自身を振り返ると、インターンシップを通じて顧客視点や生活者視点に立ち、課題解決に取り組むことで、私の目指すキャリアが具体化できました。海外で感じた「正しく物事を見つめたい」という欲求を満たし、真の課題解決ができる場所なのだと実感したのです。
この濃密なインターンシップで、より深い学びを得るためにできることは何か。それは日頃からアンテナを高く張り、マーケティングリサーチの考え方を訓練しておくことです。と言っても、決して難しいことではありません。例えば自分が手に取った飲料水について、商品購入に至った心情の変化や情報の接触頻度などを生活者視点で深く思考する。そうすることで、インターン期間中も自発的に考えることができ、新しい視点を持つことができるはずです。